カード
名前 | 剣闘獣ガイザレス |
属性 | 闇属性 |
種族 | 鳥獣族 |
レベル | ★★★★★★ |
ATK/DEF | 2400/1500 |
効果 |
「剣闘獣ベストロウリィ」+「剣闘獣」と名のついたモンスター |
概要
剣闘獣における切り札の一枚。剣闘獣ヘラクレイノスと並ぶ、上級剣闘獣である。
剣闘獣ベストロウリィとその他の剣闘獣からなり、登場と同時に2枚のカードを破壊する。
特殊召喚にカードを2枚消費(-2)し、効果による破壊でそれを取り戻し(+2)、そしてこのカード自身が場に(+1)。
よってこのカードを特殊召喚したことによる、総合的なアドバンテージは+1。呼ぶだけでカード1枚分のアドバンテージが得られ、かつ攻撃力2400が場に残る、強力なカードである。
くわえて戦闘後はまた他の剣闘獣2体と交換できるので、またまたそれも+1のアドバンテージとなる。ほか、呼び出した剣闘獣が何らかの効果を発動するため、相手とのアドバンテージ差は凄まじいものとなる。
鳥獣族であるためゴッドバードアタックなどの恩恵も得られ、闇属性からか多くのサポートを受けることも可能。もちろん剣闘獣なので「剣闘獣の戦車」などの強力なカードで場を固めることもできる。
剣闘獣を一躍させたカードであり、融合素材である剣闘獣ベストロウリィが制限カードとなった頃も、剣闘獣ベストロウリィが2014年から制限解除された後も、その強力なカードパワーは健在である。
対策
ガイザレス登場、2枚破壊→2体の剣闘獣と交代→剣闘訓練所で剣闘獣ベストロウリィをサーチ、またガイザレス登場、のループにはうんざりした方も多いはず。
当然だがこのカードによるアドバンテージはその効果によるものである。なので、効果を封じることさえできてしまえば、別段どうということはない。
モンスターを対象とされた場合は「我が身を盾に」1枚で対処可能。1500のライフを失うが、相手は2枚の消費で1枚のカード(=ガイザレス)を呼び、かつ損失分を回収できないのだから、1:2の交換でこちらのアドバンテージとなる。
ほか、モンスター効果を無効にすることで有名なカウンター罠「天罰」も対策になる。こちらは手札1枚のコストを要するため、2:2の交換となり直接のアドバンテージとならない。カウンター罠のためチェーンされにくいが、そもそも剣闘獣は盗賊の七つ道具や魔宮の賄賂が積まれやすく、その両方に無効化されるため過信は禁物である。
また、融合素材である剣闘獣ベストロウリィの召喚を妨害する手もある。(こちらは『剣闘獣ベストロウリィ』の項を参照)
特殊召喚モンスターである点から、特殊召喚を禁止することで根本的な解決となる。フォッシル・ダイナ・パキケファロを事前に立たせておいたり、制限カードである王宮の弾圧(2011年から禁止カード化)を用いたりすれば、それらが存在する限りはガイザレスを見ることはまずない。剣闘獣というデッキそのものが特殊召喚に依存するので、これらは剣闘獣に対する決定的なメタカードになり、かなり強力である。このカードを含む剣闘獣モンスターは種族・属性にばらつきがあるため、御前試合などを事前に発動すれば、このカードの特殊召喚を抑制できる。
剣闘獣ガイザレスは、一度召喚に成功してしまえば、蘇生の制限はとくにないため、死者蘇生による復活も可能。効果の発動については「このカードの特殊召喚に成功した時」とあるので、破壊効果もそのときに使用できてしまう。
これを逆手にとり、相手の墓地から釣りあげ、逆に利用してしまうのも手である。この際消費は死者蘇生1枚に対し、利益はガイザレスと破壊2枚の計3枚。1:3の交換で、アドバンテージも良好である。
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関連項目
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