名古屋市単語

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名古屋市とは、愛知県の県庁所在地、政令指定都市である。人口は2018年現在約233万人、都市圏人口は500万以上、自他ともに認める国内ナンバー3の大都市。

東海地方、中京圏（名古屋圏）の中心都市である。

概要

三大都市の一角。碁盤の目の街に、雑多な文化。車社会を見込んだ巨大な道路網が特徴。また、広大な地下街でも知られる。

元々は三種の神器のひとつである草薙剣を納めている熱田神宮の門前町として発生したのが始まり。

その後、織田信長の出生した那古野城が建築され、一度廃城になった後、再び徳川家康が現在の名古屋城を建築。以降、徳川御三家の筆頭である尾張徳川家の支配する尾張藩の中心都市として発展していった。また、太閤豊臣秀吉も名古屋の出身である。江戸時代では経済政策などをめぐって7代尾張藩主徳川宗春と八代将軍徳川吉宗との対立もあり、名古屋から将軍になった者はいなかったが、江戸とは一線を画す尾張文化を数多く生み出した。

そして名古屋は一切の国策を受けずに、民の力で町を作ったことで知られる。明治維新後は旧城下町の商工業者らは貯蓄を使い、金融や保険、不動産などの事業に乗り出し、商業を盛んにさせた。そして栄を中心に一大商業地が作られ、近年は市街との玄関口の名駅とともに一大都心部、商業中心地を形成している。

名古屋はまた商業だけでなく、工業都市としての一面も持つ。近代以降は良質の木綿産地として知られるようになる。とりわけ繊維業の一大産地となり、その一環として豊田佐吉により自動織機が発明された（言わずと知れたトヨタ創業者）。戦前は軍需産業、そして戦後は自動車産業が発展し、機械産業を中心とした国内最大規模の工業都市として君臨している。トヨタ自動車も現在は名古屋市に事実上の本社（実際は豊田市と東京都文京区の三拠点）がある。繊維や機械産業のほかに特徴的な産業に窯業や醸造などがある。名古屋市に本社がある有名な企業に興和、ブラザー工業、カゴメ、ノリタケカンパニーリミテド、メニコン、リンナイ、サンゲツ、バッファローなど200社以上があり、大阪市と違い名古屋の企業は本社を名古屋でとどまらせていることが多い。

1935年には人口100万人を突破しており、1969年には200万人を突破している。その後は飽和状態もあり郊外化も進み人口が210万人ぐらいで落ち着いたが、平成不況のさなかも名古屋市だけは低い失業率と高い雇用率を誇り、再び人口が増加傾向に。更にセントラルタワーの開業や愛知万博の開催など不景気お構いなしの景気の良さを見せ、日本中、そして世界からも改めて注目を浴びる都市となった。

市街地は久屋大通、若宮大通といった巨大な大通りが目を引く。これらは片道4車線以上の対面通行であり通称「100m道路」と呼ばれる。戦後の車社会を見越した見事な都市計画として、当時の技術監督であった田淵寿郎は名誉市民第一号として称えられるまでになっており、その生き様が道徳の教科書にも採用されている。また、マイカー交通が重視されているため、名古屋ナンバーの保有台数は全国で最も多く、また都心部にも普通に車を使って移動しやすくなっている。名古屋市は巨大な地下街でも知られるが、それ以外にも巨大な地下駐車場が無数にあり、また大都市にしては駐車場の月使用料が相対的に安価となっている（駐車場が安くないと物件が売れないかららしい）など、徹底したマイカー交通基準となっている。無論、その背景にはトヨタ自動車の存在がある。この碁盤目状の広大な道路と整然とした都心部の町並みなどシステマティックな都市景観が評価され、2009年には国内で神戸市と並んでユネスコのデザイン都市に認定されている。

その一方でトヨタ自動車からの圧力かどうかは定かではないが、鉄道交通網は大都市圏にしてはいささか乏しいものとなっており、主要路線なのに6両しかない名古屋市営地下鉄 1号東山線の存在や、もはや地元民以外利用が困難とも評され、1レーンしか乗り場がない名鉄名古屋駅など、多少は私鉄交通網が徹底された大阪市を見習ってくれ…と思わんばかりの部分がある。

