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南国交通(南国交通株式会社)とは、鹿児島県薩摩地方で路線バスを運行しているバス事業者である。
概要
鹿児島市を中心に、県北部の北薩地方まで路線を広げるバス事業者。主要株主として親会社の南国殖産、関連会社の長崎バスなどが挙げられる。よく地元民からNKKと呼ばれるが、解釈は「NangoKu Kotsu」と「Nangoku Kotsu K.K.」の2種類がある。
路線バス
主に鹿児島市内や姶良市・薩摩川内市・伊佐市などに路線を広げている。北薩地区では出水市から熊本県水俣市への越境路線も運行中。また、鹿児島空港行きリムジンバスや九州各地への高速バスも運行している。
2012年より鹿児島市営バスの北営業所・桜島営業所の業務を受託。
営業所一覧
- 本社(鹿児島市中央町18-1)
- 高速バス予約センター(鹿児島市中央町11)
- 鹿児島営業所(鹿児島市小野町5046-30)
- 川内営業所(薩摩川内市川永野町6576-3)
- 出水営業所(出水市昭和町100-3)
- 空港営業所(霧島市溝辺町麓1363-5)
車両の特徴
基本的に自社発注車は高馬力仕様が多く、長崎バスに類似したカラーリングを採用している。しかし、ドア配置・側面の窓の形状などに差異が見られる。長崎バスに見られる前後扉の車両はほとんどない。これは鹿児島県内の多くの事業者が前中扉を採用しているからである。中扉は基本的に4枚折戸であるが、首都圏からの移籍車を中心に例外も見られる。近年は高槻市交通部や神奈川中央交通からの移籍車が目立つ。
鹿児島市営バスからの路線移管
2020年より段階的に鹿児島市営バスからの路線移管が始まっている。南国交通では吉野・坂元・明和方面の路線を引き継ぐこととなった。これに合わせ、鹿児島市内の路線では全て行先番号の前に南国交通運行路線を表す「N」が付与されている。
高速バス
長距離路線
県外へ向かう高速バスは3路線を運行。
かつては本州方面の夜行バスも運行していたが、現在は全廃済み。
鹿児島空港連絡バス「エアポートシャトル」
鹿児島・谷山・薩摩川内からの路線は鹿児島交通と共同運行、水俣・阿久根からの路線は単独運行。全路線統一呼称として「エアポートシャトル」と呼ばれる。
関連動画
関連項目
外部リンク
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