塩豚とは、豚の三枚肉(バラ肉)や肩肉等を塩蔵したものである。ヨーロッパやアジア、沖縄等で伝統的に行われてきた貯蔵法。少しの注意点を守れば、一般のご家庭でも作ることが可能である。むしろ売っている物はあまり塩豚とは呼ばない。
作り方
一般的には、塊肉に対して3〜15%ぐらいの塩をすり込み、ラップをして1〜2日程度冷蔵庫内に寝かせておく。
(なお、使用するのが精製塩か天然塩か、また、どのくらい日持ちさせたいかによって塩の量は変わってくる。)
出てきた水分(ドリップ)はクッキングペーパー等で拭い、清潔に保つように気をつける。
塩分が強すぎた場合は「塩抜き」をしてから調理するのが望ましい。
1週間程度で消費するのが理想的ではあるが、それ以上となる場合は冷凍庫での保存を推奨。
ネット上に多種多様のレシピが掲載されているので、自分に合うものを探して試行錯誤するのもよいだろう。
食べ方
食べる時はかならず加熱すること。
塩味が薄い、または塩抜き済みのものは、まずは厚切りベーコンの要領で焼いて食べてみたい。
その他の調理方法としては煮込み料理、スープ、ジャーマンポテト、パスタなど。加熱することと塩加減にさえ気を付ければ、アイデア次第で何にでも使えるだろう。
その他
いわゆるパンチェッタはイタリアで伝統的に作られるバラ肉の塩豚である。生ベーコンとも呼ばれる。これを燻製するとベーコンになる。
また、ハムも塩豚の一種と言える。
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関連項目
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