奥田直(おくだ なお)とは、かきふらいの漫画『けいおん!』の登場人物である。
概要
梓・憂・純が3年生になった時に入学した1年生。初登場は新連載高校生編第2回。いわゆる眼鏡っ娘で5人姉弟の一番上。高校入学を機に新しいことに挑戦しようと全部の部活に体験入部してみた結果、軽音部に入部した。
入部後は足手まといにならないよう、音楽理論をさわ子が理解できないくらい勉強するが、楽器を演奏できないことに変わりはなく、一度は退部を宣言し部室を去ろうとしたが、さわ子の勧めでパソコンのDTMソフトをいじったことで不器用でも音楽ができると悟り、作詞・作曲家として部に携わることを決意した。
部室ではいつも無表情かつ黙々とPCに向かって作業しているが、家族が大好きで、軽音部にも同じ居心地の良さを感じていると断言するなど、仲間意識は非常に強い。
家庭の事情もあり、手慣れた手つきで料理をこなすが、味は菫のほうが上らしい。
歌が好きだが、同時に「一度、弟たちとカラオケに行ったが、それ以来、誘っても断られる」とも発言しており、相当な音痴だと思われる。(マイクを握ったら離さないタイプということも有り得る)
名前のモデルは、ユニコーンのギター・ヴォーカルである奥田民生と思われる。
水を得た魚
梓のむったんの6弦(一番太い弦)を切ってしまった軽音部に「一番うまくできそうだった」と言って入部するほど苦手が多いダメキャラとしてのデビューであったが、前述のとおりさわ子にきっかけを与えられてからは、指6本が必要なギターパートと腕3本が必要なドラムパートの曲を作ってしまう”若葉マーク”であるものの半年ほどで十数曲を制作し、学園祭ではPAも担当するなど、音楽プロデューサーとして開眼した。
観察眼にも優れ、会話や仕草を記録して作詞などに役立てている。こうして作詞された”ANSWER”は、ボーカルを渋っていた梓の背中を押した。
”奥田さん”
第4回になるまで、下の名前を誰も覚えていなかった(同じクラスである菫ですら忘れていた)。友人代表の菫をして『「奥田さん!」って感じ』と言わしめる雰囲気を漂わせており、菫には3年生の修学旅行の時期、3年生に至っては学園祭の少し前まで「奥田さん」と呼ばれていた。やや立ち位置が特殊なキャラとも言える。
関連項目
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