サブカルチャー面では世界コスプレサミットの開催地であり、にっぽんど真ん中祭りやあいちトリエンナーレなど大型文化イベントの中心地もこちらと、芸術面でも負けていない。特にどまつりやコスサミ期間中は市の協力によりコスチュームでの乗車が可能なこともあって、地下鉄やバス内が色とりどりの乗客で埋まるのが風物詩となっている。中高の吹奏楽部員にとっては最大の目標である、全日本吹奏楽コンクールの開催地としても有名。

逸話

熱田神宮はかつて蓬莱山の伝説から、蓬莱宮とも言われた。また名古屋城のことをこの蓬莱宮の左に位置することから、蓬左とも言われた。徳川美術館の横には、徳川家康から尾張徳川家が引き継いだ文献を収めた蓬左文庫がある。

熱田周辺には蓬莱軒などの店もあり、また愛知県の地酒の名前が蓬莱泉であることなど、現在にも逸話は息づいている。

詳細

面積：326K㎡
人口：約233万人
人口順位：4位（東京特別区、横浜市、大阪市に次ぐ）
前市長：松原武久（1997年～2009年）
現市長：河村たかし（2009年～）

1889年、市制。明治維新以降、工業や商業を中心に発展し、東京でも大阪でもない独自の文化圏を形成。　

1956年、政令指定都市となる。

2008年10月22日、神戸市と同時に、「ユネスコデザイン都市」に認定されたと発表。

2010年 1月11日、ニコニコ動画（9）の全国ツアー「ニコニコ大会議2009-2010」が名古屋市で開催。

2016年 5月、人口が230万人を突破。

2027年、リニア中央新幹線が開通し、東京－名古屋間が最速40分で結ばれる予定。

2045年、リニア中央新幹線全線開通。名古屋－大阪間が最速27分で結ばれる予定。

行政区

千種区	”ちくさ”と読む。名古屋市を代表する都心区。区の中央を名古屋東西の大動脈、東山通・広小路通が貫く。また区の北部では、基幹バス新出来町線が走る。東山動植物園、星ヶ丘テラス、名古屋大学がある。フィギュアスケート選手・安藤美姫の出身地。
千種区	東海旅客鉄道（中央本線）：千種駅名古屋市営地下鉄（東山線）：今池駅、池下駅、覚王山駅、本山駅、東山公園駅、星ヶ丘駅（千種駅は東区に所属）名古屋市営地下鉄（名城線）：茶屋ヶ坂駅、自由ヶ丘駅、本山駅、名古屋大学駅名古屋市営地下鉄（桜通線）：吹上駅、今池駅
東区	城下を含む地域であり、旧木曽街道（別名上街道。国道41号線の前身）と、善光寺街道（別名下街道。国道19号線の前身）との分岐点で、盛んな商業地であった。同市における中央本線の名古屋駅、金山駅に次ぐ拠点駅、大曽根（おおぞね）駅がある。大曽根駅の乗降者数は名古屋駅、金山駅、栄駅に次いでおり、市内4位。高台には徳川、白壁といった市内随一の高級住宅街があり、名古屋市の山の手エリアの一つ。オアシス21、ナゴヤドーム、ホーユー株式会社、敷島製パン株式会社、株式会社アスガルドの本社がある。現市長・河村たかしの出生地である。
東区	東海旅客鉄道（中央本線）：大曽根駅名古屋鉄道（瀬戸線）：森下駅、大曽根駅、矢田駅名古屋市営地下鉄（東山線）：新栄町駅、千種駅名古屋市営地下鉄（名城線）：ナゴヤドーム前矢田駅、砂田橋駅（大曽根駅は北区に所属）名古屋市営地下鉄（桜通線）：高岳駅、車道駅名古屋ガイドウェイバス（ゆとりーとライン）：大曽根駅、ナゴヤドーム前矢田駅、砂田橋駅
