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大山悠輔（おおやま ゆうすけ、1994年12月19日-）とは、茨城県下妻市出身のプロ野球選手（内野手）である。現在は阪神タイガースに所属。
概要
| 阪神タイガース #3 | |
|---|---|
| 大山悠輔 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |  日本 |
| 出身地 | 茨城県下妻市 |
| 生年月日 | 1994年12月19日 |
| 身長 体重 |
181cm 88kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 内野手 |
| プロ入り | 2016年ドラフト1位 |
| 経歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
つくば秀英高校では1年から遊撃手のレギュラーとなり通算27本塁打を記録したが、甲子園出場はなかった。また投手も経験している。2学年上に元オリックスの塚原頌平がおり、彼がつくば秀英高校にいたことが進学のきっかけになったという。同級生には元西武の中塚駿太がいた。
中塚と白鴎大学に進学し、1年から三塁手のレギュラーを確保。2年の決勝リーグで2本塁打4打点と活躍し、ベストナインを受賞。4年春には本塁打王と打点王を獲得し、この活躍により、日米大学野球の日本代表に選出され4番を担当。成績は不調に終わったが、優勝を味わった。大学通算74試合の出場で打率.337、93安打、15本塁打、75打点。
2017年ドラフト1位で阪神タイガースに入団した。ドラフト会議で指名された瞬間は拍手ではなくどよめきが起き、本人は相当悔しがったと言われる。背番号は3。
阪神時代
2017年（1年目）はキャンプを一軍で迎えたが、金本知憲監督の方針で、二軍で体力を鍛えることになる。好成績を残したため6月に一軍昇格し、23日の広島東洋カープ戦で一軍デビューする。7月1日にプロ初ホームランを記録した。その後は左翼手でも先発出場の機会を増やし、9月1日の中日ドラゴンズ戦では4番打者として出場。新人が4番を務めるのは53年ぶりのことだった。
2018年は打撃不振に陥り二軍落ち。8月から復調し、9月16日の横浜DeNAベイスターズ戦では1試合6安打3本塁打を記録した。
2019年はオープン戦から4番として起用される。後半戦から下降し、8月10日以降にはジェフリー・マルテが4番を務めた。全143試合に出場し、打率.258、14本塁打、76打点だった。
2020年はオープン戦で首位打者を獲得したが、開幕延期の間に調子を狂わせたのか、開幕前の練習試合で振るわず、ジャスティン・ボーアの加入もあって開幕はベンチで迎える。マルテの離脱で7月上旬に4番三塁に戻ると、快調にホームランを量産し、岡本和真や村上宗隆と本塁打王争いを繰り広げた。最終的に自己最高の打率.288、28本塁打（リーグ2位タイ）、85打点（リーグ2位）を記録。4番としての貫禄を身につけた感のある成績を残した。オフには糸原健斗に替わって主将に就任した。
2021年は春季キャンプで腰背部を負傷し、5月に腰背部の張りが再発したことで初めて故障で一軍登録を抹消された。腰の故障に泣かされ続け129試合の出場に留まったが、2年連続で20本塁打を記録した。オフに一般女性と結婚した。
2022年は7月3日の中日戦で通算100本塁打を達成。7月13日には新型コロナウイルスの濃厚接触者となったため一軍登録を抹消され、7月18日に陰性だったため復帰。124試合の出場で打率.267、23本塁打、リーグ2位の87打点を記録した。
2023年は監督に就任した岡田彰布の方針で一塁手にコンバート。守備面では好プレーを連発し、打撃面では全試合で4番としてスタメン出場を果たし、四球数を増やす打撃スタイルに変えたことで最高出塁率のタイトルを受賞。18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
日本シリーズでも第4戦でサヨナラヒットを記録し、38年ぶりの日本一に貢献した。
オフにはゴールデングラブ賞とベストナインを一塁手で受賞した。
プレースタイル
入団時のポジションは三塁手だが、現在は一塁手。二塁手、左翼手としても出場している。
応援歌
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 阪神 | セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#46 | 15929 |  |
成績
年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年 | 阪神 | 75 | 221 | 198 | 25 | 47 | 10 | 2 | 7 | 38 | 2 | 1 | 1 | 18 | 3 | 41 | 4 | .237 | .309 |
| 2018年 | 117 | 378 | 347 | 48 | 95 | 19 | 4 | 11 | 48 | 5 | 1 | 2 | 26 | 2 | 54 | 14 | .274 | .326 | |
| 2019年 | 143 | 587 | 538 | 52 | 139 | 33 | 1 | 14 | 76 | 3 | 1 | 4 | 39 | 5 | 98 | 12 | .258 | .312 | |
| 2020年 | 116 | 471 | 423 | 66 | 122 | 21 | 5 | 28 | 85 | 1 | 1 | 1 | 41 | 5 | 96 | 15 | .288 | .357 | |
| 2021年 | 129 | 512 | 466 | 55 | 121 | 23 | 2 | 21 | 71 | 2 | 0 | 7 | 37 | 2 | 89 | 15 | .260 | .313 | |
| 2022年 | 124 | 510 | 439 | 54 | 117 | 18 | 1 | 23 | 87 | 0 | 1 | 5 | 59 | 6 | 103 | 17 | .267 | .358 | |
| 2023年 | 143 | 625 | 513 | 80 | 148 | 29 | 0 | 19 | 78 | 3 | 0 | 8 | 99 | 5 | 120 | 13 | .288 | .403 | |
| NPB：7年 | 847 | 3304 | 2924 | 380 | 789 | 153 | 15 | 123 | 483 | 16 | 5 | 28 | 319 | 28 | 601 | 90 | .270 | .344 | |
通算守備成績
| 機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 一塁手 | 407 | 2564 | 198 | 13 | 234 | .995 |
| 二塁手 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1.000 | |
| 三塁手 | 482 | 276 | 820 | 47 | 75 | .959 | |
| 外野手 | 61 | 79 | 1 | 1 | 0 | .988 |
タイトル・その他
| タイトル | ||
|---|---|---|
| 最高出塁率 | 1回 | 2023年 |
| その他 | ||
| オールスターゲーム出場 | 2回 | 2022年、2023年 |
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関連項目
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