概要
スペック | |
---|---|
製造 | 名古屋工廠など |
全長 | 230mm |
重量 | 890g |
銃身長 | 120mm |
作動 方式 |
ショートリコイル |
口径・ 弾薬 |
8mm 十四年式拳銃実包 |
装弾数 | 8発+薬室1発 |
有効 射程 |
50m |
日本軍が使っていた代表的な自動式拳銃で、南部十四年式拳銃と呼ばれている。
大正13年(1924年)に銃器開発者であった南部麒次郎の協力の下、名古屋工廠で南部大型拳銃をベースに開発され、将校用や海外向けに販売された。
翌年の大正14年(1925年)には陸軍が正式採用。主に下士官向けに支給された。
その後も幾度かの改良を経て、日本軍の拳銃として活躍した。
終戦までに開発元の名古屋工廠の他、東京砲兵工廠や小倉工廠、中央工業で生産され、総生産数は約28万丁に達する。
戦後は日本軍の武装解除で連合軍に没収されたが、治安維持のためにほかの拳銃と共に返還され、アメリカ製の拳銃の配備が進むまで警察官用として使用された。
アメリカでは現在でもコレクターズアイテムとして出回っており、弾薬も生産されている。
改良
- 後期 - 昭和13年(1938年)以降のモデル。手袋をしていても撃ち易いようにトリガーガードの形状が丸型からダルマ型へ大型化。マガジン脱落防止のための板バネ追加。
- 末期 - 生産性向上のためグリップの溝やコッキングピースの溝が省略。
登場作品
※ 日本軍関連の作品にたくさん登場する。多すぎて書けない。
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関連項目
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