叡山枝津也とは、週刊少年ジャンプで連載されていた『食戟のソーマ』に登場するヤンキーキャラクターである。
初登場は第37話。
一色先輩!十傑の叡山先輩ってどんな人すか?
中等部の頃から武闘派として鳴らしていてね
負かした相手を従わせ次々と手下を増やしていった
高等部に入る頃には一大勢力を築き上げていたよ
だがその手腕は着実で堅実・・・
インテリヤクザそのものなんだ
そして自分に歯向かうものには決して容赦しない・・・
遠月学園高等部2年生で遠月十傑評議会の第九席。「錬金術士」の異名を持つ。
一色先輩からは「ヤンキー」「ヤクザ」と散々な言われようだが、飲食チェーンの東京進出プロデュースや経営難の老舗旅館厨房の改革などを行なってきた。「錬金術士」の如く金を生み出しているのだろうか。
薙切えりなとは違った形で料理界に大きな影響力を持ち、遠月十傑評議会の名に恥じない存在と言える。
「あんただって料理人じゃねーのかよ」との創真から問われた際には「違う」と明確に否定。
一店舗の料理人であろうとする創真に対して嫌悪感を露わにしている。
料理人として遠月の頂点を目指す他生徒とは違う何かを見据えて行動しているようである。
中村君、もとい薙切薊の改革においては当初から与し、そのメソッドにおいて不要とされた部活動やゼミなどの立ち退きに力を振るう。そして、極星寮も解体が決まり、当然創真は「食戟」でその決定を覆そうとするが、叡山は審査員たちを買収し、その食戟をも茶番に変えてしまう。
それにも関わらず食戟を挑んできた創真に対し、部下に命じて極星寮の取り壊しに向かわせて、戦わずして創真たちの心を折ろうとする。しかし、極星寮からはバリケードや放水などの防衛をされ、もちろん創真は平然と料理を進める。ここに至っては料理で決着をつけるしか無いと悟る叡山だが、当然審査員は全員味方。余裕綽々で料理を出す。つまみ食いに来た竜胆曰く「本気を出していれば十傑の何人かは喰われていたかも」というその腕は確かであり、八百長を抜きにしても審査員が感激するものであった。
この茶番をサッサと仕舞にしようとする叡山だが、「先輩ビビってんすか?俺の料理に」と思いっきり煽られて怒りの顔芸状態になる。さらに創真の料理を口にしたら、その美味さに誰得の大ゴマでの顔芸を披露。ついには審査員たちまでもその味の虜となり八百長は無効化、無様に敗北してしまうのであった。
それ以後は創真に逆恨みをつのらせ「潰す」といきり立っているが、もはや小物感丸出し。まだ必殺料理(スペシャリテ)は披露してないとはいえ、叡山の明日はどっちだ。
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