叡とは、以下のことを表す。
- 比叡山のこと
人名
- 笠井叡(あきら) - 日本の舞踏家
- 島田叡(あきら、1901年 – 1945年) - 日本の政治家
- 磯崎叡(さとし、1912年 - 1997年) - 日本の官僚。第6代国鉄総裁
- 堀越叡(えい、1932年 - 2009年) - 日本の地球科学者
- 韋叡(442年 - 520年) - 中国南朝の武将
- 王叡(? - 189年) - 後漢末の政治家
- 婁叡(? - 570年) - 北魏からの北斉にかけての軍人
漢字として
叡
- Unicode
- U+53E1
- JIS X 0213
- 1-17-35
- 部首
- 又部
- 画数
- 16画
- 意味
- 明らか、聡明、物の道理に通じた、という意味がある。また天子の行為を表す語に添えて敬意を表す。睿は異体字で経籍では睿の方が使われる。
- 常用漢字でないので、英で代用されることがある。例:叡智→英知。
- 〔説文解字・巻四〕に「深明なり。通ずるなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。〔説文〕には「𣦼に從ひ、目目に從ひ、谷の省に從ふ」とある。ほかに、㕡の省略形に従うとする説(段玉裁)、㕡の省略を声符とする形声説(徐灝)、睿+又の会意で、顔を覆う帽子を取って明察する意とする説(白川静)などがある。
- 音訓
- 音読みはエイ(漢音、呉音)、訓読みは、さとい、あきらか。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。1990年に人名用漢字に採用された。
- 語彙
- 叡才・叡算・叡聖・叡藻・叡達・叡智・叡哲・叡慮
異体字
- 睿は叡の初文。→睿
- 壡は、〔説文〕に「籀文の叡、土に從ふ」とある籀文。JIS X 0212補助漢字。
- 𡓝は、〔説文〕の籀文(壡)の異構の字。
- 𣦳は、〔字彙補〕に叡と同じとある異体字。
- 𠮉は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
関連項目
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