「大野直昌」(おおの・なおしげ ? ~ ?)とは、伊予の海賊大名・河野家に仕えて家老を務めた
御一門三十二将
に数えられる重臣であり、
元来武勇の父祖に超え度々無双の誉を抽て、一族幕下四十余人、各掻上を所々に構え、之に居住す
とその武勇を讃えられた勇将であり、豊臣秀吉の四国征伐の結果、河野氏が滅ぶと、主君・河野通直とともに安芸に移住した忠臣。
河野旧臣が豊臣秀吉暗殺を目論んだ雲龍閣事件に関与したとされている。
概要
伊予と土佐の国境を領する有力国人で大除城主・大野利直の子に生まれる。
父・大野利直が長兄・大野友直に一旦家督を譲ったものの、大野友直が早世し、兄・大野隆直と大野直秀は庶子であった為、大野利直の嫡子であった四男の大野直昌が家督を継いだ。
※家督を継げなかった兄・大野隆直は能島氏に仕え、弟・大野直之は四国の宇都宮氏当主・宇都宮豊綱の家老となり、長宗我部氏と結んで、大野直昌の河野氏に対抗した。
武勇に優れ、土佐の一条氏が手勢500で攻めてきた際に200の兵で撃退し、毛利氏との戦いでも奮戦した事から、河野通直の家臣として家老衆の筆頭にまでなった大野直昌だったが、宇都宮氏に仕えた弟・大野直之が長宗我部元親と組んで誘い出した大野直昌の軍と激突させた際に、配下の将の多くを失う事となった。
豊臣秀吉の四国征伐時には、主君の河野通直と共に降伏したものの、河野氏は改易処分となり、伊予を領有することになった小早川隆景により河野通直が安芸に送られる際に大野直昌も同行した。
その後は、九州征伐の為に出陣して雲龍閣に入った豊臣秀吉を河野旧臣らが暗殺しようと画策した「雲龍閣事件」に関与したとされているが、安芸に同行して以降については不明。
※その他「大野直昌」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。
関連動画
▼河野家初期配下の忠臣として登場し、副将として活躍する「幽々子の野望」
補足
軍事能力 | 内政能力 | |||||||||||||
戦国群雄伝(S1) | 戦闘 | - | 政治 | - | 魅力 | - | 野望 | - | ||||||
武将風雲録(S1) | 戦闘 | - | 政治 | - | 魅力 | - | 野望 | - | 教養 | - | ||||
覇王伝 | 采配 | - | 戦闘 | - | 智謀 | - | 政治 | - | 野望 | - | ||||
天翔記 | 戦才 | - | 智才 | - | 政才 | - | 魅力 | - | 野望 | - | ||||
将星録 | 戦闘 | - | 智謀 | - | 政治 | - | ||||||||
烈風伝 | 采配 | - | 戦闘 | - | 智謀 | - | 政治 | - | ||||||
嵐世紀 | 采配 | - | 智謀 | - | 政治 | - | 野望 | - | ||||||
蒼天録 | 統率 | 63 | 知略 | 46 | 政治 | 42 | ||||||||
天下創世 | 統率 | 63 | 知略 | 48 | 政治 | 42 | 教養 | 39 | ||||||
革新 | 統率 | 70 | 武勇 | 66 | 知略 | 54 | 政治 | 47 | ||||||
天道 | 統率 | 70 | 武勇 | 66 | 知略 | 54 | 政治 | 47 | ||||||
創造 | 統率 | 67 | 武勇 | 63 | 知略 | 56 | 政治 | 49 |
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関連項目
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