北区	旧木曽街道（国道41号線の前身）の街道筋。地勢はおおむね大正期以降田畑を宅地化した平坦地。東区および西区から分区。名城公園（旧練兵場）、および名古屋飛行場（愛称：県営名古屋空港）の南端がある。商業地は黒川、柳原通、東・西大曽根界隈、上飯田など。名鉄小牧線の地下鉄接続線事業である上飯田連絡線の一部であり、現在日本一営業キロが短い地下鉄路線・上飯田線がある。岡本太郎がデザインした鐘を擁する久国寺がある。
北区	名古屋鉄道（瀬戸線）：清水駅、尼ヶ坂駅名古屋鉄道（小牧線）：味鋺駅、上飯田駅名古屋市営地下鉄（名城線）：名城公園駅、黒川駅、志賀本通駅、平安通駅、大曽根駅（中央本線大曽根駅とは、駅長室の位置により所属区が分かれる。）名古屋市営地下鉄（上飯田線）：平安通駅、上飯田駅
西区	名古屋の城下町。北名古屋市、清須市と隣接している。市の町並み保存地区に指定されている円頓寺商店街と四軒道があり、江戸時代から続く土蔵造りの建物が並ぶ。庄内緑地公園、ノリタケの森、大規模イオンモール・mozoワンダーシティがある。
西区	名古屋鉄道（名古屋本線）：栄生駅、東枇杷島駅名古屋鉄道（犬山線）：中小田井駅、上小田井駅名古屋市営地下鉄（鶴舞線）：浅間町駅、浄心駅、庄内通駅、庄内緑地公園駅、上小田井駅東海交通事業（城北線）：小田井駅、比良駅
中村区	名古屋駅を擁し、言わずもがな名古屋の玄関口。名古屋駅は乗降者数で全国6位に位置している。 JR セントラルタワーズ（245m）は、2014年に大阪のあべのハルカス（300m）が建つまでは、駅ビルの高さ世界最高峰であった。延べ床面積では、駅ビルとして依然世界一である。ミッドランドスクエア、ナナちゃん人形、大名古屋ビルヂングがある。駅周辺は「名駅」と呼ばれ、栄と並ぶ名古屋を代表する繁華街、ビジネス街と化している。日本屈指のカオス駅である名鉄名古屋駅がある。戦中竣工の地下駅。
中村区	東海旅客鉄道（東海道新幹線）：名古屋駅東海旅客鉄道（中央本線）：名古屋駅東海旅客鉄道（東海道本線）：名古屋駅東海旅客鉄道（関西本線）：名古屋駅、八田駅名古屋鉄道（名古屋本線）：名鉄名古屋駅近畿日本鉄道（近鉄名古屋線）：近鉄名古屋駅、米野駅、黄金駅、烏森駅、近鉄八田駅名古屋市営地下鉄（東山線）：名古屋駅、亀島駅、本陣駅、中村日赤駅、中村公園駅、岩塚駅名古屋市営地下鉄（桜通線）：中村区役所駅、名古屋駅、国際センター駅名古屋臨海高速鉄道（あおなみ線）：名古屋駅、ささしまライブ駅
中区	名古屋の中心繁華街「栄」を擁し、テレビ塔、名古屋城、大須観音がある。東京の秋葉原、大阪の日本橋に並ぶ日本三大オタク街「大須」がある。空気の読める噴水、白川公園がある。名古屋ダイヤモンドドルフィンズの本拠地で、相撲やプロレスのビッグマッチも行われるドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)がある。2025年を目途に建て替え、IG アリーナ(愛知国際アリーナ)が開業予定。 100m道路で有名な久屋大通と若宮大通がある。前者は学生有志イベントが発端のにっぽんど真ん中祭りメイン会場。 SKE48はここで観れる。マジックスパイスもここで食べれる。市役所、県庁所在地。名古屋城から南に降りる本町通（筋）は戦前の目抜き通り。名古屋駅に次ぐターミナル駅、金山駅がある。金山駅の乗降者数は全国37位である。 2005年 1月にApple Store Nagoya Sak aeがオープン。日本では三店舗目。
