動物番長とは、2002年2月21日に任天堂から発売されたアクションゲームである。ハードはゲームキューブ。
概要番長
頭が箱、胴体や脚などが板というきわめて「アレ」な格好とネーミングからバカゲー的なイメージを受けるが、実際は弱肉強食をモチーフとした非常にシビアな世界観で、独特の雰囲気を持つパズルアクションゲームである。
弱肉強食、ということなのでプレイヤーが狩るだけでなく、時には「狩られる」(喰われる)こともある。
プレイヤーはまず、最弱のドーブツ「ブタ」として生を受け、他の色付きドーブツを狩って喰いちぎり、ドーブツのイロ(能力)を取り込んで種としての完成を目指す。イロを特定の組み合わせで揃えるとさまざまな形態にヘンタイ(紳士の方ではない)し、強くなったりならなかったりする。
ストーリーが進むと「絶世のメス」に食われて(文字通り)、「クマ」「トリ」と言った形態に生まれ変わっていく。成長は初めからやり直すことになるが、それぞれの形態で世界も若干変わる。
プレイヤーの目的は、最強のドーブツ「動物番長」の率いるイロのないドーブツ達が奪っていったこの世のヤセイを取り戻すために百獣の王となって動物番長を倒す、である。
基本的にヘンタイするごとに「○獣の王」がカウントされていき、百獣の王となるには文字通り百種類のカタチにヘンタイしなければならない。
ちなみに形態は全部で150あり、百五十獣の王になるとパラミターと呼ばれるマップへ行くことが出来る(正確にはそのマップにしか行けなくなる)。
色のないドーブツ達(のボス、殆どが「動物○○長」という名前)は殆どが「ナマニク」と呼ばれる特殊能力を持っている。
ボスのライフを0にして肉を食らうとそのナマニクを自分の物にすることができる。
説明番長
動物にはイロとイロの濃さ、節(板と板or頭との継ぎ目)による分類がある。
- 色:各色によって能力が違う。
- 色の濃さ:強さと形状に関係してくる(形状は節数も関係する)
- 淡色:最初の色。一番弱い。
- 淡濃:淡色と濃色の混合。
- 濃色:淡色よりも強い。
- 混色:暴色のうち特定の色の組み合わせ。決まった色でないとなれない。
- 暴色:一番濃い色。一番強い。
節数は1~6節まである。当然最初は1節で、最後(トリのみ)6節になることが可能(ブタは3節、クマは5節まで可能)。
ステータス的に最強なのは6節全部を濃い灰色に染めた「ロック」である。
ナマニク番長
さて、先述の色のないドーブツたちが持つナマニクというもの、これは持っているとそれに応じた特殊能力を得ることができ、特定ボタンの入力で発動したり、常に発動したりと条件は様々。ナマニクの一覧は以下の通り。
- ナマニクキュウ
- Rトリガーを押している間、ダッシュで通常よりも早く移動ができる。長時間走り続けるとバテてしまうので注意。
- ナマボーン
- Bボタンでのガードがもっと硬くなる。
- ナマヅメ
- タックルをチャージしながら移動することができるようになる。紫以外のバックが速くなるという隠れ効果もある。紫の暴色とかだと無用の長物になってしまうが。
- ナマハナ
- じっとしていると周りの景色に擬態することができる。一定時間経つか、ジャンプやダッシュなど激しい動きをすると擬態は解除されてしまう。
- ナマメダマ
- これがあれば、敵にナマニクを喰われてもナマの力が残る。
- ナマイノチ
- 絶世のメスとコウビすることができるようになる。
- ナマヤセイ
- 敵専用、「ボスダラケー」で復活したボスと動物番長が持っている。「ニクを全て喰われるまで死なない」「ナマヤセイを喰われても効果は継続」が効果と思われる。ロケット団のマークではない。
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関連項目番長
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- ページ番号: 173616
- リビジョン番号: 3161512
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