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大門大とは、デジモンセイバーズの主人公にして、最強のデジモンテイマー（自身の戦闘力的な意味で）である。
声優は保志総一朗。
どこぞの反逆精神全開アニメの主人公に似ているが気にしてはいけない。
そこの保志さん、「カズマそっくり」とか言っちゃ駄目。
もはや彼は「人間ではなく『マサルダイモン』というデジモンなのではないか？」という疑惑が持ち上がっている。
が、いずれも憶測の域を出ない仮説ばかりである。
デジモンを語るうえで「兄貴」と言えばほとんどがこの大門大を指す、と言っても過言ではない。
誕生日は4月2日で、これはおそらくデジモンセイバーズの放送開始日にちなんでいる。この日は子分達が盛大に兄貴の誕生日を祝う祭りが大なり小なり発生する。
曖昧さ回避
絶対絶望少女の登場人物。希望の戦士の「勇者」でありリーダー。
大百科の概要は常に命がけ！
自称喧嘩番長、生身の喧嘩で二百連勝したとかいう時代錯誤なすごい経歴を持つ。
物語の冒頭、しょっぱなから成長期のデジモンであるアグモンと殴り合い、ダブルK.O.される。
しかしこれがキッカケでアグモンに慕われ、以降親分と子分というパートナー関係を結ぶことになる。
そしてなし崩しにDATSへと入隊させられてしまう。
デジソウルを生み出すためにデジモンを殴らないといけないという足枷設定を持っている。
ちなみに他のテイマーはその気になればいつも出すことが出来る。（兄貴も極稀にだが自力で出せる）
そういう設定なため、玩具販促ビデオでトーマに「どうして君は殴らないと出せないんだ」と突っ込まれていた。
（なお、どうして殴らないとデジソウルがでてこないのかは最後まで明らかにならなかった）
この設定のため、半ば消化試合のような形でデジモンと兄貴との肉弾戦が行われていた。
が、デジモン事件に巻き込まれていくうちに自身も鍛えられたのか、これはただの消化設定にならなくなっていく。
そしてついには、弱っているとはいえ究極体の牙をへし折るという前代未聞の戦果をあげた。
彼には、相手が究極体だろうが魔王型デジモンだろうがロイヤルナイツだろうが神だろうが関係ない。
誰であろうが、熱い魂の込められた鉄拳を武器に戦う。
全デジモンテイマーの中でもここまで『漢の中の漢』を貫いているのは彼だけである。
流石に単独でデジモンを倒すシーンはないものの、彼の一撃が勝利に繋がったりする場面は少なくない。
また、シャイングレイモンとのダブルパンチとはいえ、七大魔王の一匹を拳で撃滅している。
普段暴力沙汰を起こしているということは、世間的に不良へカテゴライズされるはずである。
が、追試をフケずに律儀に受けるあたり、実は意外と中途半端な不良である。
また、父親に守ることを任されていることもあって、母の小百合にも頭が上がらず、かなり妹思い。（シスコンではない）
その熱い拳は破壊を生み出すだけでなく、その情熱を相手に叩き込んで伝えることで和解した者すらいる。
本来スパイだったクダモン / スレイプモンが彼に感化された部分は決して少なくない。
（もっとも、クダモンさんは殴られていないが）
最終回と言えば、デジモンとの別れで終わるパターンで終わるのが常である。
セイバーズもまたデジタルワールドと人間界との繋がりを断つため、デジモンと別れるという結末になる。
しかし兄貴はなんと、最終回で「俺もデジタルワールドに行くぜ！」とそのデジモン達に同行してしまった。
勿論彼は中学生である、よって学業に専念しなくてはいけないはずなのに……。
物語終了時点で、デジタルワールドに残留した主人公は兄貴だけである。（当たり前だ）