中区	東海旅客鉄道（中央本線）：金山駅、鶴舞駅名古屋鉄道（瀬戸線）：栄町駅、東大手駅名古屋市営地下鉄（東山線）：伏見駅、栄駅名古屋市営地下鉄（名城線）：市役所駅、久屋大通、栄駅、矢場町駅、上前津駅、東別院駅、金山駅名古屋市営地下鉄（鶴舞線）：丸の内駅、伏見駅、大須観音駅、上前津駅、鶴舞駅名古屋市営地下鉄（桜通線）：丸の内駅、久屋大通駅
昭和区	トンデモメニューで有名な喫茶マウンテンがある。かつて市民運動の結集地として有名だった鶴舞公園、中京大学、八事霊園がある。桜の名所である鶴舞公園はポケモンGOの聖地として当時話題に。『名古屋はええよ！やっとかめ』で有名なつボイノリオはこの区出身。文字通り昭和初期からの住宅街であり、西側は旧市街、東側は高級住宅街および学生街となっている。特に八事は市内屈指のセレブ街。
昭和区	名古屋市営地下鉄（名城線）：八事日赤駅、八事駅名古屋市営地下鉄（鶴舞線）：荒畑駅、御器所駅、川名駅、いりなか駅、八事駅名古屋市営地下鉄（桜通線）：御器所駅
瑞穂区	東京都大田区を東西転換したような地勢であり、日本ガイシ株式会社およびパロマグループ両本社、歴史的な雁道・牛巻の両商店街がある下町の西部と、文教・高級住宅街の東部とが、ほぼ中央の瑞穂通（環状線）で分かたれる。名古屋市博物館がある。また桜の名所、山崎川がある。名古屋グランパスのホームスタジアムであるパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)がある。2026年のアジア大会に向けた改築工事中。
瑞穂区	名古屋鉄道（名古屋本線）：堀田駅名古屋市営地下鉄（名城線）：総合リハビリセンター駅、瑞穂運動場東駅、新瑞橋駅、妙音通駅、堀田駅名古屋市営地下鉄（桜通線）：桜山駅、瑞穂区役所駅、瑞穂運動場西駅、新瑞橋駅
熱田区	歴史深き熱田神宮の門前にして東海道の渡し場、旧宮宿の街。熱田神宮、宮の渡し公園、白鳥庭園、名古屋国際会議場、名古屋中央卸売市場がある。元来は名古屋とは別文化であった。現在でも名古屋の歴史の街として、その佇まいを残している。
熱田区	東海旅客鉄道（東海道本線）：熱田駅名古屋鉄道（名古屋本線）：金山駅、神宮前駅名古屋鉄道（常滑線）：金山駅、神宮前駅名古屋市営地下鉄（名城線）：伝馬町駅、神宮西駅、西高蔵駅名古屋市営地下鉄（名港線）：日比野駅、六番町駅
中川区	田園の宅地化が進み名古屋市の区で2位の人口、約22万人を抱える。面積は4位。運河を含めて、計7つの川が区内を流れている。バーミキュラの製造で有名な愛知ドビーが本社を構える。尾張四観音である荒子観音があり、ナゴヤ球場がある。
中川区	東海旅客鉄道（東海道本線）：尾頭橋駅東海旅客鉄道（関西本線）：春田駅名古屋鉄道（名古屋本線）：山王駅近畿日本鉄道（近鉄名古屋線）：戸田駅、伏屋駅名古屋市営地下鉄（東山線）：八田駅、高畑駅名古屋臨海高速鉄道（あおなみ線）：小本駅、荒子駅、南荒子駅、中島駅
港区	名古屋市の区で最大の面積を持つ。市の西端、南端を占める。中京地区屈指の国際貿易港である名古屋港を擁し、遊覧船が楽しめる。荒子川公園ガーデンプラザ、名古屋港水族館、金城ふ頭・名古屋市国際展示場（ポートメッセなごや）がある。金城ふ頭にレゴランド・ジャパンが開業したり、ららぽーと名古屋みなとアクルスがオープンしたりと、近年の名古屋における再開発の重要拠点でもある。西側にはイオンモール名古屋茶屋があり、こちらも大型店舗の建設や宅地開発などで発展目覚ましい。
港区	名古屋鉄道（築港線）：東名古屋港駅名古屋市営地下鉄（名港線）：東海通駅、港区役所駅、築地口駅、名古屋港駅名古屋臨海高速鉄道（あおなみ線）：名古屋競馬場駅、荒子川公園駅、稲永駅、野跡駅、金城ふ頭駅
