吟遊GM/吟遊詩人GMとは、TRPGにおいてよくないとされているGM(ゲームマスター)のプレイスタイルのことである。
概要
TRPGでは参加者はGM(ゲームマスター)とPL(プレイヤー)に分かれる。GMはゲームの進行担当であり、シナリオやダメージ計算やダイスロール判定の裁定などその仕事は多岐にわたる。同じ題材を使ったTRPGをしていても、GMの裁量によりシナリオから難易度まで大きく変動するため、キャンペーン時における力関係はPLよりもGM側に大きく偏る。
しかし、GMのお仕事は参加者全員が楽しめるようにすることである。そのことを忘れてGMがその権力を使ってほかの参加者のことを気にかけずに自分のやりたいことだけを押し付けては、GM以外誰も楽しめない。そのような一人語り状態に陥ってしまったGMを(ファンタジー世界にありがちな酒場で物語を語る吟遊詩人に例えてか)吟遊GM/吟遊詩人GMと呼ぶ。
各TRPG解説サイトなどでの吟遊GMへの言及
例えば日本では、自分が用意した物語を一方的に押し付ける(プレイヤーに選択の自由を与えない)者を「吟遊詩人マスター」(中略)と呼ぶ[要出展]
(1) プレイヤーキャラクターがいてもいなくてもストーリーの流れが変わらないようなシナリオを作るゲームマスターの蔑称。
939 :NPCさん:2005/09/09(金) 06:27:36 ID:???
吟遊詩人とレッテル貼られるパターンはいくつかある気がする。
重複するかもしれんが思いつく分を上げてみる。
・PCに関係ない事件がシナリオのストーリー。
・PCの行動が理不尽な理由で制限される。
・PCの行動が理不尽な理由で強要される。
・PCの設定が無視される。
・PCの設定を強要される。
・PCが主役じゃない。
・PCの行動が結果に反映されない。
こんな感じ?
【吟遊GM】
PLをやっていると、GMが「結論ありき」で話を収束させようとしているのに気がつくことがあります。
勿論シナリオが収束しないことにはセッションが成り立たちません。
しかし、その辺りの認識を――言葉を選ばなければ――どう誤魔化すかがGMする上で大事なことだと思います。
「あ、このGMはこっちがどんな行動をしても結果を変える気ないな」と気付いて(思って)しまうとPLのセッションに対する意欲は低下するでしょう。
関連項目
- 5
- 0pt