外道会館(ゲドウカイカン)とは、かつて存在していた同人サークルである。
C3B(実写CCさくら)やお米など、二次創作実写動画(実写MAD)の制作販売を行なっていた。
概要
外道会館は1999年に解散しかけていた旧外道会館を譲渡。代表は「こころのともよ」
サークルの活動ジャンルは「総合サークル」と称していたが、特に特化した内容がなかったため、そう名乗っていた。
旧外道会館について
同人誌は作られなかったが、メンバーの中にはプロのアニメーターになったものもいた。
ほとんど自然消滅的に解散状態だったところ、当時下僕だったともよが譲渡を受ける形でサークル存続させることとなった。
お米「99秋の陣」制作まで
サークル設立時のメンバーはともよ・高見・ボレンダの3名だった。その全員が絵もプログラムも音楽も作れない「無能力者」だった。しかし、作品を作りたい気持ちだけはあった。悩んだ結果、ボレンダが紹介した実写作品を題材で「ドラマを作ろう」という結論に達し、撮影機材がなかった為、高見の友人の友人のHPPS氏紹介され交渉の結果、「自分が出演する」という条件で機材の貸してもらうことになった。HPPS氏は機材の貸与どころか編集の一部までも手伝ってくれ、1999年10月のコミックライブin名古屋で発売する事ができた。当時の編集方法はVHS機を2台用意して編集するかなりアナログな方法で行なっていた。
C3B(実写CCさくら)制作まで
詳細はC3B参照。
お米「99秋の陣」発売の時に隣のサークルと販売の量で競い合い負けた方が、「デ・ジ・キャラットのコスプレでアニメイト名古屋に2時間監禁」という罰ゲーム付きで行った結果、見事外道会館は勝利したのだが、その際HPPS氏がその負けたサークル代表にデ・ジ・キャラットのコスプレさせるのは勿体無いと言い「それなら自分がやりたい、でもやるならCCさくらのコスプレで知世ちゃんとやおいやしたいと言ったが全ての始まりだった。2000年2月20日に発売
オフィシャルお米アンソロジー制作まで
C3B発表後、有名となった外道会館とHPPS氏は、次作品を作るまでの間にもう一作品自分たちの作りたいものを作ろうというコンセプトで制作を開始。撮影スタッフやキャストには「To Hard」「Kanori」「漏電迷伝」の関係者も含まれているかなり珍しい作品になった。2000年11月発売
極C3B「西へ・・・」制作まで
本来ならC3Bの続編を作る予定だったが、2001年3月終わりにサークル内で作品に対する思いの相違で分裂が発生し、続編が作られることはなかった。残った外道会館メンバーで劇場版CCさくらのショートストーリー「劇場版ケロちゃんにおまかせ」のパロディを作る事となり、たこやきなら大阪で撮影しようということとなり、下見1日、撮影1日というこれまでの作品の中で一番制作期間が短い作品となった。それでも、ゲームラボ2001年6月号で紹介されるなど、一定の評価は貰った。2001年7月発売。
制作不振から衰退
その後、MILK・ABARE・JOBIZZといったタイトルが発表されたが、いずれも制作断念という結果で終わっている。2chスレ主になったりと一部で話題作りもしていた。2003年に活動休止を宣言し2007年に活動再開を宣言するも2009年に突然の解散を宣言した。
実写作品以外での活動
- 闇コスプレ実行委員会
外道会館の活動拠点である名古屋で外道会館主催のイベント開催しようと2001年冬にコスプレサークルを立ち上げた。「男女が男装女装関係なく気軽に楽しめるイベント作り」という位置づけで活動。写真集を1点発表。外道会館解散後もともよ自ら地道に活動を行い、2011年7月に名古屋コスプレオフという名前でイベント開催の目的を達成した。現在も活動している唯一の団体。
市販の激マズ飲料水をひたすら飲んでレポートするサークル。メンバーはともよのみ。ゲボボドリンクカタログという作品を1つ発表。外道会館解散時に消滅。
- 音楽部
外道会館の音楽を手がける唯一の技術部門。作品のBGMや会館歌など多数制作された。軍歌集の制作途中で外道会館の解散になり発表することなく消滅した。
解散後
2010年4月、「こことのともよ」は「ながつきゆうぴぃ」と改名し、個人活動を開始。
2011年7月、「名古屋コスプレオフ」を開催。3回開催した。
2012年8月、女装支援サークル「ゆぴぷらす」でコミックマーケット83に参加する事を発表。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
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