前方のヴェントとは、ライトノベル『とある魔術の禁書目録』の登場人物である(CV:平松晶子)
概要
ローマ正教・神の右席の一人である魔術師。 神の火(ウリエル)の性質をもつ。
舌にピアスを留め、そこに腰の下まで伸びる細い鎖と小さな十字架を取り付けた若い女。
自身曰く『二〇億の中の最終兵器』。
使用する術式は牽制用であるハンマーを利用した風の術式、そして最大の武器である『天罰術式』。
「スン↓マセーン↑(゚∀゚)!!!」を始めとしたエキセントリックな話し方をする(別に彼女に限った話ではないが)。
とある理由から科学サイドを激しく憎悪しており、ビアージオにアドリア海の女王を用いた科学サイドの破滅を命じたのも彼女である。
上条当麻をローマ正教の敵とみなし、暗殺をローマ教皇に承認させたうえで単身学園都市に乗り込むが…
天罰術式
その効果は"ヴェントにわずかな敵意でも持ったものを気絶させる"というもの(医学的には酸欠による仮死状態)。
かなりぼんやりとしたイメージでもヴェントの姿を捉えたうえで、「なにコイツうぜぇ」と思ったり、「コイツは危険だ」程度の警戒でも抱くと発動してしまう凶悪な術式。このためにヴェントの顔のピアスは視覚的に嫌悪感を誘うという用途を含んでいる。
通用しないのは幻想殺しをもつ上条当麻(右手が効果範囲に含まれるため)と、ヴェントをゴミ同然に見て敵意を向けることなく殺意だけ抱いた木原数多のみ。他に行動していた人物は皆ヴェントを認識していなかっただけである。また、アレイスターも影響を受けていなかったが、こちらの理由は特定できない(木原同様、敵意を抱くほどの存在とみなしていなかった可能性が高い)。
殺人を抑えての大規模制圧や敵地潜入には非常に大きな効果を発揮するが、あまりに無差別で場合によっては味方すら巻き込みかねないという欠点も持つ。
関連動画
関連静画
関連項目
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