厨性能とは、「いかにも厨房が考えたような性能」のことである。類義語に「厨スペック」がある。
古くはゆでたまご「キン肉マン」の単行本巻末に寄せられた、読者たちによる「ボクが考えた新しい超人」コーナーなどにルーツを見い出すことができる。
リア厨による厨設定
漫画やアニメを見ていて、自分の考えた最強オリジナルキャラの登場を夢想するのは中二病の残念な症例の1つ。
とりあえず思いついた限りのカッコイイ厨二設定がこれでもかと盛り込まれ、バランスや方向性というものを考えない。裏付けとなる知識や教養の不足から、考えた本人以外にはちっとも魅力的でないケースが多い。他者から見ると「ありえん(笑)」の一言で片づけられるような無理のある設定がまかりとおる。
その多くはエターナルフォースブリザード級の「防御不可能」「相手は絶対死ぬ」ような攻撃と、ATフィールド級の「どんな攻撃も絶対無効化」のような防御を併せ持ち、見た目も超絶美形だったりした挙句、さらに貧弱な衒学的設定が無駄に散りばめられている。
喜ばれる厨性能・厨スペック
プロのクリエイターの創作したキャラクターに対しても厨設定、厨スペックという言葉は用いられるが、こちらは必ずしも悪い意味で言われるわけではなく、どちらかというと圧倒的な最強ぶりを誇るキャラクターに対する(呆れ混じりの)賞賛の言葉として用いられることも多い。
パラメータの存在するゲームなどにおいては、「長距離攻撃と近距離攻撃と中距離攻撃が得意で、宇宙や水中や空中や地上戦で無類の強さを発揮する」などといったゲームバランスもへったくれもないキャラクターに対して「なんだこの厨スペックw」との評価が与えられる。(スーパーロボット大戦のネオグランゾンなど)
また、特に作者がメアリ・スー的に感情移入した「最強キャラ」、作中の強さランキングの枠外に置かれたジョーカー的なキャラクターに対してもよく与えられる。例としては江田島平八、範馬勇次郎、申公豹、比古清十郎、あぶさん、蒼天版曹操など。ただし作者が最強と決めたので最強、という理不尽さは時に賛否両論を呼ぶ。
なお、厨スペックは女性に人気のある主人公像であり、ハリー・ポッター、テニスの王子様、ガンダムSEEDなどにおける「絶対最強なので無敵」という容赦のないスペックをもった主人公像も近年ではむしろ歓迎される傾向にある模様。
たまに現実世界の対象に対しても用いられることがあるが、これも「まるで漫画やゲームのような万能・完璧ぶり」に対する畏敬の念を込めての呼称である場合が多い。
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関連項目
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読み:チュウセイノウ
初版作成日: 09/02/22 03:17 ◆ 最終更新日: 09/02/22 03:21
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