地獄の壁の所以を教えてやる!
地獄の壁(ボーダーブレイク)とは、SEGAのアーケードゲーム、ボーダーブレイクのプレイヤー、フロスト氏のことである。
概要
フロントミッションシリーズに搭乗するヴァンツァー部隊からタイトルである地獄の壁を取っている。元ネタに関してはこちらを参照。OPにフロントミッションのBGMが流れ、サムネにも使われる部隊員の戦闘シーンは、時折小ネタが混じっている。(乱暴な言葉は削除されるようです)
投降初期の頃からフルHGの機体を使用し、装甲を活かしたしぶとく力強い戦い方が特徴。特に、フロスト氏の機体は全身をHGⅢで固めている。
まず、このHG、もとい、ヘビーガードと呼ばれる機体だが機動性を捨て、装甲を重視した重量級の代名詞の機体だ。その中でHGⅢはシリーズ最大の防御力を誇るが、クセも強く、何より脚部の速度はゲーム内ではかなり速度の遅いパーツである。ポピュラーなHGの脚部として選ばれるのは動きの改良を施されたHGⅣだが、あえてHGⅢであるところに拘りを感じる。
装甲に傾倒しきった機体の構成はチップシステムが導入されるとより特性を強く見せる。その代表として、機体の安定性は類を見ない特化具合だ。セットボーナス強化・装甲Ⅱ・転倒耐性Ⅱ、これにより装甲は限界まで強化され、高い転倒耐性を追加された機体はよほどの事がない限り転倒しない。チップシステム導入と共に人気のあるタックルⅡを受けても、敵がよほど特化してない限りよろめくだけで済んでしまう。与えたはずのダメージは少なく、すぐさま襲い掛かる反撃の嵐は強いプレッシャーを感じるだろう。地獄の壁に突っ込んで、タダではすまないのだ。
また、同じ装甲主義であるロージーは憎き敵らしい。恐らくは最大の堅さというセールスポイントを奪った点が許せないのだろう。(それでもHGは堅い、何よりロージーより扱いやすさや転倒耐性は高いので住み分けは出来ている)
そして……長い時を経て、最新型のヘビーガードGがリリースされ、フロスト氏も腕や頭部をこれに換装。装甲を落とさず、性能を向上させ、より恐ろしい地獄の壁となった。ちなみに換装前までは【フルHGⅢ】とタイトルに冠していたが、それ以降は【フルHG】と変わっている。
武装はGAXエレファント、サワードコングといった定番のものを使用するも、VerUPで武装が増える度にこの辺りは変化している。現状はGAXダイナソア、サワードコング、ラページパイク、バリアユニットと直接戦闘の火力に特化している。
前述した機体構成と合わさり、怯む事無くダイナソアで融かし、コングで吹き飛ばし、ラページが貫く。特にラページパイクは当て辛い浪漫武器とされているが、生半可な攻撃では止まらぬ機体がバリアまでも広げ強引に当てに迫るのを止めるのは難しい。……そこ、逃げればいいとか言わない。
総じてパワフルな戦闘スタイルは、重量級機体のお手本ともなるだろう。
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