夢のvs.とは、JRAが制作したCMである。夢の第11レースを基にしている。
概要
夢の第11レースと同じく、決して同じ時代には走らなかったが、戦績やその他の点で似通った競走馬同士で、二頭に相応しい条件や競馬場を舞台にして作られた夢の対決CM。その結果は、やはり思い描く人に委ねられている。もし実施されたら入場人数的な意味で競馬場が壊れる気もするが。
第1弾
「最強世代のMr.グランプリ」グラスワンダーと「激情の三冠馬」オルフェーヴル。
どちらも、有馬記念2勝と宝塚記念1勝したグランプリホース。勝ち鞍だけならスピードシンボリも当てはまるが、グレード制導入以前である他、両者がともに栗毛という共通点があるため選ばれたと思われる。レース展開的には、行きたがりで差しから先行気味なオルフェーヴルと鞍上的場によって狙った相手を徹底にマークして差し切るグラスワンダーだと思うんだけど、CMは逆。2頭はどちらでも行けるので実際はどっちなのかは思い描く人次第。
第2弾
「昭和が遺した、無敗の三冠馬」シンボリルドルフ。
「平成が生んだ、無敗の三冠馬」ディープインパクト。
無敗の三冠馬にして、4歳でGI7勝を勝ち取った日本競馬史上に並び立つ2頭。多分、競馬ファンなら誰しも思い描いていそうな一戦。
脚質は、好位抜走を得意とするルドルフと、直線で凄まじい追い込みをかけるディープ。性格も、厩舎ではライオンと呼ばれるほど気性が荒く自分勝手だが、競馬場に着くと泰然自若としたルドルフと、基本的に非常に上品で優しく人懐っこいのに競馬場では途端に行きたがり始めるディープ。主戦騎手も関東の岡部幸雄と関西の武豊である点も好対照。東京2400mは両馬とも他にジャパンカップでも勝っており、どちらにとっても不足はない。
関連動画
JRAが制作した動画は上記二つのみであるが、その他ファンが制作した動画がニコ動に上げられている。
関連項目
- 0
- 0pt