十六夜リコとはアニメ『魔法つかいプリキュア!』のもう一人の主人公である。 CV:堀江由衣
概要
11月12日生まれの魔法学校に通う13歳の少女。髪型は紫色のロングヘアで前髪はぱっつん、後頭部はちょんまげっぽい感じにまとめており、瞳の色はピンク。
勉強ができ、努力家かつしっかり者で失敗を認めず自信家とも取れる感じにプライドが高い。口癖も「計算通りだから!」となかなか強気。そんな彼女の目標は立派な魔法つかいになること……なのだが、その肝心の魔法、特に実技がからきしダメ。番組開始早々に箒で空を飛んでいたら制御出来ずに失速して桜の木に落下、枝に捕まって何とかなったが、見ていた猫(&視聴者)に失敗を認めない発言をするもそのまま落っこちるというツンデレドジっ子ぶりを発揮。さらにはみらいに猫を喋らせるといって魔法をかけるも成功しない。しかも実は春休み期間に補習を受けなければならないのに校則違反を犯して人間界に来てしまったという。
まだ今のところぽんこつかどうかを判断出来るわけでもない(というより退学危機まで陥った問題児、かつ座学は優秀だけれども魔法の実技が苦手で、ほうきで飛行してもすぐ落下するなど、へまをする事の方が強い)が、失敗してすぐ「失敗してないし」「落ちてないし」と返すような、失敗を認めないその性格は何とかしないと。少なくとも、魔法学校を首席で卒業し、現在は先生になるため教育実習生として指導を受け持っている姉のリズ(CV:名塚佳織)は、リコにある天賦の才能を理解しており、本来自分が受け継ぐはずだった家に伝わるペンダントをリコに譲り渡している。リコにとってはそんな優秀な姉が憧れであると同時にコンプレックスの対象となっているようだが、それを克服しさえすればその才能は開花するのだろうが、果たして。
そんな彼女は魔法界からナシマホウ界(人間界)にリンクルストーン・エメラルドを探しにやってきた、補習を回避するために。そこで出会った朝日奈みらいという好奇心の塊の少女につきまとわれることに。さらにはドクロクシーの手下バッティとも出会って襲撃されるはめに。ピンチと思った瞬間、みらいとリコの持っているペンダントが光り出し―。
家族構成は前述の姉のリズのほかに考古学者の父・リアン(CV:小原雅人)と料理研究家でナシマホウ界でもレギュラーの料理番組を持つ母・リリア(CV:岩男潤子)がおり、普段からあちこちを飛び回っていて家を空けることが多く、リズが親代わりになっている事が多かった。また、リアンは校長の依頼で忌まわしき災いに関する調査を魔法界・ナシマホウ界問わず行っており、その流れで娘を含めたプリキュアの正体を知らされている。
ちなみにもともと彼女には名字が設定されていない(第11話までのエンドクレジットや公式サイトのキャラクター紹介、『みんなで歌う♪奇跡の魔法!』でのキャラクター名は「リコ」のままだった)。というよりそもそも魔法界には名字というものが存在しないようである。このため、みらいと同じ中学に通うなど人間界ですごす際は、初めて出会った時の月がそれだったとみらいから告げられたことに着想を受けて「十六夜リコ」と便宜上の名字を名乗っており、以降エンドクレジットや公式サイトでの表記もこれに切り換えられている。
キュアマジカル
‐ふたりの魔法!キュアマジカル!‐
十六夜リコが変身するプリキュア。オールスターズ方式で43人目(オールスターズ映画のキュアエコーを含むと44人目)のプリキュアになる。
みらい(キュアミラクル)の記事に詳しく書いているが、今回のプリキュアは「魔法界に伝わる伝説の魔法つかい」と位置づけられており、2人とモフルンが手を繋ぐことで変身ができる。しかし魔法つかいと言ってもそこはプリキュア、いきなり怪物ヨクバールを鉄拳制裁と、安定の「魔法(物理)」でした。流石にリコも「あれは魔法……なのかしら?」と困惑していたけど、そこはそれ、魔法を使う5人きょうだいとかドーナツ好きの魔法使いとかいたからへーきへーき。
また、今回は「カラフルスタイル」と呼ばれるフォームチェンジが最初の発表時点で4種類用意されており、用いるリンクルストーンに応じて様々なコスチュームに替えることができる。で、そのメインとなるダイヤスタイルや、普段の髪の色と私服などを見るとわかるが、これまで白や青が用いられることの多い2番手キャラでは今回初めて紫がメインカラーとなっている。これはピンク主体のポップなみらいに対して魔女を意識した神秘性を持たせているためだからだという。コスチュームデザインもミラクルは曲線的、マジカルは直線的と対比的なデザインがなされている。
