凶虫バゥとは、 D3パブリッシャーから発売されたPS2用ゲーム『THE 地球防衛軍』シリーズに登場する敵キャラクターの名称である。
概要
地球防衛軍シリーズの2以降から登場する巨大生物。通称『蜘蛛』。
世界観が一新された地球防衛軍3以降の作品では『蜘蛛型巨大生物』と呼称される。
人間の3、4倍以上の巨体を持つハエトリグモに似た巨大生物。顔だけでも人間一人分のサイズがある。
歩行はせずジャンプで障害物を飛び越えながら移動し、下腹部から粘着質かつ強酸性の糸を発射して攻撃する。人間を捕食する事が確認されており、人間が意図に絡め取られて捕食される光景を見たと思しき、お局隊員は「死ぬ!糸に巻かれて死ぬんだよぉ!」と評した。
糸は数本~数十本が放射状に発射され、着弾後やバゥ自身の死亡後も、消滅するまで当たり判定が残り続ける。至近距離で糸を受けると多段ヒットし、低難易度でも致命的なダメージとなる。
直撃を受けなくても、残留した糸で移動速度を低下させられると同時に、継続的な被害を強いられる。また、糸は壁などの障害物を貫通する特性がある為、思わぬ場所から直撃を受ける事も少なくない。その為、生理的嫌悪感を煽る外見も相まって、全EDF隊員から最も危険な敵の一種として恐れられている。
3では耐久力が下げられ、攻撃力も若干低下したようだが、脅威である事に変わりは無い。
攻撃直前に動きを止める点や、ジャンプの際に建造物やMAP端に引っかかって移動を阻害される点、爆発物で攻撃されると転倒する事などが弱点。耐久力は巨大甲殻虫と同等、或いはそれ以下なので、グレネードやスナイパーライフルによる長距離攻撃が有効。ペイルウィングならばサンダーボウなどの連鎖雷撃銃によって、まとめて制圧することが可能。フェンサーならばディフレクターで糸を跳ね返し、その高火力をバゥ自身に味わわせることも出来る。
地球防衛軍2PORTABLEには、銀色の体色を持ち、黒い糸を吐く亜種、鋼体強化種(通称:鎧蜘蛛)が登場。従来種と同等の攻撃力と移動能力を持つ上に、耐久力まで上昇した強敵である。
バゥを更に巨大化させた大蜘蛛バゥ・ロード(超巨大蜘蛛型生物)も存在する。
耐久力が30倍以上に強化され、糸が放物線軌道を描かずに放射される為、射程が大幅に増している。
巨体ゆえに移動能力も高いが、糸の散布界が広い分、至近距離での被ダメージ率は若干ながら低い。
しかし、対クイーン戦や対ソラス戦のように、かんしゃく弾やショットガンによる近接戦闘を挑むのは無謀な為、中~遠距離からのスナイパーライフルや連鎖雷撃銃などによる攻撃が推奨される。
4では糸の攻撃力が3倍に増したうえ、糸を連射する能力を得て更に強化された。
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関連項目
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