南区	かつては区のほとんどが海であった埋立地。尾張四観音のひとつ、笠寺観音がある。大物アーティストのライブがよく行われる日本ガイシホール（名古屋市総合体育館）がある。
南区	東海旅客鉄道（東海道本線）：笠寺駅名古屋鉄道（名古屋本線）：呼続駅、桜駅、本笠寺駅、本星崎駅名古屋鉄道（常滑線）：豊田本町駅、道徳駅、大江駅、大同町駅、柴田駅名古屋鉄道（築港線）：大江駅名古屋市営地下鉄（桜通線）：桜本町駅、鶴里駅
守山区	丘陵部の宅地開発が進み、名古屋市の区で人口、面積ともに3位である。陶芸家・加藤唐九郎も住居と窯を構えた。翠松園あたりは芦屋のような山間の高級分譲地となっている。熱田の奥の院と呼ばれる、尾張四観音の龍泉寺がある。名古屋市の北端と東端を占め、その位置には市内最高峰の東谷山があり、東谷山フルーツパークがある。小幡緑地、八竜湿地、愛知県森林公園など、自然が豊かである。名古屋のチベット。市内唯一の吊り橋、白沢渓谷がある。名古屋16区の中で唯一、地下鉄駅がない区である。全国唯一のガイドウェイバス「ゆとりーとライン」が、区内を横断する。
守山区	東海旅客鉄道（中央本線）：新守山駅名古屋鉄道（瀬戸線）：守山自衛隊前駅、瓢箪山駅、小幡駅、喜多山駅、大森・金城学院前駅名古屋ガイドウェイバス（ゆとりーとライン）：守山駅、金屋駅、川宮駅、川村駅、白沢渓谷駅、小幡緑地駅（以東は地上区間を走行）
緑区	名古屋市の区で最大の人口、約23万人を抱える。また面積は2位である。桶狭間古戦場公園、大高緑地、また旧東海道の町並みが保存され、国の重要伝統的建造物群保存地区である有松町がある。 2011年 3月27日に桜通線・野並－徳重間が開業。ヒルズウォーク徳重ガーデンズがある。
緑区	東海旅客鉄道（東海道本線）：大高駅、南大高駅名古屋鉄道（名古屋本線）：鳴海駅、左京山駅、有松駅、中京競馬場前駅名古屋市営地下鉄（桜通線）：相生山駅、神沢駅、徳重駅
名東区	名古屋の東側の区。戦後、団地・一戸建て開発が進み、準高級住宅街。人口増加に伴い1975年に千種区から分区した。俳優・大和田獏が自宅を置くほか、転勤族が多く住む町であり、藤が丘駅前は0時を過ぎても東京近郊の駅前文化のような飲食店の賑わいがある。名古屋インターチェンジもあり、車の往来が多いが、公共交通も至便。 80年代から移転・新設された市外の私立大学および県立大学のゲートウェイ。丘陵地帯で、猪高緑地や牧野ヶ池緑地などの緑地が点在する。浅田真央・浅田舞姉妹（フィギュアスケート選手）はこの区出身。
名東区	名古屋市営地下鉄（東山線）：一社駅、上社駅、本郷駅、藤が丘駅愛知高速交通（リニモ）：藤が丘駅
天白区	旧飯田街道（別名駿河街道。国道153号の前身）の街道筋。希少な尾張万歳（おわりまんざい）が継承されている。街道沿いの旧村落、戦後に近郊として開発された丘陵地帯と団地、そして元の田畑・ため池たる住宅地が混在し、地勢はモザイクである。塩釜口駅から八事方面にかけての飲食店は、デカ盛りを売りとする店舗が立ち並ぶ。上記の喫茶マウンテン以外にも店麺多房あいうえお、洋食パセリ、洋食寅安、あいたるやと錚々たる山脈が続くことから、八事山脈と総称されることも。本当の意味で八事のお屋敷街があるのはこっちである。愛知県民には「平針」の通称でおなじみ、愛知県運転免許試験場がある。地味な名所、農業センターがある。
天白区	名古屋市営地下鉄（鶴舞線）：塩釜口駅、植田駅、原駅、平針駅名古屋市営地下鉄（桜通線）：野並駅、鳴子北駅