大阪市立大学の概要
英名はOsaka City University。略してOCU。他の略称として、大阪市大、大市大、阪市、市大など。本部所在地は大阪府大阪市住吉区杉本3-3-138。
大阪市立大学としての設置は1949年。もともとは東京に続いて2つ目の高等商業学校誘致を神戸と争って敗れた大阪が、「それじゃ自前で作るお!」と1901年に大阪高等商業学校を設立したのが始まり。1928年には日本初の市立大学である大阪商科大学となった。このとき神戸に出来たのが、現在の神戸大学であり、大市大は旧三商大の一つとして一橋大学、神戸大学と交流がある。
戦前の滝川事件などの影響で、特に文系学部では京大系の教員が多い。そのせいかシステムも京大風で、たとえば法学部は必修科目が一般教養科目とゼミのみで卒業論文すらない。商学部は楽勝学部、経済学部はパラダイスである。
とにかく地味。派手さはまったくない、個性も特にない。愛好心も希薄で校歌すらない。しかし、昭和時代は学生運動が盛んで中核派の拠点校の一つであった。現在でも中核派のチラシが配られたり、学生食堂前でアジる活動家らしき人物を見かける。
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