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原口文仁(はらぐち ふみひと、1992年3月3日-)とは、埼玉県出身のプロ野球選手(捕手、一塁手)である。現在は阪神タイガースに所属。
概要
阪神タイガース #94 | |
---|---|
原口文仁 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 埼玉県大里郡寄居町 |
生年月日 | 1992年3月3日 |
身長 体重 |
179cm 78kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 捕手、一塁手 |
プロ入り | 2009年ドラフト6位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
帝京高校時代は地元埼玉から2時間かけて通学していた。3年の夏に甲子園に出場し、ベスト8入りに貢献した。2010年ドラフト6位で阪神タイガースに入団した。背番号は52。同期入団は二神一人、藤原正典、甲斐雄平、秋山拓巳、藤川俊介、高田周平、田上健一。
阪神時代
一軍での出場がないまま2012年に椎間板ヘルニアを患い、オフに育成選手に降格し背番号を124に変更。その後も左手骨折と右肩脱臼と故障に悩まされてきた。
2016年はオープン戦でアピールし、4月27日に阪神と支配下選手契約を結び、この日の読売ジャイアンツ戦でデビュー。背番号は94だが、ユニフォームが間に合わなかったため山田勝彦コーチ(背番号82)のユニフォームを借りて出場。8回裏に田口麗斗からプロ初安打を記録。5月4日の中日ドラゴンズ戦でプロ初ホームランを達成。5月は5本塁打17打点と活躍し、5月の月間MVPを獲得。育成出身の野手が月間MVPを獲得するのは原口が初。オールスターでは監督の推薦選手として選出され、2試合ともに途中出場した。
2017年は73試合の出場に留まり、打率.226、6本塁打、25打点と前年より数字を落とした。
2018年は右の代打として起用される。9月7日の広島東洋カープ戦で球団歴代2位の代打22安打を記録したが、9月14日の東京ヤクルトスワローズ戦で左手を死球骨折し戦線離脱。10月5日の中日戦(シーズン最終戦)で復帰し、球団1位タイの代打23安打を達成した。
2019年、1月24日に球団から前年末に受けた人間ドックで大腸がんと診断されていたことが発表された。リハビリと治療を経て5月8日の中日戦(二軍)で復帰。6月4日に一軍登録されると、その日の千葉ロッテマリーンズ戦では復帰初打席で二塁打を記録した。6月9日の北海道日本ハムファイターズ戦ではサヨナラタイムリーを記録し、ヒーローインタビューでは「ただいまー!」と第一声で絶叫した。オールスターにはプラスワン投票で選出され、7月12日の試合では9回2死で代打で出場し、ホームランを放った。この活躍で敢闘選手賞を受賞した。8月14日の広島東洋カープ戦では公式戦復帰後初ホームランを記録した。43試合の出場で打率.276、1本塁打、11打点を記録した。オフにセ・リーグの特別表彰を受けた。
2020年は開幕から主に代打として起用されたが、打率.143と低迷し8月半ばで二軍落ち。9月に一軍復帰すると、それ以降は毎月打率3割を超えるなど好調で代打の切り札として活躍、スタメンマスクの機会もちらほら得た。最終的には48試合で打率.278、3本塁打、19打点。
2021年は代打として56試合に出場し、打率.204、3打点だった。
2022年からは内野手登録となり、三塁手の練習にも取り組む。3月にハムストリングスを負傷した影響で開幕を二軍で迎え、4月26日に一軍に昇格。二軍降格後の6月12日に新型コロナウイルスに感染し、7月1日に実戦に復帰。8月10日に一軍に昇格し、8月14日の中日戦でようやくシーズン初安打を記録し、9月は月間打率.405を記録した。33試合の出場で打率.324、2本塁打、10打点を記録した。
2023年は主に代打として54試合に出場したが、打率1割台と低迷した。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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阪神 | セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#3 | 14562 |
成績
- (2023年終了時点)
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016年 | 阪神 | 107 | 364 | 318 | 38 | 95 | 16 | 0 | 11 | 46 | 1 | 2 | 3 | 26 | 15 | 52 | 8 | .299 | .376 |
2017年 | 73 | 216 | 186 | 16 | 42 | 12 | 0 | 6 | 25 | 0 | 1 | 2 | 22 | 5 | 36 | 10 | .226 | .321 | |
2018年 | 82 | 124 | 111 | 8 | 35 | 2 | 0 | 2 | 19 | 0 | 0 | 0 | 8 | 5 | 27 | 1 | .315 | .387 | |
2019年 | 43 | 94 | 87 | 8 | 24 | 4 | 0 | 1 | 11 | 0 | 0 | 2 | 4 | 1 | 23 | 3 | .276 | .309 | |
2020年 | 48 | 78 | 72 | 5 | 20 | 3 | 0 | 3 | 19 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 16 | 2 | .278 | .333 | |
2021年 | 56 | 58 | 49 | 3 | 10 | 2 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 12 | 0 | .204 | .328 | |
2022年 | 33 | 83 | 71 | 5 | 23 | 2 | 0 | 2 | 10 | 0 | 1 | 2 | 9 | 0 | 5 | 1 | .324 | .390 | |
2023年 | 54 | 56 | 52 | 2 | 10 | 1 | 0 | 2 | 8 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 18 | 2 | .192 | .250 | |
NPB:7年 | 496 | 1073 | 946 | 85 | 259 | 42 | 1 | 27 | 141 | 1 | 4 | 9 | 82 | 32 | 189 | 27 | .274 | .349 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | 捕逸 |
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NPB | 捕手 | 154 | 813 | 75 | 3 | 7 | 1.000 | 9 |
一塁手 | 99 | 645 | 61 | 10 | 52 | .986 | - | |
三塁手 | 4 | 1 | 2 | 1 | 0 | .750 | - |
表彰・その他
表彰 | ||
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月間MVP | 1回 | 2016年5月 |
オールスターゲーム敢闘選手賞 | 1回 | 2019年第1戦 |
セ・リーグ特別表彰 | 1回 | 2019年 |
その他 | ||
オールスターゲーム出場 | 1回 | 2019年 |
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関連項目
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