十一夜恵とは、ときめきメモリアルのドラマCDオリジナルキャラである。
概要
CDドラマ、及びステレオドラマ「もっと!ときめきメモリアル」に登場。
ゲーム本編やドラマシリーズへの登場はなされておらず、完全にゲーム外オリジナルキャラクターとして設定されている。美樹原さんと下の名前が被ってしまうことを懸念したのだろうか。
また、ラジオドラマでは顔見せ程度の登場にとどまったため、同じくCDドラマ出身キャラクターの「田中竜太」と並んで知る人ぞ知るキャラクターといったところである。
(注釈:田中竜太はラジオドラマに登場しなかった代わりに、ドラマシリーズVol.1「虹色の青春」に名前だけ登場している。)
人物
頭の左についた大きなリボン、おしとやかな物言い、好きな人にアタックするのも、モジモジしてできないようす___。十一夜恵は、“乙女チック”をそのままキャラにしたような女の子だ。
自分の世界を完全に構築し、乙女チックな夢に憧れ続ける彼女は、ドラマCDの主人公芹澤勝馬に恋焦がれる。バスケットボール部のマネージャーをしている十一夜は、同じバスケットボール部で勝馬の幼なじみの鞠川奈津江に恋の相談をし、勝馬とお揃いの水晶のパワーストーンを貸して欲しいとねだる。このあたりは、乙女チックな思いこみの激しさがなせるわがままなのだろう。もっとも、そのわがままが原因で勝馬と奈津江の関係が悪化してしまったことなど本人は知る由もないのだが…。
そんな乙女チック街道を驀進する彼女だが、あまり似合わない趣味を持っている。それはオカルト関係に非常に強いということだ。占いを中心に超常現象などに詳しく、自分の行動は常に占いで決めるなど、そのオカルトマニアっぷりはなかなかのもの。勝馬を好きになったきっかけも、星占いで自分と相性がよかったから、奈津江に相談したのも星占いで、奈津江と勝馬の相性がよく、恋のライバルかどうか確認したかったため。勝馬と奈津江のパワーストーンに興味を示したのも、この趣味がきっかけだろう。またその神秘主義と乙女チックさが合わさって、自分の人生が特別なものだと信じて疑わない、少しお子さまな部分もある。
結局どうなった?
意を決して勝馬に告白を試みる恵だったが、奈津江から借りたパワーストーンが実は勝馬の両親の形見だった為に勝馬の怒りを買ってしまい、告白どころではなくなってしまう。結局、勝馬との恋はそのまま壊れてしまうことになる。
その後
その後は少し神秘主義もなりを潜め、恋愛に対して真剣に考えるようになったりと、怪我の功名とでも言うべきなのか彼女なりに成長した様子が伺えるようになっている。また、勝馬との一件の後にこれまたCDドラマオリジナルキャラクターの「戎谷 淳」に惹かれるようになり、彼に恋愛感情を持つようになるが、彼と片桐さんが急接近したため、考えが後ろ向きになってしまう。
しかし、奈津江と一緒に来ていた遊園地のお化け屋敷で驚いた拍子で階段から転落するという事故に遭い、病院へ搬送された際に奈津江が戎谷に助けを求め、戎谷が片桐さんとのデートの約束を蹴っ飛ばしてまで病院へ駆けつけたことで急接近を果たす。彼女のその後については語られていないが、恋人同士になれた可能性は高い。
(注釈:戎谷はこの影響で片桐さんから嫌われてしまっている。本編で言うところの「三国一の大悪人」である。)
ラジオドラマでは?
ラジオドラマでは第1話に登場。何気にCDドラマ組で最初に登場したのが彼女である。
ストーリーにはあまり絡まなかったが、主人公の「高見公人」に女難の相が出ている事を告げるという役どころを与えられた。その後、公人が女難に巻き込まれまくったのは言うまでもない。
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関連項目
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