概要
JR天王寺駅と、近鉄大阪阿部野橋駅を中心とした一帯を指す。
大阪環状線の南端に位置し、大阪市第3の規模を持つ繁華街である。
現在、梅田北ヤードに劣らぬスピードで再開発
が進んでいる。
これらの大規模な2駅の他、路線バス・高速バスが集中する一大ジャンクションであり、近鉄百貨店をはじめとして多くのデパートやファッションビルが密集する。
近鉄百貨店の本店はここにある阿部野橋店であり、近々超高層ビルと化す予定。
後述の天王寺公園を挟んだ北西側・新世界には通天閣があるのだが、これよりも背の高いビルがたくさんある。
天王寺とは、四天王寺から変化した言葉。
また、天王寺駅と阿部野橋駅の間はそのまま天王寺区と阿倍野区の境になっているのだが、繁華街の大部分は阿倍野区に広がっているため、人によっては天王寺ではなく阿倍野と呼ぶこともある。
梅田や難波と比べて狭く感じるが、ファッションビルやデパートの密集率が高く、それぞれへのアクセスは楽。
阪神高速14号線を挟んで西側とは明確に区別される。
この西側エリアの環状線より北側は新世界で、南側はあいりん地区である。
あまりこちらの方には行かないほうが良い。
近鉄前交差点
ここにかかる歩道橋は天王寺のシンボル。多分。
が、再開発に伴い架け替えられることになり、現在は姿を消しており、代わりに新たな歩道橋が架けられ始めている。
大阪阿部野橋駅のここに面した部分が、阿部野橋ターミナルビル・あべのハルカスとして建て替えられている。高さ300mの、完成すれば日本最高の高層ビルとなる予定。
ちなみに、アニメイト天王寺店は、この交差点の北西側にあるエコーアクロスビルに収容されている。フロア辺りの面積では近畿最大。
あべの筋1丁目『あべのキューズタウン』
近鉄前交差点の南側、あべの筋の西側一帯。
あべのキューズタウンは2011年4月に開店した超大型複合商業施設である。
東急不動産が開発の中心を担っており、109や東急ハンズなど、関東資本の百貨店・ファッションテナントが一挙に進出する大阪初の施設となっている。上層部にはホールやイベント会場を建設する。
ちなみに、大坂市中心部の南の玄関口にして、高層ビルを伴う超大型複合商業施設としては、なんばパークスが既に存在する。
元々天王寺は、南玄関としての役割を難波と二分する街であるため、なんばパークスとの壮絶な競争が予想されている。テナント数ではなんばパークスを上回っている。
また、あべの筋1丁目の、近鉄前交差点の南西部分には、『あべのnini』という高層ビルが建設中で、2012年開業予定。
ホテル、集合邸宅、商業施設が融合した24階建てのビルで、阿部野橋ターミナルビルには見劣りするものの、阿倍野再開発地区の玄関口を象徴する建造物となる予定だと言う。
あべの筋2丁目
あべの筋の東側一帯。
近鉄大阪阿部野橋駅はここにあるが、その裏にあべのHoop、あべのandが建っており、賑わいを見せている。
が、これらは元々、後述の阿部野橋ターミナルビル竣工までの『つなぎ』のようなビルであり、ビル竣工の暁には現在収容されているテナントの多くはこちらへ移る予定である。
これ以降のHoop、andの行く末は決まっていない。
一部では、京急など、他の関東資本の百貨店が参入するとも言われているが、定かではない。
あべのハルカス(阿部野橋ターミナルビル)
2014年竣工予定の高層ビル。平成の通天閣。
高さは300mを予定しており、完成すれば横浜のランドマークタワーを上回る、日本一の高層ビルとなる。
近鉄大阪阿部野橋駅の西側部分であり、近鉄前交差点の南東部分。
近鉄百貨店阿倍野本店と美術館、オフィスが入居し、最上階には大阪市一帯を見渡せる展望台が作られる予定。
通天閣をはるかに見下ろす形となってしまう。
大手ゼネコンの1つである竹中工務店が中心となって建設が進められているが、既に建造物が密集している上、交差点に面しているとあってその建設は非常に難しく、最新の建築技術がどっさりと投じられている。同社曰く“日本一の難所”だとか。
天王寺公園
天王寺が、上野や千住と比べられる所以。
天王寺駅の北西、茶臼山町一帯がこの都市公園である。
天王寺動物園・市立美術館・慶沢園などから成り、その総面積は28ヘクタール。
市内でも人気の観光スポットであり、新世界と隣接していることもあって観光客は多い。
開場時間は午前9時30分から午後5時まで。最終入場は午後4時30分。
毎週月曜日は閉園日なので注意。
あいりん地区と隣接していることもあって、かつてはホームレスの天国ともいえる状況を呈していた。無料で入れるエリアにダンボールハウスと露店が大量に並んでいるのはもちろん、野外カラオケ=青空カラオケの騒音がそこら中に響き渡るというひどい状態であったが、世界陸上の開催に合わせて2000年代に市が取り締まりを強化。
現在ではほぼ一掃されている。
天王寺動物園
日本3番目の動物園。関西で最も人気の高い動物園であり、年間入場者数は約186万人で国内第4位。
開園は1915年と古い。
が、その敷地は実は茶臼山町の西側=新世界側一帯であり、入場ゲートは新世界側にある。
最寄り駅は実は御堂筋線動物園前駅である。名前からしてそうであるとわかりそうなものだが、いかんせんアクセスの都合上、天王寺側から入場する人が圧倒的に多い。
この場合、天王寺公園をつっきらなくてはならないため、結構歩かされることになる。
入場には500円かかる。
大阪市立美術館
住友財閥の創業者一族・住友家の本邸があった場所に建設された美術館。
こちらも開館は1935年と、長い歴史を持つ。
年間入場者数は30万人。
日本美術・東洋美術を多く扱う。
建築当時の流行よろしく、その様式は歴史主義建築である。
慶沢園
こちらも住友家の庭園。いかに住友家が力を持っていたかわかる。
動物園などに比べて人が少ないため、のんびりと風景を楽しむことが出来る。
茶臼山古墳
公園の北東端、河底池という池の北側は、実は古墳である。
全長200mの前方後円墳であるが、教科書に載っている写真のようなきれいな状態ではなく、むしろモサッと木が生えただけの小山である。欠損も激しい。
実際、調査はあまり進んでおらず、被葬者が誰なのかは不明である。
大阪冬の陣では徳川家康が、翌年の冬の陣では真田幸村が本陣を張った場所でもある。
奈良に同名の古墳があり、基本的にはそちらの方が有名。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
| 大阪市内の主な地名 |
| 梅田(大阪府)|中之島|新大阪|京橋|難波|心斎橋|天王寺 日本橋(大阪府)|鶴橋|新世界|あいりん地区| |
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E5%A4%A9%E7%8E%8B%E5%AF%BA


ページ番号: 4559944
リビジョン番号: 1368724
読み:テンノウジ
初版作成日: 11/02/05 21:53 ◆ 最終更新日: 11/12/03 12:37
編集内容についての説明/コメント: 加筆、方角の間違いなどを修正
記事編集 / 編集履歴を閲覧 / Twitterで紹介





JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015
ヘッダー:固定
ヘッダー:追従