出た、爆船さんの鉄壁調整だ!とは、ポケモンAGneXtではよくあることである。
概要
爆船氏が投稿する架空デュエル「ポケモンAGneXt」は、圧倒的なボリュームや個性豊かなキャラクターたちなど、魅力的な要素を多く持つ動画である。
その中でも特に大きな特色の1つが、当動画の殆どのデュエルで実行されている“鉄壁調整”である。
そもそも鉄壁とは
「てっぺき」とは、使用したポケモンのぼうぎょをぐーんとあげるわざである。
サトシのコータスが得意としている。
鉄壁とは、デュエル中にプレイヤーのライフが残りわずかまで追いつめられる状態のことである。
アニメや架空デュエルではこれが勝利フラグになることが多い。
つまり、「サトシはこうげきをこらえた!」→「サトシのきしかいせい!」ということである。
(「魂の一撃」や「CNo.39 希望皇ホープレイ」などが使えるのであながち間違いではない)
「鉄壁」と呼ばれるのは、少なくとも残りライフが3ケタになった後ではあるのだが、残りライフ800(ガンマンやライディングデュエルのセーフティライン)以下で鉄壁と呼ばれたり、「500以下じゃないと鉄壁とは呼ばない」という人がいたりと、基準は特に決まっていないようだ。
なお、現実の鉄壁はバーン効果・貫通効果などにより、割と真面目にピンチである。
鉄壁理論
その鉄壁だが、AGneXt世界ではオーキド博士によって論文にまとめられており、「鉄壁理論」と呼ばれている。
博士曰く、「公式戦の決着時の勝者のライフは、100や200など限りなく0に近い数値であることが多い」「残りライフが後僅かまで追いつめられた方は、逆転勝利をつかむ可能性が非常に高くなる」とのこと。
なおこれは結果論で、根拠は特にないらしい。それって論文って言えるのか?
この理論の普及のため、手軽にバーン効果を発動できる「ガガガガンマン」はAGneXtでは禁止カードとなっている。
AGneXtで鉄壁と言う場合、基本的に「ライフが100以下になった時」のことである。
実際、数あるAGneXtのデュエルの多くは、勝者のライフが100以下であることが非常に多く、これまでに行われたデュエル全般でも、対戦者の一人もしくは両者がライフが100以下に持ち込まれることがほとんどである。
特に投稿者からの指定はないが、ライフが100以下になった時には「鉄壁突入」、ライフが50以下になった時には「超鉄壁突入」とコメントされることが多い。
以上より、ポケモンAGneXtでの鉄壁は他の架空以上に強力な勝利フラグである。
よって基本的には鉄壁に突入した者が勝利するが、実力が拮抗している場合には両プレイヤーのライフが鉄壁に突入することもある。
この場合、完全にどちらが勝つかわからない熱い展開が用意されることが多い。
また、自爆特攻やカードのライフコストで鉄壁に突入した方のプレイヤーが勝利する例も確認されており、必ずしも相手の攻撃で鉄壁になる必要はないようである。
あくまで、全力で戦い、偶然ライフが100になった時に発動する法則なのだ。
また全てのデュエルで鉄壁になるわけではなく、相手との実力差がある時やネタに走ったデュエルなどでは、鉄壁にならず決着がつく場合もある。
投稿者の爆船氏も、「鉄壁があるからこそピンチが極限まで映える」「俺の中での鉄壁は百歩譲って200まで」「50にできるかが勝負だと思っている」といった発言を残しており、鉄壁に対するこだわりが感じられる。
その他の理論
ポケモンAGneXtでは、「鉄壁理論」の他にも「架空デュエルではよくあること」が理論として提唱されている。
恐らく大体オーキド博士のせい。以下、その理論について紹介する。
- ミラフォ理論
「聖なるバリア-ミラーフォース-」など、特定のカードの成功率がかなり低いという理論。
要するに「ミラフォは働かない」ということである。
とはいえ成功確率は0ではなく、仕事をすることも極々々々々稀にある。
- カケラ(ドローソース)理論
ドローソースの発動は妨害されにくいという理論。
カケラとは「強欲なカケラ」のことを指し、発動してからドロー効果が適応される2ターンの間にこのカードが破壊されることはほとんどない。
他にも、例えば「ガード・ブロック」は「聖なるバリア-ミラーフォース-」などに比べ成功確率が非常に高い。
この理論の普及のため、オーキド博士が各企業や市場に働きかけたおかげで、ドロー系のカードは非常に安く手に入るようになっている。なんだ、オーキドっていいやつじゃん!
ただし、「フォーミュラ・シンクロン」などの例外はある模様。
- 250円理論
レモンかわいそう。
なお、サトシの活躍により廃止された模様。
- 説明はフラグ理論
「これでお前のモンスターは全て攻撃終了!」「次のターンが来れば俺の勝ちだ!」「ミラフォが伏せてあるから大丈夫だ!」などと考えたプレイヤーの敗北確率が一気に跳ね上がるという理論。
ちなみに、上記3つのフラグを全て立てたBA☆KAなデュエリストはオーバーキルされた。
- 精神攻撃理論
相手を精神的に追いつめて、冷静さを奪いプレイングミスを誘発させる理論だと思われる。(名前のみ登場)
ただし、味方の激励などにより逆に覚醒フラグになったりするため、実演の際には注意。
- ゲス理論
恐らく精神攻撃理論の類似品。
要するに「≒ベクター理論」。挑発して相手に対し精神的に優位に立つらしい…が、性格や日ごろの行いのために実行できないキャラもいる様子。
あれ、これただの負けフラグじゃね?
- オーバーキル推奨理論
勝利条件を満たした後でも更なる追撃が可能な場合、デュエルが終了後も更なる追加攻撃ができるという理論、というか裁定である。オーキド処刑論。
これにより、1デュエルに2回以上勝利条件を満たした人や6000ものオーバーキルを意図的に行った人がいる。
なおこの理論に則り、「拡散する波動」など、強制的に2回以上攻撃を行うモンスターが存在する場合、オーバーキルを行うことが強制される。従わないと反則負けじゃよ?
関連動画
【片方が鉄壁・相手が負けフラグの典型的な例】 【双方鉄壁・展開的にもどちらが勝つかわからない】
関連項目
- ポケモンAGneXt
- 架空デュエル
- オーキド博士
- 死亡フラグ
- フラグ回収
- 出た、100年さんの族結コンボだ!(恐らく元ネタ)
- 出た!シャークさんのマジックコンボだ!(元ネタの元ネタ)
- 出た、ハシビロコウさんの鉄壁調整だ!(類似ネタ)
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