嬰とは、以下のことを表す。
人名
中国語圏の人名である。
- 晏嬰(晏子、? - 前500年) - 春秋時代の姜斉の政治家
- 田嬰(? - ?) - 中国戦国時代の田斉の王族
- 竇嬰(? - 前131年) - 前漢の外戚、武将
- 劉嬰(孺子嬰、5年 - 25年) - 前漢最後の皇太子
漢字として
嬰
- Unicode
- U+5B30
- JIS X 0213
- 1-17-37
- 部首
- 女部
- 画数
- 17画
- 意味
- 生まれたばかりの子、生まれたばかりの女の子、加える、首にかける、繞らせる、取り囲む、(攖と通じて)触れる、罪を犯す、(罌と通じて)土器、(瓔と通じて)首飾り、(纓と通じて)冠の紐、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十二〕に「頸飾りなり」とある。
- 字形
- 賏+女の会意。貝の飾りを女の首にかける意。
- 音訓
- 音読みはエイ(漢音)、ヨウ(呉音)、訓読みは、みどりご、めぐらす、かける。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 嬰を声符とする漢字には嚶、廮、𨟙、櫻(桜)、癭、瓔、纓、鸚などがある。
- 語彙
- 嬰孩・嬰児・嬰疾・嬰城・嬰鱗
異体字
関連項目
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