大宇・エスペロとは、大宇自動車が1990年から1997年まで生産していたセダン型の乗用車である。
概要
1990年9月発売、大宇自動車最初の固有モデル(独自開発モデル)である。
デザインはベルトーネによるもの。シトロエン・エグザンティアに似通ったデザインであるが、エグザンティア自体もベルトーネによるデザインである。
エンジンはルマンインパクトに搭載されていたものと同じ2000cc SOHC CFIエンジンを搭載、当初は中型セダンとして販売されていた。
1991年2月には初の独自開発エンジンとなる1500cc DOHCエンジン搭載モデルを追加。
これにより小型車枠に収まるモデルとなり、現代・エラントラ/起亜・キャピタル等をライバルとする準中型セダンとなる。
この独自開発エンジンは初期の品質問題(ノッキング、オイル漏れ等)を引き起こし、販売に少なからず影響を与えた。
1991年11月には一部デザインの改良を実施。
リアコンビランプのデザインが見直された。
1993年4月には一部改良を実施。
2000ccエンジンを2000cc MPFiに変更した。
1994年モデルでは一部エンジンを変更。
1500ccはSOHC/DOHCの2種を搭載、2000ccエンジンはプリンスとの兼ね合いからか1800cc SOHC MPFiに変更された。
余談ではあるが、日本国内でも大宇自動車によって「エスペロ」が商標登録されていた。(現在は消去されている)
もしかしたら日本で売る気だったのだろうか・・・?
関連項目
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