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埼玉西武ライオンズとは、埼玉県所沢市にある西武ドームを本拠地とするプロ野球チームである。単に西武、西武ライオンズ、ライオンズとも。二軍もチーム名は同じ。二軍本拠地は西武ドームと同じ敷地内にある西武第二球場。
概要
1949年のオフシーズンに西鉄クリッパーズが発足した。パシフィックリーグに加盟。1951年にはセントラルリーグの西日本パイレーツと合併し西鉄ライオンズとなり、「野武士軍団」と呼ばれたりしていた。しかし1969年の黒い霧事件で人気低迷、1972年に当時の親会社の西日本鉄道は球団を手放した。以降福岡野球株式会社が親会社となり、スポンサーの変更に伴い太平洋クラブライオンズ、クラウンライターライオンズと名称が変化していった(今で言うネーミングライツ)。
1978年オフに西武(正確にはコクド)が買収し所沢に移転し西武ライオンズとなり、2007年末に地域密着を図るとして埼玉西武ライオンズとなった。ちなみに二軍の名称も基本的には一軍と同じだが、命名権売却により2005~2006年はインボイス、2007年はグッドウィルと二軍とは異なる名称が付いていた(ともに「ライオンズ」は付かない)。
西鉄時代は稲尾和久や中西太らの活躍で強豪チームとして名を馳せた。黒い霧事件以降は低迷するが、1982年に西武として初優勝して以来25年連続Aクラス入りするなど黄金時代を築いた。2007年は低迷するが2008年はデーブ大久保(大久保博元)打撃コーチのおかげか打線が大爆発。パシフィック・リーグ優勝と日本一、アジア制覇を達成。
2008年から球団名を「埼玉西武ライオンズ」に変更。ただ「埼玉」とつけただけでなく、県営大宮球場での試合開催、ファンや市民が選手と一緒に参加できるイベントを開くなど、これまで以上に地域密着を図るようになった。
主催試合での観客動員数1万人割れのイメージが強いが、2009年は1試合のみ。ファンサービスが功を奏したとはいえ、ライトスタンドを除いた席をライオンズファンで満たすにはまだ時間がかかる模様。地域密着活性化によって多くのライオンズファンを獲得できるかどうかはこれからが勝負である。
本拠地
福岡時代の西鉄クリッパーズ、西鉄ライオンズ、太平洋クラブライオンズ、クラウンライターライオンズ時代は平和台球場が本拠地。平和台球場は現在は解体されて存在しない。
所沢に移転した後の(埼玉)西武ライオンズ時代は西武ライオンズ球場。1998年からはドーム化に伴い名称が西武ドームに変更(実際にドームになったのは1999年から)。二軍の名称と同じく命名権売却により、2005~2006年はインボイスSEIBUドーム、2007年はグッドウィルドームという名称だった。
ユニフォーム
西鉄時代:マイナーチェンジを経て、1954年から黒色の帽子・ライン・レターを基調したデザインが登場。胸ロゴはドイツ文字と呼ばれた書体で「Lions」、帽子マークは西鉄のNとライオンズのLを重ねたマークとなり、西鉄黄金期に花を添えた。2008年に行われたライオンズクラシックの復刻ユニフォームとして一部の試合で着用された。
西武時代:チームカラーがライトブルーとなり、ユニフォームもそれに合わせた。帽子には手塚治虫デザインのレオマークがついた。ライオンズクラシックの評判が良かった事や、西鉄時代の歴史を融合という意味も兼ねて、2009年からユニフォームを青から紺へ大幅リニューアルした。
戦跡
リーグ優勝21回、日本一13回(西鉄時代含む)。最近日本一になったのは2008年で、この年はアジアチャンピオンにもなった。
21世紀になってからのライオンズ
2001年(3位) 監督:東尾修
西武を代表する助っ人のオレステス・デストラーデやドミンゴ・マルティネスに次ぐ大砲が出てこなかったが、この年新加入したアレックス・カブレラとスコット・マクレーンが本塁打を量産。豊田清が抑えに回り、守護神の座を獲得する。しかし終盤こけて、東尾修監督最後の年を優勝で終える事はできなかった。
2002年(1位) 監督:伊原春樹
伊原春樹新体制の下、綿密な指示による管理野球が功を奏し、90勝(2位に16.5ゲーム差)で優勝。しかしその後、黒歴史となった。
2003年(2位) 監督:伊原春樹
2004年(2位通過、日本一) 監督:伊東勤
伊原→伊東勤監督。この年からプレーオフ(後のクライマックスシリーズ)導入。レギュラーシーズン2位通過。第1ステージ最終戦日本ハム戦では豊田が被弾するが高木浩之が「下を向くな!」と一喝。その後和田一浩がサヨナラ弾。第2ステージ福岡ダイエー戦では石井貴を奇襲的に起用するなど驚くような采配で接戦を制し日本シリーズ行きを決める。中日との日本シリーズでも最終戦までもつれ込み西武が12年ぶりの日本一に輝く。第1戦・第7戦を先発の石井貴がMVPに選ばれた。
2005年(3位) 監督:伊東勤
2006年(2位) 監督:伊東勤
片岡易之や中島裕之ら若手が頑張ったものの2位で終わる。昨年入団した涌井秀章(松坂大輔とは横浜高校時代の後輩)が12勝を挙げる。2006年オフ、松坂大輔がポスティングシステムを使用し、西武を去る。
2007年(5位) 監督:伊東勤
(∩ ゚д゚)アーアーキコエナーイ 和田一浩がここぞという場面で併殺打を量産。26年ぶりのBクラスに転落。伊東監督が辞任し、和田とカブレラがチームを去った。
2008年(1位、日本一) 監督:渡辺久信
