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この小説はすべてフィクションです。実在の人物・団体、および「キノの旅 ―the Beautiful World―」とは一切関係ありません。
学園キノとは、 電撃文庫刊の時雨沢恵一によるライトノベル、またそれを原作とした漫画である。原作版の挿絵は黒星紅白。
概要
キノの旅 -the Beautiful World- を作者自身がセルフパロディしたライトノベル。
キノの旅IV巻のあとがきに書かれた嘘ネタを元に、限定公式海賊本「電撃ヴんこ」に掲載されたが、その後シリーズ化、さらには文庫化された。
2019年11月時点で6巻まで発売されている。
キノの旅とは関係がないことが明記されており、キャラの性格や作品の雰囲気も異なるものになっており『キノの旅のファンは絶対に読んではいけない』とも書かれている。
パロディネタも豊富であり、実在する銃火器などの描写も豊富である。
主な登場人物
木乃(きの)
本作の主人公。高等部一年生。明るく喜怒哀楽の感情が豊かな性格で、一人称はわたし。謎の美少女ガンファイターライダー・キノ（通称 謎のキノ）に変身しビッグカノン〜魔射滅鉄〜で魔の誘いを受け魔物になってしまった人々を元に戻すために一応戦う。とても大食いで基本的に食べ物のことしか考えていない。大量の銃や手榴弾が詰まった緑のポーチを付けており、おばあちゃんに鍛えられたため射撃の腕はかなりのもの。
エルメス(えるめす)
緑色の革と黄色い金属で出来たストラップ。バイクに変身できる能力を持っているが大概忘れられている。数少ない常識人。
静(しず)
高等部3年生。常に帯刀し、イケメンで女性に人気がある。木乃からは好意的に思われている。仮面・犬耳・リンゴ・マントを付けサモエド仮面に変身し謎のキノの前に現れる。サモエド仮面に変身するとハイテンションな性格になる。本人としては謎のキノを助けるために登場しているつもりだが、基本的には邪魔にしかなっておらず、魔物以上に被害を出すこともあり、謎のキノには嫌われている。銃弾を剣で弾いたり、トマトやシルクのマントで防いだりする。ティーに対してはトラウマがあり目にすると悲鳴を上げて動けなくなる。
犬山・ワンワン・陸太郎(いぬやま・わんわん・りくたろう)
木乃のクラスの転校生。白髪の美少年でありクラスの女子を虜にした。本人は木乃にアタックを繰り返してるが無視されている。静に敵意をむき出しにし、隙あれば倒そうとする。
ワンワン刑事(わんわんでか)
黒ずくめのサングラス少年。正体は一応不明になってはいる。サモエド仮面に対し敵意をむき出しにする。銃七乗の拳法の使い手で木乃同様銃の扱いはかなりのもの。謎のキノからは好意的にみられている。
黒島 茶子(くろしまちゃこ)
2巻より登場。学園に英語の教師として赴任してくる。非常に陽気な性格で陸太郎を気に入り授業中常に陸太郎の頭に顎を載せながら授業している。学園長を脅しすぐやる部を設立し木乃・静・陸太郎を入部させる。実は政府直轄の対魔物特殊部隊「KAERE」のリーダーであるが弱い。彼女が何かを言い出すのが物語のきっかけになることが多い。
ティー(てぃー)
白髪にエメラルドグリーンの瞳を持つ寡黙な十二歳程度の少女。マークⅡ手榴弾を使いこなす。戦闘シーンに突然現れる。サモエド仮面から恐れられているが、本人は助けたり心配したりしている。ワンワン刑事の背中に飛びつき、頭に顎を載せたり頬ずりしたりする。
沙羅(さら)
4巻より登場。中等部一年生。そばかす顔のおさげ娘。大人しそうなどこにでもいそうな子であるがその正体は国民的人気アイドル歌手アネッテ・原見の歌唱役であった。エリアスとはラブラブカップル。
エリアス(えりあす)
4巻より登場。中等部一年生。金髪の男子生徒。臆病な性格だが沙羅への思いは強く、彼女を守るため魔の誘いにより魔物になって戦った。自らの思いの力で戻ったもののその後も木乃と張り合うぐらい大食いになったり人間離れした力を見せたりする。
帆戸(ほと)
5巻のラストに登場。本格的な登場は6巻から。高等部二年生。長い黒髪でいつも黒いタイツを履いている。写真愛好会唯一の生徒。オリンパスE-5を愛用している。銀河特操・フォトンへ変身し魔物と戦う。キレると言葉遣いがかなり悪くなる。
ソウ(そう)
バイクを模したしゃべるキーホルダー。銀河共和国の警察機構から地球を守るため遣わされた公務員。
イーニッド・スミス
3巻に登場。金髪美少女のアニメオタク。アメリカの大企業CEOの娘で学園に短期留学にやってくる。
おばあちゃん
北海道在住の木乃の祖母。明るい性格。美老婆銃士「ヴァヴァア・ザ・スーパー」に変身する。作中最強人物であるがお化け嫌い。各地で武勇を轟かせており、国内外で何度も映画化されている。
関連静画
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関連項目
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