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千葉ロッテマリーンズとは、日本のプロ野球パシフィックリーグに加盟している球団である。
一軍の本拠地は千葉県千葉市美浜区の千葉マリンスタジアム(2011年からQVCマリンフィールド)、二軍の本拠地は埼玉県さいたま市南区のロッテ浦和球場である。ファンからは主に千葉ロッテ、ロッテ、マリーンズなどと呼ばれている。
歴史
創立は1949年、毎日新聞を親会社とする毎日オリオンズとして結成される。
1957年オフに、成績が低迷していた大映ユニオンズを吸収合併し、毎日大映オリオンズとなる。大映社長の永田雅一がオーナーとなる。
1964年には東京オリオンズとなるが、現在でいう地域密着が目的ではなかった。
1969年にはロッテをスポンサーに迎え、ロッテオリオンズとなる。1971年に永田が球団経営から撤退。ロッテが正式に親会社となる。
1992年から保護地域を千葉県、専用球場を千葉マリンスタジアムとに変更し、球団名は千葉ロッテマリーンズとなり、現在に至る。
公式マスコット
応援スタイル
メガホンなどは使わず、拍手、タオル、フラッグを使っての応援が特徴的である。
日本野球、サッカー、韓国野球などさまざまなところから影響を受けている。
応援歌はオリジナル曲もあるが、ほとんど既存の曲のアレンジが採用されている。
ゲーム曲やアニメソングのアレンジも多く、『ドラゴンクエスト』の『Lovesong探して』など、様々なゲーム曲、アニメソングを今まで使用している。
2010年に応援団が一新された際、『キラメキラリ』と『U.N.オーエンは彼女なのか?』が追加された。
2005年
開幕から好スタートをきり、この年から導入されたセ・パ交流戦で初代チャンピオンとなる。シーズンを2位で終えたが、プレーオフで西武ライオンズ、福岡ソフトバンクホークスを下し、31年ぶりのリーグ優勝を果たす。
日本シリーズでは阪神タイガースに対して4連勝。31年ぶり3度目の日本一に輝き、こちらもこの年から始まったアジアシリーズでも全戦で勝ち、アジアチャンピオンに輝いた。
ボビー・バレンタインの変則的に打線が入れ替わる日替わりオーダー制による采配がことごとく当たったため、ボビーマジックと呼ばれた。
2006年
前年の優勝に貢献した選手10名をWBC日本代表に送り込んだ。主力だった小坂誠、李承燁が読売ジャイアンツへ、ダン・セラフィニがオリックス・バファローズへ移籍し、戦力が低下。交流戦を二連覇したが、これ以降チームは失速し、プレーオフ出場はならなかった。
2007年
開幕二連戦で引き分けという異例の事態から始まった。
打撃陣が故障離脱・不振に陥ったが、渡辺俊介、小林宏之、成瀬善久が活躍し、レギュラーシーズンを2位で終える。
しかしクライマックスシリーズではファーストステージでソフトバンクを下したが、ファイナルステージで北海道日本ハムファイターズに敗れた。
2008年
先発投手陣の不調、開幕後に捕手の里崎智也、橋本将、田中将彦が故障、野手陣の度重なる故障もあり、最終的にはBクラス(4位)で、勝率は5割だったものの、前半戦で一時期最下位に沈んだ。
そして翌年・・・
2009年の不協和音
2009年にフロントと首脳陣、フロントとファンの間で確執が起こった。
2009年シーズンの開幕前、2009年までの複数年契約を結んでいたボビー・バレンタイン監督に対し、フロントが「来年(2010年)はバレンタイン監督と契約を更新しない」と発表したことに端を発する(当然ながら、シーズンが始まる前にこのような発表を行うことは異例である)。その後、シーズン途中に改めて『ボビー・バレンタイン監督を今季限りで退団させる』というフロントの動きが見え始め、監督らはこれに反対するが、7月に正式に球団側の方針を受け止め、退団することを決めた。
更に、千葉からの本拠地移転論(という名の怪文書)が出たために、これを聴いた過激派のマリーンズファンがフロントと対立。千葉マリンスタジアムのライトスタンドのファンは『球団に残る迷フロントよ千葉を去れ!』などと書かれた横断幕を張った。また、フロントには脅迫文を出した過激なファンもいた。横断幕があまりに過激的すぎるため、西岡剛がヒーローインタビューで「子供達の夢を壊さないで欲しい」と呼びかけたことは記憶に新しい(詳細については西岡剛の項目を参照)。
また、9月下旬、ベニー・アグバヤニが交代した際に「ベニー選手の最終打席でした。」というアナウンスが千葉マリンスタジアム内で響き、ますますファンに不穏な空気が漂った。フロントが『脱ボビー色』を作り、ベニーなどの契約を結ばない形にしたためである。もっとも、バレンタイン監督とベニーはメジャーリーグにいた頃からの師弟関係であったため、監督退任が決まった時点で予測できたことではあるのだが・・・。
