名古屋市国際展示場とは、愛知県名古屋市港区金城ふ頭にあるコンベンションセンターである。愛称はポートメッセなごや。
概要
どちらかというと愛称の「ポートメッセなごや」のほうが通じやすい。公式ウェブサイトですらポートメッセなごやの呼称が数多く使われている。所在地は愛知県名古屋市金城ふ頭二丁目二番地。郵便番号〒455-0848。
開館は1973年11月。当時は第1展示館のみであった。従って国内のコンベンションセンターとしては古い部類に入る。1987年に第2展示館、イベント館竣工。1993年に第3展示館、交流センター、立体駐車場が竣工し、次第に規模が拡大していった。
2022年10月には新第1展示館の供用が開始された。新第1展示館は約20,000m2と広く、新第1展示館供用前におけるポートメッセなごやの展示総面積、約40,000m2と比較してもその規模も掴めると思う。
でらでっかい。
中京圏最大のコンベンションセンターであり規模の大きい催し物を開催する際に利用されることが多い。(小さいイベントなんかは名古屋市中村区名駅のウインクあいちとか)
近年は中部国際空港に隣接して愛知県国際展示場(AICHI SKY EXPO)が開業したこともあり、こちらに分散されつつある。
広大な敷地の西側に第2展示館(6,576m2)と交流センター(537m2)、南側に第3展示館(13,500m2)、道路を挟んで東側に新第1展示館(20,160m2)、交流センターの西に隣接してイベント館(725m2)、東に隣接してコンベンションセンター(1,000m2)がある。なお、ポートメッセなごやに隣接する北側にはかの有名なレゴランドがある。
かつて敷地中央に存在した第1展示館(13,870m2)は直径134mのドーム型形状をしており内部に柱は無かった。その外観・内部からかつて存在した東京の晴海国際展示場・東館(通称ガメラ館)を連想する人もいたかもしれない。2022年に新第1展示館が完成したことから閉鎖され、現在は取り壊されている。
今後はレゴランドの拡張用地となる予定であるが、拡張部分の変更も検討されており、場合によっては現在の第2展示館も取り壊されることになる。
名古屋モーターショーや名古屋オートトレンド等の自動車に関連する展示会や、クリエイターズマーケットやコミックライブin名古屋、東方名華祭等の同人誌即売会、企業の就職説明会の会場として利用されている。
新第1展示館の完成後はライブイベントやコンサートでも活用されるようになった。
交通アクセス
鉄道利用の場合
名古屋駅からあおなみ線に乗り終点の金城ふ頭駅で下車。あおなみ線の乗車時間は約24分。金城ふ頭駅から徒歩8分。なお、開催されるイベントによっては臨時列車の増発・入場規制が行われることがある。
自動車利用の場合(高速利用)
伊勢湾岸自動車道の名港中央ICで降りて分岐点を左へ進み、金城ふ頭P(金城ふ頭駐車場)の標識誘導に従う。
中部国際空港から場合
名鉄の中部国際空港駅から名鉄名古屋駅へ向かい名古屋駅であおなみ線に乗り換え。以降は上記鉄道の場合と同様。
なお通常は中部国際空港からのJR東海バス・三重交通の高速バスルートが存在したが新型コロナウイルス感染症の影響により両路線は運休中である。再開時期は未定。
関連動画
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関連コミュニティ
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関連項目
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