天真正伝香取神道流とは、日本武道の流派(流儀)のひとつである。
概要
天真正伝香取神道流(神道流)とは、室町時代中期に創始された武術流儀であり、念流、陰流と並ぶ日本の兵法三大源流のひとつである。
剣神である経津主神(ふつぬしのかみ)を祀る香取神宮において、飯篠長威斉家直(いいざさちょういさいいえなお)により創始された、現存する日本最古の武術流儀であるとされている。
流儀の特徴は、常に実戦を念頭に置き相手の攻撃に対し一瞬早い攻撃により必ず倒すという、すべての技に一撃必殺の工夫がなされていることである。稽古においては木刀を用い、防具は着けない。
しかしその一方で“兵法は平法なり”として、戦うことを厳しく戒めている。すなわち兵法は平和のための法であって、戦わずして勝利を得ることが最上であると教えている。
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