力(プロレスラー)とは、リキエンタープライズ所属のプロレスラーである。本名は百田力(ももた ちから)。
父親は百田光雄、祖父は力道山という、血筋だけならサラブレッド級のレスラーである。
概要
高校(土浦日大)時代はアマチュアレスリング部に在籍。大学卒業後に父親が役員を務めていたプロレスリングNOAHの入門テストを受けるが不合格に終わる。
その後は百田光雄の売店手伝いなどをしていたが、天龍プロジェクトの興行で父親が折原昌夫に襲われるのを見て、いても立ってもいられなくなり思わず乱入。それをきっかけにプロレス入りに向けて再び動き出す。再始動後は折原の指導を受け、2013年12月16日の「力道山没50年追悼記念興行」にて「力(ちから)」のリングネームでデビュー。
基本的に、百田光雄と折原昌夫が練習や試合などの面倒を見てきている。
デビュー後はスターダムのリングにて父・光雄とのタッグでがばいじいちゃん&HIROKIと対戦、続いてジ・ウインガー自主興行では折原とのタッグで高岩竜一&HIROKI組と対戦。さらに折原の自主興行ではHIROKIとシングルで対戦し、東京愚連隊興行では光雄とのタッグで高木三四郎&今成夢人と試合をした(この試合はニコニコプロレスチャンネルで中継され、試合動画がニコニコ動画にうpされている)。さらに4月のリアルジャパンのリングで、折原&光雄とのトリオでグラン浜田&ウルティモ・ドラゴン&間下隼人と対決し、5月のメビウスでは親子タッグでがばいじいちゃん&山本SANと対戦している。さらに7月の愚連隊興行では高木三四郎&坂口征夫組とも対戦した。さらに愚連隊興行で今成夢人と対戦したことをきっかけに、ガンバレ☆プロレスに父親と組まず単身で参戦するようになった(とはいえ、会場に家族が付いてきてたりはするのだが)。
力道山(生前から色々と黒い話は絶えないが、ガチンコの実力に関しては本物の強さだった)と百田光雄(今はすっかり力衰えたが、全日本プロレスの世界ジュニアヘビー級王座にも就いた実力派)の血を受け継いでいるとは思えない、江頭2:50を思わせる挙動不審なムーブとあやふやな受け身、スポーツジムのトレーナーもしているとは思えないぽっちゃりおっぱいに必殺技のセーバーチョップの爆笑gdgdっぷりで、一部のプロレスクラスタに絶大的な支持を受けている(かつてのゴージャス松野や勇者アモンと同じレベルで)。
ガンバレ☆プロレスのパワー・オブ・ドリームス(今成夢人&力)
デビュー以来ずっと、プロレスネタクラスタに笑われる存在だった力だが、東京愚連隊興行で対戦した今成夢人とタッグチーム「パワー・オブ・ドリームス(今成の「夢」と百田力の「力」が由来)」を結成し、ガンバレ☆プロレスに参戦するようになってから、プロレスファン(というか、ガンプロユニバース)の間で、評価が逆転しつつある。
力のお人好しかつ愚直な性格と今成の熱い性格がいい感じに融合し、観客から素直な声援も受けるようになってきた。ガンバレ☆プロレスが選手の技量よりも、愚直で熱い人間性を重視する団体であることも、幸いしているのだろう。
得意技
- セーバーチョップ:コーナーから飛び降りながら、相手に向かって放つ袈裟斬りチョップ。ダイビング袈裟蹴りチョップと同型の技。
- 各種空手チョップ
- アンリミテッドパワー:セーバーチョップに続く第二の得意技。助走をつけたランニングポディプレスで、技を決める時、「パワー!」と叫ぶ。
エピソード
- プロレスの練習は新木場1stRINGで週に1~2回の合同練習に参加。体作りはスポーツジムで行っている。以前は前橋の練習場まで通っていた。
- 父の百田光雄からは「プロレスはキツイぞ!」「俺はオヤジほど才能はなかったけど、おまえはもっと才能がないから。大成はしないけど、それでもいいなら」と言われたという。
- 売りはパワーとルックスらしい。運動能力の鈍さは父親も認めるほどだが、それをカバーできるくらいのパワーがあるらしい。
- 桜庭和志のジムで総合格闘技の技も習っていたそうだが、プロレス技も含めて技のおぼえの悪さは本人も自覚している。なんとか覚えたのは、十字、三角絞め、アームロック、オモプラッタ、チョークくらいだそうである。
- プロレスゲームは「ファイヤープロレスリング」よりもセガの「全日本プロレス」のほうが好きだった。
- スタートレックやスター・ウォーズが好きで、ペーパーブックを海外から取り寄せて読むレベルの愛好家である。ちなみに好きなエピソードは「エピソード3」。パルパティーン皇帝ことダーク・シディアスの無双っぷりにシビレたようで、Facebookではダーク・シディアスのコスプレをしている。
- スター・ウォーズのグッズ収集は父親に止められているが、髙山善廣が実物大のR2-D2を持っていること(しかも、「開運!なんでも鑑定団」で70万円の値がついたことも)も知ってるくらいのマニア度である。
- 必殺技のセーバーチョップは当然、ライトセーバーにちなんで命名された。
- アマレス時代はタックルが得意ではなく、しかもローリングもできないのでフォールを取りにいけなかった。パワーで圧倒し、ポイントで判定勝ちを狙うタイプだったそうである。
- NOAHの入団テストでは、腕立て伏せ300回と腹筋1000回はできたものの、スクワット500回後のジャンピングスクワット150回でスタミナ切れとなる。それが不合格の原因になったそうである。
- 当然のことながら、父親との仲はいい。むしろ、親離れのしてなさが不安になるくらいである。
- 2016年8月6日ににDDTプロレスリングが管理する「キング・オブ・ダーク王座」のベルトを戴冠。ただしこの王座は王者に対する敗北により移動し、直接勝利するまで手放すことが出来ず所持中はDDT本体興行の場合基本的にダークマッチ(第0試合)にしか出られなくなるといういわば「呪いのベルト」である。2016年8月28日に両国国技館で行われたDDTのビッグマッチ「両国ピーターパン2016〜世界でいちばん熱い夏〜」にもダークマッチでの参戦を果たした。なお王座は2016年9月25日の後楽園ホール大会でDDT NEW ATTITUDEの島谷常寛に移動。
- 2016年10月に大森駅東口前広場で行われた大森UTANフェスタにおけるDDT主催・世界大森級挑戦権争奪バトルロイヤルに勝利し、2017年10月にUTANフェスタ内で行われる予定の大森夢フェア認定世界大森級王座選手権試合への挑戦が決定した。チャンピオンは大石真翔。
- そして2017年10月、大森夢フェア認定世界大森級選手権試合において王者・大石真翔をスクールボーイで下し初の(勝利で得られる)シングルベルトを戴冠。次期挑戦者はアントーニオ本多。なお次回の選手権試合は2018年10月開催予定。
- 女性に手を上げることを善しとはしないため、ミックスドマッチにおいては普段以上に困惑の種となる。
関連動画
関連項目
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