十六夜カズ夜とは、東方GAYProjectシリーズに登場するキャラクターである。
概要
十六夜カズ夜は肛摩館で働くゲイドたちの集まりの長、すなわちゲイド長である。ほかのゲイドたちとは違って彼は少し特殊な経歴を持つため、スカトロット兄弟から特別な扱いを受けている。この件については後述する。
彼は「完全で淫乱なゲイド」という二つ名があるように、何事にも妥協しない真面目な性格である。いや、尽くすタイプであるという表現が正しいかもしれない。自分の認めた相手であればどんなところでもレスリングができる。どんな状況においても「だらしねぇ」と奮い立たせる。まさにゲイドの鏡というべき人物であろう。
また、彼は「時を止めてファックする程度の能力」を持つ。彼の気に入らない行為をした者は知らずのうちに掘られ、泣き寝入りすることとなる。その犠牲者は最近100年間で8100人を数える。
- ※ ネ タ バ レ 注 意 ※
もしまだ東方GAYProjectをプレイしていないのなら、見ないほうがいいかもしれない。見たいなら走るといい!
↓この先一千里。がんばってください。
カズ夜の秘密
実は彼、カズ夜というのは後からレミリアッーに付けられた名前である。
本来彼は陸のクリオネであり、元々長生きする種族。だから500年近くもスカトロット家の側近として働くことができるのである。しかしあることがきっかけで記憶を無くし森に落とされ、そこをレミリアッー・スカトロットに拾われた。ゲイ夜抄では蓬莱山カズヤという人物がいるが、彼と名前が酷似しているのは、レミリアッーがカズ夜の正体に気づいたので時が来たらカズ夜自身で自らの真実に気づけるようにとの配慮である。ちなみに、陸のクリオネの7割は「カズヤ」という名前を持っている。
彼は八意ゲイ琳と同時期に出生した。同じ学校を出て、同じ志を持ち、いずれは同じ道へ歩もうかという話が出たこともあった。お互いにレスリングを行い、陸では「カズ夜・ゲイ琳無双」と呼ばれパンツレスリングの全陸大会では30年連続でカズ夜とゲイ琳が決勝戦で戦ったらしい。今では二人とも陸からはなれているため、陸のレスリング会で伝説となっている。
しかしカズ夜はあることがきっかけで記憶を無くされて森に落とされた。突然いなくなったカズ夜にゲイ琳は三日三晩泣き続けたそうだが、いつかきっとカズ夜を見つけて昔と同じように一緒に生活する。満月の夜にそう決心したそうだ。その後ゲイ琳は時を待ち続けた。数十年後に、森に落とされた蓬莱山カズヤへの使者の話が陸からあったとき、これはチャンスとばかりに裏切りの計画を立てた。ゲイ栓*ウホッゲin*ハッテンバアッー、彼を共謀させて。
時は満ち、ゲイ琳は森に降り立った。計画通りにほかの使者達は全員殺害しカズヤを説得した。カズヤは森での生活が気に入っており、お互い森にいられるというのは好都合だった。だからこそカズヤはゲイ琳と手を結び、陸に嘘の連絡を送った。そのため二人は陸を追われることとなる。
時は経ち、陸では森にいるゲイ琳とカズヤを「裏切り者」として処刑する計画が立った。そのため挙兵し、着々と準備を進めていたのだが偶然陸にいる友達と連絡を取っていたゲイ栓によってゲイ琳とカズヤはこの計画を知ることとなる。このままではお互いの身が危ない、カズ夜をまだ見つけていない、そう思ったゲイ琳は巨大なケツ界を張って陸からの使者から自らとゲイ栓、さらに森で捕まえたげゐを守ろうとしたのである。しかしこのケツ界は思いのほかゲイ想郷全体に影響を与え、ゲイ想郷ではケツ界の真相を探ろうと8人4組のゲイとガチムチが行動を始めた。そのうちの2人が、レミリアッーとカズ夜である。
「ゲイパレスに配置されたレスラーたちは次々と降伏、ゲイ栓ですらフォールされた。」このウワサがゲイ琳の耳にも届き、ゲイ琳はカズヤを危険な目に逢わせるわけにはいかないと踏んで自らその正体を確かめにいった。そこで見たものは、ゲイドの服をまとった旧友と見知らぬ男であった・・・。
ゲイ琳は驚いた。まさかこんなところで、それに敵同士として相間見えるとは。こんなことはゲイ琳にも予測できなかった。「陸の頭脳」と呼ばれるゲイ琳でも感情はある。ゲイ琳は話しかけた。