ダイヤスタイル
リンクルストーン・ダイヤを使うことで変身出来るメインとなるフォーム。紫を基調に黒の長手袋やブーツなどを着用、後頭部の髪が翼状になっており、その根元には赤いリボンと黒い帽子があしらわれたカチューシャがつけられている。
- プリキュア・ダイヤモンド・エターナル
- ダイヤスタイルの金魔法(合体技)。リンクルステッキにリンクルストーン・ダイヤをはめ、「永遠の輝きよ私たちの手に!フルフルリンクル!」と唱えながらステッキを振って、ダイヤモンド状の物体にヨクバールを閉じ込め、宇宙空間に射出して浄化する。
ルビースタイル
リンクルストーン・ルビーを使うことで変身出来る、情熱の炎をベースにしたパワー型フォーム。赤を基調にサブカラーとして黒を用いており、髪はツインテール、ワンポイントに星をあしらっている。また太股にはガーターが入っているのも特徴。
- プリキュア・ルビー・パッショナーレ
- ルビースタイルの金魔法(合体技)。リンクルステッキにリンクルストーン・ルビーをはめ、「紅の情熱よ私たちの手に!フルフルリンクル!」と唱えながらステッキを振って魔方陣を描き、炎と共にヨクバールに突撃、リボンで包み込んで浄化する。
サファイアスタイル
リンクルストーン・サファイアを使うことで変身出来る、知性と穏やかさ、海を象徴しスピード型かつ飛行可能な空戦型フォーム。青を基調にサブカラーとして黒や紫を用いており、ストールを身に着け、編み上げた感じのポニーテール型。おへそを出しているのはミラクルと共通だが、マジカルはセパレートタイプのコスチュームとなっている。
- プリキュア・サファイア・スマーティッシュ
- サファイアスタイルの金魔法。リンクルステッキにリンクルストーン・サファイアをはめ、「青き知性よ私たちの手に!フルフルリンクル!」と唱えながらステッキを振って地表と空中に魔方陣を描き、地表の魔法陣でヨクバールをとどめると共に、空中の魔法陣から水の大激流を放射、そのまま球体状に包み込んで浄化する。
トパーズスタイル
リンクルストーン・トパーズを使うことで変身出来るフォーム。黄色を基調としたパフスリーブとバルーンスカートになったコスチュームを身に着けている。髪型は三つ編みを輪っか状にしており、頭頂部にはプリンをかたどったカチューシャが付いている。光の玉を使ったトリッキーな戦法が可能で、光の玉を盾やブーメランなど様々な形態に変化させることができる。
- プリキュア・トパーズ・エスペランサ
- トパーズスタイルの金魔法。リンクルステッキにリンクルストーン・トパーズをはめ、「金色の希望よ私たちの手に!フルフルリンクル!」と唱えながらステッキを振ると、黄色い竜巻と稲妻と共に巨大なリンクルステッキを登場させ、ストーンの位置にヨクバールを魔法陣で固定、最終的にレールガンのように射出して浄化する。
アレキサンドライトスタイル
今回のスーパープリキュア「魔法つかいプリキュアオーバーザレインボー」時のスタイル。ダイヤスタイルを元にしているが、ミニハットがそのまま大きくなって帽子としてかぶるようになり、翼状のマントを装着、フリルの装飾が増されている。
関連静画
関連立体
関連コミュニティ
関連項目
- プリキュアの一覧
- 魔法つかいプリキュア!
- 朝日奈みらい / キュアミラクル
- はーちゃん / 花海ことは / キュアフェリーチェ
- モフルン / キュアモフルン
- 美々野くるみ / 東せつな / 黒川エレン / 調辺アコ / 剣崎真琴 / 紅城トワ(異世界出身者繋がり。せつなは主人公の家に居候、トワは便宜上の名字を名乗っている点でも同じ)
- 白雪ひめ(異世界出身ではないが、もともと一国の王女であることから、日本で暮らす際に便宜上の名前を名乗っている)
- ルールー・アムール(こちらも異世界ではないものの、未来から来たアンドロイドという性格上偽名を使っている。ついでに言えば中の人的に長年の相棒かつ紫キュア繋がり、さらに主人公の家に居候という共通点も)
- 羽衣ララ(こちらは母星に名字という概念がないため、地球では便宜上の名字を名乗っている異星人)
- みらリコ
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- 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!
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