史上最強の家とは、ニンテンドーDS用ゲーム「スーパーロボット大戦W」に登場する機動兵器「ヴァルザカード」のことである。
概要
- 全高:212.7 m
- 重量:不明
- パイロット:アーディガン一家(カズマ/ミヒロ/アカネ/シホミ)/ホリス・ホライアン/アリア・アドヴァンス
- 同乗員:レギュレイト/キャレット
- 分類:対「知の記録者」用超絶戦闘兵器
主人公、カズマ・アーディガンが搭乗する機体「ヴァルホーク」と、彼の家族が所有する母艦「ヴァルストーク」
知の記録者アリア・アドヴァンスが搭乗する機体「アルムアルクス」と、彼らが所有する戦艦「アルムストラ」が合体した形態である(ちなみに、「知の記録者」はスパロボWにおける敵組織)。
合体プロセスは、ヴァルストークが強化外骨格となりヴァルホークに合体した「ヴァルガード」に、アルムストラが膝下及び追加装甲として合体し、アルムアルクスを武器として背部にマウントすることで完成する。
2隻の戦艦のエンジンを連結させたプロトンノヴァドライブを動力とし、超大型戦艦並の巨体、現代科学の粋を集めた兵装システム等と合わさることで、桁外れの戦闘能力を持つ。
さらに本機には始原文明エスの次元制御技術が使われているため、「エネルギーを物質化させる」「同一空間上に質量を持った分身を創り出す」「本来は小型のアルムアルクスを武器として使えるまでに巨大化させる」「攻撃により次元の壁に穴を開ける」等といったことが可能である。
150億年前の宇宙に飛ばされた父親、ブレスフィールド・アーディガンが始原文明エスと自らの知る世界の技術を融合させて作られたシステムである。彼はそのシステムを有するヴァルストークを50年前の火星に辿り着くようにプログラムした(詳しい経緯は不明だが、宇宙の崩壊・新生を飛び越えてきた模様)。そして祖父であるトースト・アディガンが発見し、代々受け継がれてきた。
知の記録者が暴走した場合に限り、それに対する最終手段として用意されていたものであるため、合体には非常に厳しい条件が設定されていた。
なお、ヴァルストークが損傷したときに、その損傷を補うためにヴァルザカードに合体したため、ウェポンシステムであるアルムアルクス以外の3機には分離することが不可能である。(本来持つ戦艦の搭載機能も使えない)
知の記録者との決着がついた後は、修理した後に分離して、他の知の記録者たちと共に旅立っていった。
その他
- 戦艦並のHP(フル改造で20000超)
- 4つのパーツスロットによる拡張性(主役機としては破格の伸びしろ・カスタマイズ性を誇る)
- デフォルトの合体状態で出撃(合体する手間もなく出撃枠を圧迫しない)
- 着弾指定型で敵味方識別可能なマップ兵器装備(マップ兵器の中でも特に使い勝手が良いタイプ)
- 6人分の精神コマンド
など、歴代の主人公機どころか版権作品込みでも最強クラスの性能を持つ機体である(バグを利用した熱血と魂の重ねがけや、強化パーツによる精神回復で補給・覚醒の無限使用まで可能)。
強いて欠点を挙げるとすれば、回避率が低めなため特殊武器にやや弱い点と、燃費が少々悪い点だろうか。しかし、前者は「ハウメアの護り石」を装備すれば問題なし、後者も運用上特に問題になるほどでもない。
さらに
- スパロボシリーズの主人公機の中では史上最大のサイズ
- 携帯ゲーム機(DS初期の発売)でありながら必殺技が1分を超えるドットアニメーション
- 前形態のヴァルガードが通称ドスコイロボと呼ばれるくらいずんぐりした体型で少々好みが分かれるデザインだったのに対し、本機はヴァルガードの重厚さは引き継ぎつつも正統派なデザインになる。
- 比較的に携帯機スパロボはリアル志向のオリジナルロボが多いのだが、本機は次元制御や150億年の時を超えてきたなど、設定的に見ても無駄にスケールがデカい
など、厨二心をくすぐるイメージが盛りだくさん(良い意味)
さらに今までヴァルストークに住んでいたアーディガン一家は、合体後はそのままヴァルザカードに居住していることになる。今までに宇宙を揺るがす力を持ったロボットは数多くいても、同時に家としての機能までもったロボットはそうはいないだろう。
そのためユーザーからはこう呼ばれている・・・
『史上最強の家』と・・・
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関連項目
同じくシリーズ最強候補
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