国際反ホモフォビアの日(IDAHO:International Day Against Homophobia and Transphobia)とは、5月17日である。
概要
2005年に初めて制定された、同性愛に対する偏見・嫌悪(ホモフォビア)に反対するために制定された記念日であり、同日には世界各国でイベントや行事などが開催される。
2009年にはトランスフォビア(性同一性障害・異性装者などのトランスジェンダーに対する嫌悪)に対する反対が付け加えられ、「国際反ホモフォビア・トランスフォビアの日」(International Day Against Homophobia and Transphobia)と改められた。
さらに2015年にはバイフォビア(両性愛者に対する嫌悪)に対する反対も加わり、「国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日」(International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia)となった。
5月17日が日程として定められたのは、1990年5月17日に同性愛がWHOの国際疾病分類から除外されたことを記念してのものである。また、2004年にアメリカ合衆国マサチューセッツ州が、2010年にはポルトガルが同性婚を合法化した日でもある。
関連動画
関連項目
関連リンク
- IDAHO | DAHOT International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia (公式サイト)
- EUを代表して国際反ホモフォビア・反トランスフォビアの日に寄せたモゲリーニ上級代表の声明 (2016年5月17日の声明)
- 国連広報センターさんのツイート: "今日(5月17日)は同性愛嫌悪やトランス嫌悪に立ち向かう国際反ホモフォビア/トランスフォビア・デー! (2016年5月17日のツイート)
- 国連広報センターさんのツイート: "今日(5月17日)は #国際反ホモフォビアの日 #IDAHO 🌈🌈🌈 文化、伝統は私たちをひとつにするもの - 引き裂くものではありません。#CultureOfLove #LGBTI #StandUp4HumanRights" (2017年5月17日のツイート)
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