これらの破天荒な設定は、父親の大門英（だいもん すぐる）の血筋から来ている。
父の英はデジヴァイスを開発するなどデジモン関係の科学者でありながら、超人的な武闘派でもあるのだ。
バンチョーレオモンと拳を交えて友情を結びパートナーにもなったことがある、正に文武両道の超人なのだ。
しかもいろいろあってデジタルワールドを一人でかなり長い間彷徨い続け、行方不明扱いになっていた。
そりゃあんなクオリティの壊れた息子が誕生するのも仕方ない。
さらに、この尊敬する父親との長い間の別れは、大に父親への思いを強くさせる原因となっている。
数々の伝説を引っさげてデジモン界に殴りこみをかけてきた兄貴の活躍を見た人々は、皆こう言うだろう。
「兄貴、すげぇ……」
名前は大問題の男の子という由来でこの名がついた。
新しい作品にしようという意図で、あえて名前に「タ」・「ダ」を入れず、ゴーグルをつけていない。
また、デジモンの主人公では初めて男性声優が担当した。
ところで、「大門大」という名前をじっと見ているとゲシュタルト崩壊を起こしそうになるのは著者だけだろうか？
コスチュームは後のクロスウォーズなどシリーズを跨いだ作品以外では珍しく、2クール以降で変更されたのも特徴。
下記の超デジカ大戦では前期のDATSコスチュームで参戦し、ジャケットでは後期の衣装で描かれている。
その後の兄貴
放映後における扱いが残念なことでも一部で有名。
デジモンセイバーズ自体の人気が微妙なだけあって、グッズのジャケットなどでの扱いはかなり悪い。
後年に発売されたCDアルバム、アニメのメモリアルブックなど…………。
歴代の主人公と表紙共演する際は毎度のように小さく写っていたり、わざと顔が写らない構成で浮いている。
ぶっちゃけ、作品自体の人気のなさから悲惨な扱いを受けている。
2011年、兄貴がデータカードダスに降臨！
全国の子分達は超デジカ大戦をプレイして、兄貴の勇姿をその目に焼き付けろ！
（ちなみに歴代主人公が追加され、後にトーマと淑乃も追加された）
ゲーム内では過去主人公の中で通常の立ち絵が一人だけやけにテンション高めである。
他の主人公同様クロスウォーズの世界に放り込まれたことで動揺を覚え、「どうすりゃいいんだ！？」と混乱気味。
しかしデジクロスなどをする際には頼もしいことに「お前には、俺のデジソウルが付いてるんだ！」と激励してくれる。
……ってクロスウォーズにそんな概念ねーから！（デジカ大戦的には属性＝デジソウル）
なお、負けた時のポーズも一人だけ頭を抱えて「うがーっ！」となっているなど、浮いている。
流石兄貴だぜ！
ちなみにキャンペーンカードの大門大のシャイングレイモンは現行の主役などを押さえて最強格の攻撃力を誇る。
とりあえず、まさかのマサルダイモンカード化とかにならないことを祈ろう。
さらに、デジモンクロスウォーズの第3期では、一部の雑誌情報では「歴代主人公登場」となっていた。
よって兄貴がゲームだけに飽きたらず、アニメにも殴りこみをかけてきた！
初登場では拳を打ち込んで登場という、殺（や）る気のありようである。
よって早くも視聴者から素手でデジモンを叩き伏せて自前でハントしてしまうとかありそうと言われていた。
実際そうなりそうと思えてしまう所が、なんとも兄貴らしい点であるが、クロスローダーを所持していなかった＋敵がコピーデジモンだったことから、本当にハントすることは出来なかった。
別の意味でハントには成功している。
PSPデジモンアドベンチャーでもゲスト参戦の予定。
スクショでは元祖アグモンを偽物扱いするという脳筋っぷりを発揮していた。
初代のファンに怒られないといいけど……。
今後の益々の活躍に期待したい。
喧嘩番長・大門大伝説
- デジモンと素手で喧嘩してダブルK.O.
