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器物破損組とは、
本記事は主に2について記載する。
概要
何かしらの器物を破損させた逸話・伝説を持つキャラクターの組み合わせの動画に使われるグループタグの一つ。
二人なら器物破損コンビ。三人なら器物破損トリオ。それ以上なら器物破損組となる。
器物破損組一覧
- にっかり青江
斬ったもの／石灯籠
幽霊の母子を斬り捨てるも石灯籠を斬り捨てていたという逸話を持つ一振り。重要美術品。
現場は当時超Hotなホラースポットであり、その功績から瞬く間に名刀へ鰻登り。『置けば幽霊寄ってこない！』をキャッチコピーに、持ち主の京極家では太刀サイズであったものを脇差しサイズになるまで使い倒したという。
本人は名前いじりを自分の格上げに繋げる程度に不満はないが、重要美術品止まりにはやや不満。 - 同田貫正国
斬ったもの／兜
天覧兜割りで唯一兜割りに成功した逸話を持つ一振り。
直心影流の達人も『（刀で兜割りとか）無理に決まってんじゃん』というウメハラばりの現実を口にし、天覧試合を辞退するも認められず、0：10ダイアに絶望してる最中に刀剣商から渡された太刀がこれである。
武器の本質から考えれば紛うことなき名刀である。だが、どの時代でも名刀（ブランド品）に弱い日本人は実践刀（ワークマン）という評価しか同田貫正国に下さなかった。 - へし切長谷部
斬ったもの／棚with茶坊主
無礼を働いた茶坊主が隠れた棚ごと押し切った逸話を持つ一振り。国宝。
黒歴史ノートよりも対象年齢が低いネーミングセンスをかましておきながら、当の信長は黒田官兵衛が我が家へお使いに来たご褒美としてプレゼントしたというのだから、長谷部本人としてはたまったものではないだろう。
ちなみに、押切（へし切り）とは掌の上の豆腐を包丁で切る場合のそれである。いくら切れ味が凄いとはいえ、それを人体で行う辺り、余程激おこだったか馬鹿力だったかのどちらかである。 - 燭台切光忠
斬ったもの／燭台with家臣
家臣を斬った勢いで近くにあった燭台も斬り捨てた逸話を持つ一振り。焼身（やけみ）のまま現存。
元々の作風は質実剛健を旨としていた一派の一振りであったが、時代のニーズにより次第にチャラい見た目になっていった。伊達政宗に命名され、のちに水戸徳川家へ。伊達家以前の所在には説が複数あり、豊臣秀吉から伊達政宗に渡ったとされる。信長は光忠ブランドが大好きでコレクションしていたため、織田信長→豊臣秀吉→伊達政宗と渡ってきた可能性もある。青銅の燭台という、現実的に割と簡単に斬れちゃいそうな逸話に本人は不満そうだが、なまじ尋常じゃない逸話を作ってしまったおかげで、多角的ないじりを日常とするにっかり青江という刀剣男士も存在する。 - 薬研藤四郎
斬ったもの／薬研
武将・畠山政長の腹に刃を刺さらず薬研には突き刺さる奇跡の逸話を持つ一振り。焼失。
『切れ味は抜群なれど主人の腹は切らず』この忠誠心の鑑ともされる逸話は非常に人気が高い。
豊臣秀吉もこの刀を打った名工の追っかけとなり、郷義弘と正宗を合わせて天下三作という刀クラスタを作り、時代のアイドルとしてアゲまくっていたという。しかし藤四郎吉光は薬研藤四郎を境に一発屋として落ち目になっていく。
ちなみに畠山政長は代わりに近くの脇差しで切腹した。
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関連項目
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