この年から渡辺久信監督。『埼玉西武ライオンズ』となる。圧倒的な打撃力とその層の厚さ(本塁打数が圧倒的)で相手投手に恐怖感を植え付けた。オナカスイタネやボッカチカにしてやんよが一時流行。二遊間の守備が頼もしくなり、この年の日本シリーズでチーム最小失策を記録。しかし、崩壊するととことんまで落ち込む投手陣(いいときは抑えるので防御率自体は悪くない)の懸念が払拭されないまま、大幅な補強をする事もなく2009年を迎えてしまった。
名場面の一つに挙げられているのが肉離れ
。
2009年(4位) 監督:渡辺久信
補強組は期待通りの数字を残さず一軍二軍を行ったり来たり。昨季の守護神を務めたアレックス・グラマンが離脱したことで中継ぎ陣の層の薄さが露呈し、サヨナラ負けのリーグワーストを作るなど終盤に試合をひっくり返されることが多くあった。シーズン中盤までは3位をキープしていたが、夏場以降の楽天の追い上げを振り切ることができず最終的に勝率5割の4位に終わった。
2010年(2位) 監督:渡辺久信
中継ぎ、抑えが安定し、故障者が多く出たにも関わらず、前半戦を首位で折り返した。しかしシーズン終盤に失速し、最後の最後に福岡ソフトバンクに抜かれてしまい、優勝を逃し、ゲーム差なし・勝率わずか1厘差の2位に終わった。クライマックスシリーズ第一ステージも中継ぎ、抑えが崩壊し、千葉ロッテに敗れた。10試合延長戦があったが、1勝8敗1分。延長戦の防御率は9.49、勝率はセ・リーグ最下位の横浜を下回る.143で、パ・リーグワースト。延長戦での弱さが目立った。
2011年(3位) 監督:渡辺久信
開幕後に昨季のセーブ王ブライアン・シコースキーが故障離脱して抑えがいなくなり、中継ぎも安定せず交流戦後、新人牧田和久が抑えにまわる。しかし7月3日に7月以降だと1996年以来15年ぶりの最下位に転落。前半戦を借金15で折り返した。後半戦に入り、9月を19勝5敗2分で乗り切り、最大15もあった借金を大幅に減らし、オリックスとクライマックスシリーズ出場を競うところにまで立て直し、最終戦で西武が勝ち、オリックスが負けたことで3位に上がり、クライマックスシリーズに進出。そのゲーム差はわずか1毛差(0.001差)であった。クライマックスシリーズ第一ステージで日本ハムを2勝0敗で下したが、第二ステージではソフトバンクに全敗した。
ボンバーマン
現在、チーム内ではハドソンのアクションゲーム「ボンバーマン」が流行している。選手ロッカーから移動中のバスまで、所構わず爆撃音が鳴り響いている。チーム内のランクでは横綱に位置するのが涌井秀章と小野寺力、大関には石井一久と岸孝之。2009年には石井一久によって、WBC(ワールド・ボンバーマン・クラシック)が開催される。ゲームをほとんどしなかった菊池雄星をも巻き込み、「ライオンズの選手がボンバーマンで遊ぶ」ニュースが扱われるようになった。
ハドソンの関係者も喜んでいるようで、コラボレーション企画にはノリノリらしい。
ライオンズの西武身売りの経緯
- 西鉄ライオンズ、黒い霧事件で人気低迷
- 経営が成り立たなくなり、売却先を探すも見つからず
- 球団消滅の危機に立たされたところを元ロッテオーナーの中村長芳が福岡野球株式会社を立ち上げ救済
- 中村が平和台球場の弁当契約を白紙に戻す
- 弁当販売の利権を持つ市議会議員の働きかけで平和台球場が使用不可に(中村がよそものなのも理由らしい)
- 何とか使用可能にはなるものの、使用料が西鉄時代と比べて12倍強に
- 負債が年々たまっていき、破綻寸前に
- 西武グループが球団買収と負債肩代わりをしてくれることに、その代わりとして所沢に移転
たまにあるのが、西武が福岡からライオンズを奪ったという意見である。確かに西武はライオンズを買収した際に所沢に本拠地を移転したから完全には間違っていないのだが、上記のように実質的には福岡が追い出したようなものである。
関係者
※記事がある者は太字
首脳陣・スタッフ
| 一軍 | 二軍 |
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| 球団スタッフ | |
現役選手
| 投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
OB等(西鉄・太平洋・クラウン時代を含む)
| あ行 | か行 |
|---|---|
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| さ行 | た行 |
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| な行 | は行 |
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| ま行 | や行 |
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| ら行 | わ行 |
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関連項目
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読み:サイタマセイブライオンズ
初版作成日: 08/08/25 15:09 ◆ 最終更新日: 12/05/22 20:30
編集内容についての説明/コメント: サヨナラ
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