勇者とは、勇気のある者。勇敢な者に対する称号。論語にもこの単語は登場する。
曖昧さ回避
勇者(娯楽作品)
コンピューターRPGなどにおける勇者とは、モンスターを倒したりしながら魔王城に行き魔王を倒す職業である。
ゲームや媒体によって多少の違いはあるが、武力行使で人々を救う職業だと思っておけばよい。
基本的に主人公や、パーティのリーダーであることが多い。
武器による攻撃も魔法による攻撃も使えるが、戦士や魔法使いのような専門職には劣る、という、よくいえば万能、悪くいえば器用貧乏な能力設定が普通。
ドラゴンクエストシリーズの勇者について
日本で職業としての「勇者」がメジャーになったのは、ドラゴンクエストシリーズの影響が大きい。
DQ1ではプレイヤーキャラは一人旅であるため、職業の概念は存在しない。「強大な悪に立ち向かう存在」としての勇者であった。
DQ2でパーティバトルが導入されるものの、後に出来上がる職業としての勇者のイメージに合致するキャラはいなかった。
勇者専用の武具が存在し、それを全て装備出来るのは主人公・ローレシアの王子
初めて勇者という職業が登場したのがDQ3である。
DQ3では主人公の職業は勇者で固定され、パーティから外すことができない(リメイク版はクリア後に可)、転職をすることができない、他の人間は勇者になることができない、勇者しか覚えない専用の呪文がある、勇者しか使えない専用の装備がある、など他の職業とは違う特別な職業として扱われていた。
具体的に主人公が何故勇者であるのかと言う設定はとくに語られていない。主人公の父親もまた名の高い戦士であったが、
続くDQ4と5では、転職システムが消えた事で勇者に限らず全てのキャラクターの職業が固定になったため、「特定の人間しかなれない」と言う特別性は実質消えているものの、専用の武器防具や呪文が存在し戦士と魔法使いの中間的な能力と言うイメージはそのままである。
DQ4では主人公が勇者であるが、ストーリーの進行形式にオムニバス形式を採用した関係で、ゲーム開始からしばらくは勇者は登場しない(リメイク版では「序章」でちょろっと登場するが)。専用呪文や専用装備は存在するものの、馬車システムのおかげで戦闘のパーティに加えなくて済んだりとか、多少価値が落ちている。
DQ5ではそもそも主人公が勇者ではなく、勇者が登場するのは後半である。また、仲間モンスターシステムのおかげで仲間として選ぶメンバーの選択肢が非常に多岐に渡るため、勇者が登場してもメンバーどころか馬車にすら乗せないと言った選択もあり得るようになった。しかしストーリー上ではある意味最も勇者の存在が強調されており、勇者がいなければ成し得ないこと、勇者がいなければ行けない世界、また自分が勇者になれず悪を打ち倒せないと知った人物の悲哀なども見る事が出来る。
これが大きく変化したのがDQ6である。転職システム復活に加えて勇者にも転職が可能になったため、勇者は特別な立場から経験さえ積めば誰にでもなれる職業になってしまった。
職業の中では最も使い勝手がいいものの、転職するのにはかなりの戦闘回数を積む必要がある。主人公は他のキャラより勇者になりやすいなど、特別な部分はわずかに残されているが、それでもプレイスタイルによってはシナリオクリアまでに一度も勇者を経験しなかった、なんてこともありえなくはない。主人公専用の伝説の武具は存在するが、主人公がそれを装備出来る事と、主人公が勇者になりやすい特性を持っている事に関連性があるのかどうかは不明である。
また、誰もが勇者になれるので、クリアした後のやり込みでは、最終的にパーティ全員が勇者になってしまうということも起きるようになった。ただしこの勇者のバーゲンセール状態については、DQ6のストーリー上ではDQ4のように勇者になる人間を探し出して始末と言う方法ではなく、「人が持つ力を伸ばし勇者を生むダーマ神殿を魔王が恐れ封印した」と言う設定があるので、勇者は特別な存在ではあるが特定の誰かではないと言う大前提が存在する。
DQ7では勇者はさらに安売り状態になる。主人公の「勇者に転職しやすい」という特殊性が消滅したほか、伝説の武具がそもそも特定の誰かの専用装備ではなくなったりしている。また、勇者になるための条件がDQ6に比べて遥かに簡単になっており、プレイの仕方によっては終盤に差し掛かる頃にはパーティ内に勇者が2~3人居てもおかしくなかった。
あらゆる仮定をすっ飛ばして直接勇者になれるアイテムまで登場したり、そもそも勇者よりも使い勝手のいい職業まで出てくる始末である。どうしてこうなった。
DQ8では職業という概念は出てこないが、主人公の覚えるスキルに「ゆうき」というものがあり、今まで勇者専門だった特技を覚えることができる。主人公の専用装備も復活しており、劇中での活躍は勇者と呼ぶにふさわしい。
そしてDQ9では、職業&転職システムが復活し、勇者も遂に復活か、と言われていた。が・・・
ゲーム中に「勇者」は登場せず、勇者専用の呪文であったデイン系も登場しない、という状態である。これはDQ9が複数人でのマルチプレイを前提に設計されているためで、マルチプレイ時に勇者のような使い勝手のいい職業を全員が選択するのを防ぐため、と言われている。
色々な勇者
DQ以外のゲームでも「魔王に戦いを挑むもの」として、勇者という職業が出てくることがある。弱きを助け、強きに立ち向かうという勇者としての「お約束」を逆手に取ったパロディも多い(勇者のくせに卑怯だとか、勇者のくせに弱虫だとか、勇者のくせになまいきだとか)。
MMORPGの世界では、罵倒や嘲笑の意味で「勇者様」という言葉が使われることがある。MMORPGではプレイヤー全員が主役であり脇役なのだが、自分だけが主役で特別なのだと思い込んだプレイヤーに対して使われることが多い。
1の意味で、普通ならやらないことをしでかした時に送られる賛辞として使われることもある。
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関連コミュニティ
関連項目
- 勇気
- ドラゴンクエスト
- 勇者の挑戦(DQ3のラスボス曲。ファンの間で人気が高い)
- 勇者のくせになまいきだ。
- 勇者シリーズ
- 勇者王
- ああああ
- 青木勇人(あだ名が勇者)
- 戦士 / 僧侶 / 魔法使い
- おお勇者よ、釣られてしまうとはなにごとだ!
- 愛すべき馬鹿
- ameba
- キタコレ
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E5%8B%87%E8%80%85


ページ番号: 1799563
リビジョン番号: 1507520
読み:ユウシャ
初版作成日: 09/03/06 19:09 ◆ 最終更新日: 12/04/22 04:48
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