「カズ夜!カズ夜だよな!?ずっとお前を探してたんだぞ・・・。覚えているか?俺だ、ゲイ琳だ!」
しかしカズ夜は彼に冷たい目線を送り、レミリアッーに話しかけた。
「こいつが今回の首謀者のようですね。さっさと片付けて館に帰りましょう」
ゲイ琳は呆然とするしかなかった。昔はいつも一緒にいた。同じ道を歩むはずだった。それなのに再会がこんな状況で、カズ夜は本当に自分のことを忘れていた。ゲイ琳には到底受け入れられない現実であった。
一体なぜこんなことになってしまったのか。カズ夜が森に落とされたという話を聞いて、当時守れなかった自分を悔やんだ。あそこで気づき、守っていれば。心の底からそう思い、自分自身を恨んだ。また、自分の過ちを恨みながらもカズ夜を捨てきれない気持ちもあり、今一緒にいることのできるレミリアッーを妬む気持ちもあった。
そう考えたゲイ琳は1対1で戦いを挑んだ。カズ夜は自分の気持ちを悟ったのか、レミリアッーに頼みこんで1対1の勝負を引き受けた。
お互いレベルは高かった。ゲイ琳はカズ夜の記憶が戻るよう一心に祈り続け、泣きながらレスリングをした。カズ夜はなぜゲイ琳が泣いているのかわからなかった。それと同時に、カズ夜はこのゲイ琳という男が昔の自分と何か関連があるのか考え始めた。
この男、昔どこかで見たような気がするな・・・
ふとカズ夜はそう思った。先ほどまではただの「敵」と認識していたが、今は違う。自分にもわからない、不思議な熱い感情がよぎった。このゲイ琳なら自分の記憶を取り戻させてくれるかもしれない、カズ夜はそう思い本気で立ち向かった。
試合は1時間にも及んだ。結果的にカズ夜はゲイ琳をフォールし、勝利した。そこでうなだれるゲイ琳を見て、カズ夜はつぶやいた。
ゲイ琳はもはや驚かなくなっていた。あそこまで必死に戦いながら、自分は及ばなかった。遥か昔の全陸大会の決勝は30年間で15勝15敗という成績で引き分けていた。何が違うのだろうか。ゲイ琳はそう考えながらうなだれていた。そこでカズ夜はつぶやいた。
「お前はトリッキーな動きが足りない。だから負け越す。これで16勝15敗」
ゲイ琳は驚いて飛び上がった。試合前は自分の名前すらわからなかったカズ夜が、大昔の細かい成績まで言っている。ゲイ琳は夢だと思い、自分を殴った。しかし世界は変わらず、目の前には汗まみれのカズ夜が立っていた。ゲイ琳はカズ夜に抱きついた。
カズ夜は断片的にゲイ琳のことを思い出したに過ぎない。鮮明な記憶は、レミリアッーに拾われた後のことのみである。しかし大切な男が自分のことを思い出したというだけでも、ゲイ琳は嬉しかったのである。
カズ夜はここに来た目的を告げた。また、ゲイ想郷自体がFUCK霊大ケツ界で封じられているということも告げた。ゲイ琳は事の重大さを飲み込み、ケツ界を解除した。こうしてゲイ想郷にいつもの平和な生活が戻ったのである。
この時以降、ゲイ琳は肛摩館をたびたび訪れるようになった。離れているといっても湖をはさんですぐの館。通うには大して苦労のしない場所に肛摩館があったためである。カズ夜はゲイド長の仕事を続けながら、昔のようにゲイ琳と楽しく話しながら平和な生活を送ったそうな。
カズ夜の秘密の「あること」について
実は現在でも解明されていない。
目撃者がいない、或いは全員死んでいるため記録が残っていない。そのためカズ夜がなぜ記憶をなくしたか、誰にもわからない。
ドーム長
ゲイド長を務めている彼だが、レスリングの競技中に、シリーズによって股間の大きさが違うことが誰からともなく指摘され始めていた。「もしかしてコンドームを付けて魔羅を大きくしているのでは」という疑惑が浮上し、「ドーム長」という不名誉な仇名を付けられてしまった。絶対に本人の前でこの言葉を言ってはならない。もし言ってしまうと、堀られるどころか粛清されるからである。
運が良ければ新日暮里自治区またはなんばパークスで降ろしてもらえるが、下手すると荒川や大阪湾に投げ込まれるかもしれない。
注意
ただ、記事の一部はこちらを踏襲しています。
原作でこれに似たやり取りはありませんのでご注意ください。
過去のお絵カキコ
関連動画
また、こちらはゲイドになってからの日々を描いている。彼のテーマ曲でもある。
関連項目
- 13
- 0pt