- デジモンを殴らないとデジソウルが出ないという設定なため、ほとんどのデジモンに拳をぶち込んでいる。
- タンカーと喧嘩する。
- 弱っているとはいえ究極体であるサーベルレオモンの牙を殴ってへし折る。
- 魔王型デジモンに（と、巨大な顔面と化した倉田に）拳をぶち込んで倒す。（シャイングレイモンBMの拳つき）
- クレニアムモンの魔槍を拳で受け止める。
- しかもクレニアムモンの持つ最強の盾を素手で破壊する。
- 究極体デジモンであるアルゴモンを超高空から殴り飛ばし（無傷で着地）、謎の幼女に驚愕される。
- Q．兄が2kmはなれた学校に向かって家を出発しました
10分経って同じ道を走って妹が追いかけました。
兄が歩く速さを毎分80ｍ、妹の走る速さを毎分200ｍ
として何分後に追いつくか方程式を使って解きなさい。
A．「兄貴、待ってやれよ……」 - ラスボスであるイグドラジルの顔面にも迷いなく拳をぶち込む。
- アグモンと別れたくないばっかりに、将来を捨ててデジタルワールドで暮らすことを決める。（父親公認）
- クロスウォーズ最終編に参戦。主人公集結編では一番槍を飾り巨大なヴェノムヴァンデモンの顔面に一発かます。
- その回の並み居る究極体・最強進化チームと並んで前線に参加。オメガシャウトモンとまさかのコラボ達成。
- しかもパンチ一発でベリアルヴァンデモンをまとめて撃破。本編よりすごいことしてないかとも言われる。
兄貴、すげぇ……。
兄貴の名言集
- 漢の喧嘩は常に命掛け！死ぬ事恐れた時点でそいつはすでに負けてるんだよ！！（1話）
- どんな逆境でも一歩も引かず立ち向かう！それが漢の生き様ってもんだ！！（2話）
- 勝負はなぁ、どっちかが負けたって音をあげねぇ限り、終わりじゃねぇんだよ！（3話）
- 漢の喧嘩に場所なんか関係ねえ！火花が散ればそこがリングなんだ！！（4話）
- 漢はな…漢にゃ意地張るより先にやんなきゃなんねえもんがあるんだよ……（5話）
- 無茶を通して道を切り開く！それが漢なんだよ！！（6話）
- 歌で天下を取りたかったら、自分の実力で取ってみせろよ！（8話）
- リングの上にあがったら一対一のガチンコ勝負！それが漢ってもんだ！（9話）
- 知れた事よ、これは俺とタンカーのタイマン勝負だ！！（10話）
- 子供ってのは親の背中を見て育つんだ…
けどな、だからこそ親は子供の夢に背を向けちゃいけないんだよ！！（11話） - 効かねえ……効かねえよ…そんな拳で知香が守れるか！！（12話、ちなみにデジモンの拳を受けている）
- 漢なら自分の言葉、命がけで守ってみやがれ！！（13話）
- 漢が魂こめた拳にはな！不可能なんかねえんだよ！！（14話）
- 漢はな自分より弱いモンに拳は！向けるもんじゃねえんだよ！！（16話）
- わからねえなら教えてやる！漢は絶対仲間を裏切らないものだ！！（16話）
- どんな時でも力尽くで可能性を作り出す！それが漢だ！！（18話）
- 親がいるなら会わせてやりてぇ、それだけの話だ（19話）
- 自分の気持ちをごまかそうとするんじゃねぇ！
例え顔を見たことがなかろうと、子供は自分の親への気持ちを消せやしねぇ！
子供なら……人間なら！それが当たり前なんだよ！！（20話） - 甘ったれるな！居場所なんて自分で見つけろ！それでもなけりゃ自分で作れ！（21話）
- 古今東西、メシの邪魔をするやつに正義のあった試しはねぇんだ！（22話）
- 言葉はいらねぇ。拳と拳で答えを出す、それが漢だ！（23話）
- 拳で語るってのはな、相手に痛みを与えるだけじゃねぇ。相手以上に、自分の心もいてぇんだよ。
一方的にぶん殴ろうっていうてめぇのやり方は、痛みを恐がる臆病者のやり方だって言ってんだよ！（25話） - あたりきしゃりきだ！（27話）
- 番長に悪い奴はいねえんだ！（28話）
- 番長は嘘つかない（30話）
- 何度倒されようが、俺は何度でも立ち上がってやる、何度でもな！
可能性がある限り、俺は絶対あきらめねぇぞ！必ずてめぇをぶっ倒す！（33話） - 馬鹿野郎！ コイツは俺の心の汗だ！（37話）
- ああ、そうだったな……力は借りたり与えたりするもんじゃない。
力は……合わせるもんだ……！そうだな、シャイングレイモン！（38話） - バンチョーレオモンは命を懸けてデジタルワールドを支えているんだぞ！
俺たちもそれくらいの根性みせねーでどうする！！（39話） - 俺達はもっともっと進化できるんだ！！！！（最終回、アグモンと一緒に）
兄貴、すげぇ……。
動画製作者が魂を籠めた関連動画に不可能なんかねぇんだ！
人の関連項目を呼び捨てにするなぁぁぁ！
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