冠城亘(かぶらぎ わたる)とは、刑事ドラマ「相棒」のもう一人の主人公で、杉下右京の4代目相棒である。
演:反町隆史
前々から言おうと思ってましたが、概要は自由に編集してくださって結構ですよ?
法務省から警視庁に出向してきた官僚の男。
歴代でシリーズで長期にわたり右京の相棒を務めるキャラの中では珍しく、警察官ではない男。
知的でクールであり、その博識さは右京と双璧を成すほど。
また、真相を知るためにならどのような手段も辞さない危険思想を持つ一面も持っている。
これまでの相棒は皆、時に正義が暴走する右京のストッパー的な役割を果たしていた為、右京と冠城のペアは正にリミッターが存在しない暴走マシンそのものという故・小野田が最も恐れる存在であると言えるだろう。
右京の呼称の仕方は亀山以来の「右京さん」である。
これ以前にミスターデンジャラスという同局ヒーロー番組のドリアンライダーのような呼び方をしたが、これは右京に怒られて却下された。
かなりの権力者であるせいか警視庁の刑事達からはかなり気を使われており、殆どの者が敬語を使っているが、本人は「タメ口でいい」とフランク。
本格的なコーヒー派であり、コーヒーはコーヒーメーカーではなく、入れる前にミルで豆を擦ってからドリッパーで入れる。特命係の部屋には各種コーヒーの道具が置かれるようになった。
性格としては上記に書いて有るとおり危険思考も持っているが、感傷的になることもあったり、また図太いところもある。官僚であり、右京からは「同居人」と呼ばれ、特命係の名札に彼の名札はなかったのだが、7話目で自作した。そしてその自作した名札は次の日、ちょっと大きいからと右京に削られてサイズがあわせられている。
長らくその権力を利用して捜査をしていたが、これまでのことが祟り上層部の目に余り失脚。
天下り先を紹介され、その中には警視庁の名前があった。
その後紆余曲折あり特命係に配属され右京の相棒となる。
相棒になった後は地位は失っているが無茶をすることが多く、その度に右京から咎められている。
season15最終話での、亘が右京のなり振りかまわない捜査手法に苦言を呈し「想像が及ばないのなら黙っていろ!」と一喝されるも、「右京さん、あなた何様だ?」と返す場面は、初期の亘と右京の関係性を示す名シーンのひとつ。
その後は右京との信頼関係を強固とし、「真実を追及するために手段は選ばず目的も一緒だが、その手法は右京と異なる」という絶妙な距離感を持った「相棒」として活躍。7シーズンにわたり出演し、season20の時点では初代相棒の亀山薫を抜いて最多出演の相棒となった。なお、薫がseason21から復帰したことにより、現在は再び薫が最多出演になっている。
season20最終話にて、法務省時代の上司から「公安調査庁の改革のための強いインパクトを持つ人材」としてヘッドハンティングを受け、警視庁の退職を決意。「去る者追わず、来る者拒まず」だった右京からは「もう少し、一緒にやりませんか?」「君が特命係を去ることを、できれば拒みたい」という最大級の評価とともに引き留められたが、「最高のはなむけの言葉です。長い間、お世話になりました」と返し、特命係を去った。
関連動画は何とお呼びしましょう?ミスターデンジャラスで宜しいですか?
関連項目をもう少し見せてください。これは中々面白そうだ…!
相棒 | ||
登場人物 | 特命係 | 杉下右京 - 亀山薫 - 神戸尊 - 甲斐享 - 冠城亘 - 青木年男 - 陣川公平 |
その他 | 米沢守 - 角田六郎 - 伊丹憲一 - 内村完爾 - 大河内春樹 - 小野田公顕 -浅倉禄郎 | |
本編 | ピルイーター - ボーダーライン - 右京の目 | |
映画 | 相棒 -劇場版Ⅱ- | |
関係者 | 役者 | 水谷豊 - 寺脇康文 - 及川光博 - 成宮寛貴 - 反町隆史 六角精児 - 山西惇 - 川原和久 - 片桐竜次 - 神保悟志 - 岸部一徳 - 石坂浩二 - 生瀬勝久 |
脚本 | 太田愛 | |
音楽 | 池頼広 | |
制作 | テレビ朝日 - 東映 - 小学館 | |
関連項目 | 刑事ドラマ - テレビドラマ - テレビ番組の一覧 - 官房長シリーズ |
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