- プロ野球選手一覧 > 只埜榛奈
只埜榛奈(ただの はるな)は、日本の女子プロ野球選手(内野手、投手)。
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概要
2歳年上の兄の影響で松山シャークスに入団して野球を始め、中学校で野球部に所属。男子と対等に戦う上で体力不足を不安視していたが、課題解決のために猛練習に徹する姿勢を監督とコーチに認められ、主将を任せられる。ショートとピッチャーで活躍し、県選抜メンバーにも選ばれた。
野球をやる環境がなかったため、聖和学園高校へ進学しソフトボールへ転向。高校総体と国体に出場経験がある。卒業後の進路として、ソフトボールと野球の二択で迷ったが、チームメイトの後押しもあって女子プロ野球の入団テストを受験し見事合格。ノースレイアへの入団が決まった。
2014年4月11日のアストライア戦で代走として初出場。開幕直後は守備固めと代打で起用されたが、5月9日に三塁で初めてスタメン出場。この試合で2安打2打点と活躍し、以後、次第に三塁手または指名打者としてスタメン出場が増えた。5月24日のティアラカップでは救援投手としてプロ入り初登板。シーズンを通じて、33試合に出場し野手として.243、9打点、投手として5試合(9イニング)防御率2.33の成績を残す。
2015年はチームが東北レイアと改称し育成球団の位置づけとなったため、シーズンの公式戦開幕戦は5月23日のチャレンジマッチ・埼玉アストライア戦。背番号は29番から33番へ変更。
開幕戦が地元の大崎市鹿島台中央野球場での開催であったため、只埜がチャレンジマッチのポスター、JWBL公式サイト等で広告塔の役目を果たした。試合は1-3で負けたものの、只埜は3番三塁手として出場し、3打数2安打と意地を見せた。また、最終回2死満塁のピンチで緊急登板し、代打で登場した強打者:萱野未久をレフトフライに打ち取り、ピンチを防いだ。
特徴
主に三塁手として出場するが、指名打者を任されることもある。また、稀に投手としても登板する。
可愛らしいルックスや、育成球団化によるチーム編成で中心人物になったこともあってか、女子プロ野球Walkerでは三浦伊織、川端友紀、前年のチームメイト里綾実とともに表紙を飾り、フロントインタビューが掲載されている。また同誌の4監督対談の企画では、ルックスと本塁打を打てるパワーを秘めた注目の選手として、河本悠監督が只埜の名を挙げている。
余談だが、野球を目指すきっかけとなった兄:達郎は古川工で2011年の夏の甲子園に出場。1回戦で北方悠誠を擁する唐津商に敗戦したが、達郎は北方から1安打を放っている。JWBL公式サイトにて、只野は甲子園出場した達郎を自慢の兄と語っている。
関連動画
2:23~ 5/25の試合で登板している只埜の姿が見られる(対象のプレーは、山崎まりの好守)
○2015年チャレンジマッチ開幕戦のダイジェスト動画はこちら ⇒YouTube(外部サイトへのリンク)
関連項目
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