今後ファンとフロントの確執がますます深刻化するか、沈静化するかは不明である。
この騒動があったためか、シーズン5位に低迷した。
そして迎えた2010年…
上記のような不協和音も影響してか、前年5位と不振に終わったマリーンズ。
監督には前年までコーチを務めていた西村徳文が昇格。日替わりオーダー制を廃止し、選手に打順ごとの役割を説いて固定していくオーソドックスな戦術へ転換した。
補強としては、開幕前に主砲候補として韓国から金泰均を、トライアウトで今岡誠、川越英隆、的場直樹らを、さらにシーズン開幕後、横浜ベイスターズとのトレードで吉見祐治を獲得。ドラフト会議では、1位で荻野貴司、4位で清田育宏と、社会人屈指の快足外野手を指名。さらにメジャーリーグへFA移籍した薮田安彦が復帰している。
主に荻野と金が前評判どおりの活躍を見せ、開幕ダッシュに成功。当時最下位だった北海道日本ハムファイターズに10ゲーム差をつけて首位に立った時期もあった。
しかし、荻野、里崎智也、唐川侑己ら、主力選手に故障が相次ぎ、6月から徐々に勢いが落ちていく。ほぼ同時期に、主砲として四番に座っていた金が不振に陥り、井口資仁、福浦和也などに四番を譲る機会が増え、日本ハム、オリックス・バファローズとの3位争いに巻き込まれる形となった。
それでも、9月20日に1年以上白星から見放されていたクリネックススタジアム宮城での楽天イーグルス戦で勝利すると、負けたら終わりの9月28日、29日、10月1日の最後の3試合を3連勝しなんとか3位に滑り込む。4位日本ハムとのゲーム差はわずか0.5だった。
クライマックスシリーズファーストステージでは埼玉西武ライオンズとの対戦。初戦は涌井秀章と成瀬善久の息詰まる投手戦が繰り広げられたが、1-1の同点で迎えた8回裏に中継ぎの内竜也が乱れ4失点。これで決まりかと思われたが、9回表に4点を返し再び同点にすると、延長11回表に福浦のホームランで勝ち越し、見事初戦をものにする。
2戦目は先発のマーフィーが初回に3点を失い、3回にも追加点を取られ降板。しかし替わった渡辺俊介が好投。打線もそれに応えるように、9回表に里崎の同点ホームランが飛び出し再びゲームは延長戦に。 そして延長11回表に井口のタイムリーヒットで勝ち越し、2日連続土壇場での延長劇を制しファイナルステージへと駒を進めることになった。
ファイナルステージの福岡ソフトバンクホークス戦では、初戦こそ成瀬が杉内俊哉との投げ合いを制すものの、その後2連敗し、王手をかけられる。しかし第4戦では渡辺俊介が好投しなんとか踏みとどまると、第5戦では先発の大嶺祐太が2回で降板するも、後続の小野晋吾、そして西武戦で打たれた内がきっちり抑え、逆王手をかける。
第6戦は再び杉内と成瀬の投げ合い。再び成瀬はこのエース対決を制し完封勝利。ここでも負けたら終わりの土壇場からの勝負強さでCS導入後初めてシーズン3位からの日本シリーズ進出を決めた。
日本シリーズではセ・リーグ優勝の中日ドラゴンズとの熱戦が繰り広げられた。マリーンズの2勝1敗で迎えた第4戦では延長11回にまで及ぶ試合を中日が制しタイにされるも、翌日の第5戦には勝ち、王手をかけて名古屋へ乗り込んだ。
第6戦ではチェンと成瀬の投手戦が繰り広げられたが、8回表にサブローのタイムリーヒットで同点に追いつくとそのまま試合は再度延長戦へ。その後、延長15回まで両者全く譲らず、日本シリーズ史上最長の5時間43分の熱戦を演じ、シリーズでは実に24年ぶりの引き分けとなった。
そして迎えた第7戦では、序盤に6点を失う苦しい展開ながらも打線が奮起し、ついに7回表に金泰均のタイムリーヒットで勝ち越し、マリーンズの日本一が決まるかと思われた。しかし9回裏に登板した小林宏之が打たれ同点に。なんと今シリーズ三度目となる延長戦に突入した。そして延長12回表、それまで好投していた浅尾拓也から、育成枠から這い上がってきた岡田幸文がタイムリーヒットを放ち勝ち越し、死闘の幕をおろした。シリーズMVPは今江敏晃、2005年に続き2度目、名実ともにシリーズ男となった。
日本シリーズ4勝2敗1分け、5年ぶり4度目の日本一を達成し、史上最大の下克上を成し遂げた。
――日本シリーズ最終戦試合終了後、ファンのいるレフトスタンドの前で、監督、コーチ、スタッフ、選手たちがチャンピオンフラッグを掲げ、ファンと一緒に肩を組んで高らかに勝利の歌を歌った。
”マリーンズが本当に好きだから みんなでこの喜びを分かち合おう”
2010年、西村監督の掲げる”和”というスローガンが結実した瞬間である。そこには2009年に生じた不協和音など、跡形もなく消え去っていた。
2011年
オフに頼れるキャプテン西岡剛がメジャーにポスティングを使い移籍。さらに終盤は安定感を欠いていたが不動の守護神である小林宏之がメジャー挑戦を表明。しかし結局は阪神タイガースに移籍した。
