太郎太刀とは…
本稿では1を取り扱う。
概要
資料によってまちまちだが、大体は五尺三寸(約175cm)~九尺五寸(288cm)と記録されていることが多い。が、現在の奉納先である熱田神宮宝物館にあるものは221.5cm、4.5kgの大太刀だったりする。こんなデカイ刀を使う奴がどこにいるのかとツッコみたい人もいるだろう。…いたのだ。
使い手の名前は真柄直隆。一説によれば身長200cmの大男だとか。資料によれば上司である朝倉義景の御前で頭上で数十回振り回したとか…。そんな怪力を戦場に生かさないはずがなく、姉川の戦いでは騎乗しながら太郎太刀をぶん回して戦国無双のプレイアブルキャラクターのように暴れていた。しかし、疲労した隙に匂坂三兄弟らと戦うことになり、ついには力尽きて敗れてしまう。「今はこれまでなり、我が首を取って男子の本懐とせよ」と言い遺し、太郎太刀を投げ捨て自ら首をとられたと言う。
現在、太郎太刀は熱田神宮に奉納され、熱田神宮宝物館にて展示されている。愛知県民はぜひともそのデカイ刀を肉眼で確認していってほしい。最近ではこの太郎太刀の模倣刀を販売する者もいるが、実寸代なら2mもの刀なので、置き場所を確保してからポチるように。
関連項目
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