女兵士とは、女性の兵士である。女性兵士という表記も見られる。
概要
職業軍人であれ民兵であれ、傭兵であれ予備役であれ、兵士のうち女性の者のこと。
古くから、基本的には兵士は男性のみであることが多かった。理由は男尊女卑であったり、女性の方が一部の例外を除けば基本的に男性より小柄で非力であるからなど様々であるが、徴兵制のある国であっても対象は男性だけであったりして、基本的にはほとんど存在しなかった。現在でも、基本的には職業軍人の圧倒的多数は男性であるし、徴兵制を導入している国でも男性のみである場合がほとんどである。民兵やゲリラ、傭兵などとしては存在しているが、少数であるし女性が戦場に出てくるということは戦況が苦しい、という場合が多い。
しかし、もちろん存在しないわけではない。有名な女性兵士として例えば、旧ソ連では女性兵士が結構活躍しており、リュドミラ・パヴリチェンコなどが有名である。彼女は第二次世界大戦中309人を狙撃するなど活躍し、2015年には彼女を描いた映画も作られた。
旧ソ連で女性が兵士として活躍した例のように共産主義や大きな政府は建前として男女平等を訴えているので、共産圏や大きな政府を採用している国では女性も徴兵制の対象としている国がある。イスラエル、マレーシア、ノルウェー、スウェーデン、北朝鮮がそうである。
創作では、ミリタリーを描いた物では、主人公やヒロインがこれであったりする。「ホントにそれで戦場に出るのか」というような服装や、筋肉質でもない体をしていたり、少女だったりするのはまぁ創作なのでということで。敵として登場する場合もある。同じような見た目でわらわらと多数登場し、場合によっては男性に混じって少数登場し、あっさり一撃で殺されていくような所謂女ザコであったり、「100人を模擬戦闘させ生き残った一人だけが採用される」みたいな試験を通った強力な敵であったり、敵幹部であったりと強さや地位も様々である。
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