また新加入の守護神候補の外人投手ボブ・マクローリーはキャンプでぜんぜん投げず地震の前に帰国し 解雇されるなど運がなかった。ドラフト会議では、沖縄出身でルーキー№1野手との呼び声が高い伊志嶺翔大を指名するも当初は似たタイプの俊足巧打タイプの若手が多いため指名を疑問視された。
しかし決して悪いニュースばかりではなくいいことも多々あった。
まずは岡田幸文の成長である。去年の日本シリーズで決勝打を放った岡田幸文だがその売りは俊足から生まれる範囲の広くまた安定した守備であり打率が低かった。しかし何かをつかんだようで、オープン戦から好調を維持。成長した姿を見せ付ける。そしてそれは震災後でも維持され誰が外野の守備を守るのか注目された。
また去年前半でのロッテのスタートダッシュを牽引したとも言える驚愕のル-キー荻野貴司の復帰である。攻走守三拍子そろった見事な選手で怪我さえなければ新人王確実だったとまで言われた他球団も認める将来有望な選手だがスライディングに難があり怪我による離脱をしていたがシーズン前に復帰又似たようなタイプの岡田・清田などの存在により出場機会を求めコンバートに同意。西岡が抜けたショートのレギュラー争いに参戦した…のだが、なんとこの年も負傷のため途中離脱してしまった。
この年はソフトバンクと日本ハムが序盤から快走。ロッテはなかなかAクラスに入れない状態が続いていたものの、8月の時点で3位とのゲーム差がそれほどない状態にとどまっていた。
しかし、中盤から故障離脱者が続出。前年故障した荻野・里崎・唐川に加え、清田が死球を手の甲に受けて骨折、伊藤は折れたバットがふくらはぎに刺さり故障し、共に離脱を余儀なくされる。さらに大松と金が大不振に陥った(震災の影響もあり、結果的に金は途中退団)結果、9月に入ってからは大失速。11連敗を喫するなど大幅に負け越し、最下位だった西武が大幅連勝していたことや、さほどゲーム差が開いていなかった楽天は失速したものの大失速というほどではなかったため、4位だったのが最下位に転落。10月9日に楽天に敗れたことで最下位が確定した(ちなみに横浜も同日に最下位が確定している)。日本一チームが翌年最下位となったのはパリーグ史上初、セリーグを含めても3回目のことである。なお、二軍も前年の日本一から、イースタンリーグ最下位に転落した。
サブロー移籍事件
さらにこの年はもう一つ事件があった。
きっかけは7月。ケガと若手の台頭で控えに甘んじていたサブローが、巨人へ放出された一件である。
重光オーナー代行は今季、球団の赤字経営に待ったをかけるべく、瀬戸山球団社長および石川運営本部長に「赤字削減」を厳命。フロント陣はその命を実現するため、高年俸のサブロー放出を重光氏に打診。重光氏もこれを了承し、工藤隆人との交換トレードとして実現することになった。
しかし事前の情報が何もなかった上、石川球団本部長の「生え抜きというのは関係ない。チームに変化を与えていかないといけない」という発言がファンの反発を買い、結果的に最下位で終了したこともあって、全日程が終了後に瀬戸山・石川両氏が退任。ファンや有識者からは両氏のほか、移籍を了承した重光オーナー代行にも批判が集中することとなった。
2012年
前述の事件によりフロントを刷新。サブローの動向が注目されたが、結果的にフロントと和解しロッテに復帰。工藤も残留することに。また、巨人からグライシンガー、ヤクルトからホワイトセルを獲得。ドラフトでは「アマチュアNo.1投手」と評された藤岡貴裕を獲得。「和のもと ともに戦おう」をスローガンに始動した。
選手・関係者
※記事がある者は太字
首脳陣
| 一軍 | 二軍 |
|---|---|
所属選手
| 投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
|---|---|---|---|
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球団スタッフ
かつて在籍していた関係者
| あ行 | か行 |
|---|---|
| さ行 | た行 |
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| な行 | は行 |
| ま行 | や行 |
| ら行 | わ行 |
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関連項目
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読み:チバロッテマリーンズ
初版作成日: 08/09/10 05:28 ◆ 最終更新日: 12/05/26 01:49
編集内容についての説明/コメント: OBに前田幸長追加
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