土 合 | ||||
どあい | ||||
湯檜曽 | 土樽 | |||
Yubiso | Doai | Tsuchitaru |
土合駅とは、群馬県利根郡みなかみ町にあるJR東日本上越線の駅である。
概要
土合駅 | |
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どあい - Doai | |
基本情報 | |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽218-2 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道 |
所属路線 | ■上越線 |
駅構造 | 地上駅/地下駅 |
ホーム | 計2面2線 |
乗車人員 | 22人/日 (2011年度) |
開業年月日 | 1936年12月19日 |
備考 | |
駅テンプレート |
日本一のモグラ駅である。
同様のモグラ駅として隣の湯檜曽駅をはじめ、北越急行ほくほく線美佐島駅・JR西日本北陸本線筒石駅がある。
スキー、登山シーズンには谷川岳の最寄り駅として機能する。周辺にはロッジやグランピングなどの宿泊施設が点在しており、2020年には駅直結のグランピング施設「DOAI VILLAGE」がオープンした。
無人駅であり、かつて使われていた駅務室と切符売り場はカフェスペースの「駅茶モグラ」として運営されている。
下り線ホーム
下り線ホームは、新清水トンネル(L=13,490m)内に設置されている。海抜高度583.41m。
新清水ずい道工事誌(日本国有鉄道信濃川工事局)には「乗降場は延長300mで、幅は湯檜曽が4mであるのに対し、土合はシーズン中の旅客が集中的に乗降するため、幅を5mとした。」とあるが、現在はホームを旧副本線上に移設し、幅は狭くなり有効長が短縮された。
旧ホームには待合室とトイレが設置されている。待合室の一角はクラフトビールの熟成部屋にもなっており、各イベントで販売される。
土合斜坑
土合駅下り線ホームに到着した旅客は、工事期間の短縮と旅客通路の確保として施工された土合斜坑の階段を上ることになる。
長さは338mで階段は462段あり、その高低差は81mである。斜坑口から改札口へは、さらに143メートル、階段24段を上らないと到着できない。
そのため時刻表(交通新聞社JR時刻表)には『土合駅は改札から下りホームまで約10分かかります。』と注意が記されている。
下り線ホームと同じくスキーや登山道具を携行した旅客を考慮し、階段の幅は4mと広くとられている。斜坑の傾斜は1/4(=250‰)とかなりきつい傾斜ではあるが、上りやすい階段の設計がなされ、中間付近にはベンチが設置されている。
当初はエスカレーター設置計画があったが、見送りになった。階段の横の岩盤が露出した空間はその名残である。
斜坑掘削中は破砕帯に遭遇し何度か大湧水に見舞われ、切羽が水没することがあった。
上り線ホーム
こちらは地上に設置されている。海抜高度665m。待合室が設置されている。
水上方先端の一部が土石流の被害により崩壊。現在は被災していない部分で運用がされている。
隣の駅
路線名 | 隣の駅 (上り:高崎方面) |
当駅 | 隣の駅 (下り:長岡方面) |
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■上越線 | 湯檜曽駅 | 土合駅 | 土樽駅 |
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関連項目
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