大極宮とは、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆきの所属する株式会社である「大沢オフィス」の公式サイトである。または所属する作家三人をまとめてこう呼ぶことも。
読み方は『たいきょくぐう』。元々は三人の名前から一文字づつ漢字を取り、語呂が良さげな感じに並べただけなので読み方は無かったが、質問が多かったため三人に訊いたところ全員が『たいきょくぐう』と読んでいたことからこれに落ち着いた。
概要
所属作家の新刊情報やイベント情報などが掲載されているが、一番のコンテンツは週刊大極宮と呼ばれる三人とスタッフの日記である。
売れっ子小説家の日常が垣間見られるが、自分の趣味ばっかり話したりと多少カオス気味。特に宮部は幻想水滸伝Ⅲの攻略日記をコナミ公式で書いていたほどである。
スタッフによるブログ『裏大極宮』もある。こちらも作家の日常やスタッフの趣味を見ることが出来る。
三人は別名で呼び合っており、それぞれ大沢→山椒大夫、京極→厨子王、宮部→安寿姫である。森鴎外の『山椒大夫』が元ネタ。
ちなみにオフィス自体は元々、大沢のマネジメントをする為のものであった。その後、宮部は仕事が忙し過ぎて一人じゃ電話対応などが出来なくなった為大沢に誘われて、京極は後輩が欲しい宮部からのラブコールを受けて所属した。
年に一度「リーディングカンパニー」と呼ばれる朗読会を行っている。美声揃いの為、毎年チケットがすぐ完売するほどの人気。地方公演があることも。サイトやブックフェアなどでCDも販売されている。
二部構成だが一部は真面目に、二部はギャグメインで三人の服装が朗読内容に即したものになる。視覚的な意味でも凝った構成だからかDVDの販売を望む声もあるが、実現はしていない。
110回に大沢、120回に宮部、130回に京極が直木賞を受賞するという偶然が起きている。
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関連項目
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