「強くない奴は引っ込んでいろ。強者も弱者も己を弁えるのが道理だ―姉上の持論だな」
土佐(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場するKAN-SEN。完成を見ることがなかったIF的存在、加賀型戦艦2番艦「土佐」をモチーフにしたキャラクターである。
加賀型戦艦二番艦、土佐。仕えるに値する者にのみ従う主義だ。貴様などと―安直に判断するのも好かぬ。ひとまず貴様の力、見定めさせてもらうぞ
KAN-SEN名 | |
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土佐 IJN Tosa |
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基本情報 | |
所属 | 重桜 |
艦種 | 戦艦 |
レアリティ | SSR |
CV | 沢城みゆき |
イラスト | Liduke |
艦歴 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 長崎県長崎市 |
造船所 | 三菱造船長崎造船所 |
艦級 | 加賀型戦艦2番艦 |
進水日 | 1921年12月18日 |
就役 | -(未完成) |
最期 | 1925年2月9日(自沈) |
備考 | |
「もう一つの可能性」として存在す「完成された加賀型戦艦二番艦」土佐。 自由奔放にして、本来のカンレキの関係か時々言動が皮肉屋っぽく感じさせる。 「姉上」と呼ぶ戦艦・加賀と比べて性格が丸くなっているか、それとも…?
重桜所属の戦艦。レアリティはSSR。イラストはLiduke。CVは沢城みゆき。
2020年4月23日より開催された期間限定イベント「縹映る深緋の残響」(復刻)において、期間限定建造の追加枠という形で実装された。
天城さんほど慎重ではないが、姉上ほど熱くなりやすいこともない。 …違う?姉上か?それとも私か?
青っぽい銀髪に少々わかりにくいがタレ型の獣耳が付いている。加賀と共通性を感じさせる白系の衣装。青の狐の面も加賀と姉妹であることを示唆している。
胸部装甲はさすがは戦艦というべき立派なもの。余談気味ながら、当初発表されたイラストよりも修正版がすぐにアップされ、顔つきが少し変わった他、胸部装甲が大幅に増量されている。
性格面は、「世の中の都合」に振り回されたカンレキゆえか、やや斜に構えた皮肉屋の一面を見せる。だが、基本的には戦艦らしい勇敢さに溢れた女性であり、ようやく「この世界」で戦艦としての姿で存在を許されたことに安堵しているようでもある。
秘書艦としては、結構手厳しい面があり、特に胸部装甲タッチへの反応は首をはねられても文句を言えないレベルの迫力である。親密度が上がると、指揮官を「変わり者」と呼びながらも、しだいにKAN-SENとしての生の果てに巡り合った「運命共同体」として受け入れていく様を見ることができる。
実装と同時に、水着着せ替え「鳴子小夏」が販売されている。超大胆なハイレグ水着姿を披露してくれる。もちろん、白と黒の水着から零れそうな胸部装甲も見逃せない。
この水着姿にたまらんものを感じた指揮官はショップにいらっしゃいにゃ。なお、あまりの過激さに本国の大陸版では実装からわずか3日にして販売禁止となってしまったにゃ。本国仕様がおま国とはわけがわからないよな話だにゃ。
どちらが上か思い知らせてやる!
スキル1:奮えば成す!
自身の主砲攻撃時45.0%(MAX75.0%)で発動。自身の配置位置に影響されない特殊弾幕を展開する(威力はスキルレベルによる)
スキル2:凌げば討つ!
①自身が所属している艦隊以外で、かつ旗艦が戦艦の艦隊が行った戦闘のみで数えて3・4・5回目の戦闘開始20秒後、自身が戦闘可能である限り、[土佐]による特殊支援弾幕を展開する;②自身が所属している艦隊の戦闘中、自身がダメージを受けるか、敵が一定範囲内に入った時、特殊弾幕(威力はスキルレベルによる)を展開する。②は15秒に一回しか発動できない
ステータス面は姉の加賀(戦艦)と似たものを持つ。やや耐久が低いのが欠点といえば欠点だが、下で述べる通りスキルの特長からして旗艦に置かなくても活躍できるため、あまり問題にならないだろう。
砲撃により発動する特殊弾幕と魚雷が発射可能であるという特徴を持つ。SSR戦艦で例えるならば、長門とティルピッツの中間のような存在。この点も姉である戦艦加賀と共通仕様だ。だが、彼女の特長はスキルによってこそ際立つことになる。
スキル1「奮えば成す!」は戦艦ではおなじみの主砲発射時発動の弾幕スキル。その最大の利点は艦隊での配置に左右されないこと。これまでの弾幕スキルはどうしても旗艦に置かないと活かしきれないところがあったが、この土佐はどこに置いてもいいわけである。当然、加賀(戦艦)と姉妹で弾幕釣瓶撃ちというのもいいだろう。
スキル2「凌げば討つ!」はなんと、自身が所属していない艦隊、つまり同じ海域マップに出撃しているもう一つの艦隊に支援の特殊弾幕を撃つことができるもの。これなら土佐自身はボス向け艦隊に属しつつ、周回する防衛艦隊狩りを担当する艦隊に支援弾幕を撃てるわけである。おまけに、自身が戦う時はカウンターの弾幕まで出せるという能力まである。
加賀型二番艦の土佐だ。起工こそされたものの、最後まで建造されていなかった身だが…… 空母だったり戦艦だったり、兵装実験艦だったり標的艦だったり、よくもまあこき使ってくれたものだ。 ふん、この姿で着任した以上、失望はさせんぞ
日本海軍が建造を計画した、八八艦隊計画を構成する戦艦群の4番目の艦であり、前級の長門型を上回る16インチ(40cm)主砲10門を搭載する大型戦艦である。
長門型、加賀型合計4隻の戦艦に、巡洋戦艦天城型4隻によって16インチ主砲搭載艦を充実させ、さらに紀伊型戦艦4隻が加わる予定だった。
しかし、船体が出来上がった段階で、ワシントン軍縮会議によって建造は中止。「土佐」は1921年12月18日に進水は終わって、最上甲板から下の施設はほぼ出来上がり、艦橋や煙突、砲塔などの上部構造物を据えるのを待つばかりとなっていた。だが、もったいなくも標的艦として処分されることになってしまう。長崎から呉へと曳航される「土佐」の姿は写真に収められ、現在に伝えられている。
1924年6月から数ヶ月に渡り、砲撃や魚雷などに対する防御効果を調べるための実験に供された。その中で、砲弾の水中弾効果(水面に落下した砲弾が、水線下を走って目標の船体に当たる現象)が確認され、のちの九十一式徹甲弾の開発に生かされた。さらに、各種データは後の重巡洋艦や大和型戦艦の設計にも生かされている。
翌年1925年の2月9日、高知県の西方にて自沈処分となり、姿を消すこととなった。
史実について、より詳細は次の記事へ→八八艦隊
関連動画とな?三割でも有意義な情報が入っていればありがたく思うのだが
土佐(アズールレーン)に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。
暇を持て余しているなら関連静画でもどうだ?
関連項目に追われるのではなく、関連項目を追え。 それが指揮官である貴様のなすべきことだ
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