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メ ギ ド 7 2
号泣(メギド72)とは、親の号泣より見た号泣である。
概要
メディア・ビジョン開発、DeNA販売のスマートフォンアプリゲーム『メギド72』を起動すると、まず企業ロゴが表示され、すぐにタイトル画面が表示されるのだが、そこではタイトルロゴと共にアップで二人のキャラクターが悲痛な表情で涙を流している(この二人は主人公のソロモンと、彼と対になる重要人物であるシバの女王)という衝撃のタイトル画面が、悲壮感のあるメインテーマと共にプレイヤーを出迎える。
ご新規もヘビーユーザーも等しく出迎えるこのタイトル画面は良くも悪くも多大なインパクトを与えて「号泣」のフレーズと共に広まっていき、いつしか「号泣」はメギド72の代名詞と言っても過言ではないフレーズとなった。
反響を受けて公式でも普通にネタにされており、コミケで「ソロモンなりきりうちわ」(透明ベースでソロモンの髪と目だけを印刷しており顔に当てることで誰でも号泣ソロモンになれる)を配布、LINEスタンプではまともなものとは別に「号泣」と書かれた号泣顔の2人それぞれのスタンプを収録、リアルイベントで販売された缶バッジもソロモンは号泣顔……など。
ちなみに、「号泣」は「激しく泣く」的な意味合いで使われがちだが本来は「声を上げて泣く」ことを指し、この号泣はタイトル画面なので当然音声はなく、声を上げているかはわからない。
号泣誕生秘話
(※TGS2018のファミ通ブース生放送にて語られた内容に基づく)
号泣イラストを描いたのは元スクウェア・エニックスで長年FFシリーズなどに携わった実績を持つ直良有祐。プロデューサーの宮前公彦にとっては元上司にあたる模様。
メインビジュアルの担当として当時フリーになっていた直良にオファーが出され、ドラマチックにしたいという要求を受けて、広告のバナーなどで目につくことも期待して「泣かせてみた」とのこと。
ただ、上記の通り広告などで使われることを主に想定しておりまさかタイトル画面に使われるとは思ってなかったらしい。
(実際、広告バナーにも使われている)
また、本作のストーリーはソロモンの故郷の村が壊滅するところから始まるのだが、この展開は、号泣をタイトル画面に据えることが決定したのを受けて「イラストに釣り合った内容にしたい」と考えたシナリオライターが冒頭部分をリテイクした結果そうなったとのこと。号泣が生んだ犠牲。
メインクエスト中の号泣
号泣するメギド
2018年8月に実装されたバフォメットは勝利ポーズでシバの女王ばりの号泣顔を披露する。
なお、この涙の理由は「(前略)皆が勝利に向かって一生懸命がんばっている姿に思わず感動しているから」とのこと。
タイトル画面変更
2018年10月、6章の実装に際してタイトル画面イラストが追加。白黒ベースで描かれたソロモンの真っ当にかっこいいタイトル画面になった。
ついに号泣とお別れか――と思いきや、新しいタイトル画面の右下には何やらボタンが…… それを押すとタイトル画面が号泣に戻る。つまりはタイトル画面切り替えボタンである。新しい試みの傍らで号泣ニーズに応えることを忘れない運営であった。
また、このタイトル画面は5章をクリアした後でのみ表示される仕様となっている。よって、現在でも新規プレイヤーが見るタイトル画面はもれなく号泣である。
2018年12月には、1周年を記念して新規のタイトル画面がさらに追加され(つまり3種から切り替え可能)、こちらのタイトル画面は5章をクリアしなくても選べるため、もっと早い段階で号泣から脱出可能になったが、初起動時のデフォルトのタイトル画面は当然号泣であるし、一度データをダウンロードするまでは切り替えボタンも出てこないのでやはり号泣とのご対面は通過儀礼となる。
関連動画
関連商品
(号泣アイテムが流通に乗ったら追加)
関連コミュニティ
関連項目
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