安田宇里亜とはPSPのゲームソフト、遊戯王タッグフォースシリーズに登場する女性モブの1人。
概要
TF4より登場したシティ内陸部(旧名称トップス)に住む裕福な家庭に生まれた少女。父親は高名な映画監督らしいのだが両親共に海外勤務の為に離れ離れに暮らしているとのこと。
名前の字里亜からわかるだろうが、三幻魔の一角である神炎皇ウリアを意識して生み出されたキャラクターである。モブが全員使い回しグラフィックだったTF4時代では特徴的なのは名前と使用デッキくらいなものだったのだが、続編であるTF5からは固有グラフィックを会得。紅色で長めのツインテールという増々ウリアを意識した見た目に変わっている。モンスターすら擬人化して幼女にしてしまうとはスタッフは何を目指しているのだろう。
上述した家庭環境の関係から他人の愛情に飢えていることに加え、肝心の両親からは寂しい思いをさせないことへの言い訳として望む物は何でも買ってもらっていた影響からとてもワガママな性格になったとのこと。孤独を恐れ、守ってくれる人がいないことに不安を感じる。おまけにTF6では家庭の事情から苗字が変わっているなど、見た目に反して抱えている事情はなかなかにブラックだったりする侮れないキャラ。まあコナミがあのパワポケの製作元でもあることを考えると妙に納得してしまうというか。
女性であればツンデレだろうと堅物だろうとヤンキーだろうと誰でも虜にするコナミ君故に当然彼女も例外ではない。というより両親に代わる甘えさせてくれる対象としてかなり積極的なスキンシップを取ってくる。TF6の冒頭では苗字が変わったことで気づいてもらえないんじゃないかということを酷く恐れていたくらいである。イベント会話ではコナミ君との会話を楽しむ以外に、両親との思い出を寂しげに語ったりするなど所々で重い。
他にも試合前に遊戯王カードに関する内容で指切りを交わしてくるというのも特徴の一つ。デーモンの斧で千殴りだの、おジャマ・イエローと接吻だの、ゴキボール敷き詰めだの、拷問部屋に千時間、千本ナイフを文字通り千本飲みとか可愛い顔に反して内容がかなりエグいのだけど。
そして何とTF6のラストでは母親と一緒に遠くの街に引っ越して暮らすことになり、コナミ君とはもう一緒にいられないということを涙ながらに明かすというまさかのバッドエンドである。
プロフィールには母親手作りのおにぎりが大好物と書かれているのだが、「もう何年も食べていないしこの先食べる機会もないのだろう」などという悲惨なことまで書かれている始末。
海外在住で会えない両親、寂しさの埋め合わせが物を買ってもらうこと、家庭の事情で変わった苗字、母親と一緒に暮らすと決まった筈なのにもう食べる機会の無いおにぎり、等々考えれば考えるほど黒い想像が絶えなくなってしまうという色々な意味で危ないキャラと言えるかもしれない。
彼女が「遠くの街」で平和に暮らしていることを願うばかりである。できればハートランドシティか舞網市で。
使用デッキ
名前からわかると思うが使用デッキも当然【神炎皇ウリア】を出すことに特化したデッキとなっている。
TF4ではAIがかなり残念仕様で罠カードを墓地送りにすることをやたらとケチる所為で滅多にウリアを出そうとしなかったのだがTF5以降では激変。場が整っていればすぐにウリアを呼ぶようになり、低めのデッキレベルに反してなかなかに侮れない相手へと変わっている。
タッグフォースには幻魔専用のチートドロー補助フィールドである失楽園の存在もある上、切り札のウリア以外にもガイウスやライザーといった優秀な帝が投入されていたりもするので、舐めてかかるとキ〇ガイ染みた火力のウリアがいながら手札が4、5枚残っているなんていう絶望的な状況になることも珍しくなかったりする。
だがTF6では「マスタールール2」導入に伴い、ウリアの効果が優先権を取れなくなったため、肝心のウリアを真っ先にぶっ殺される事例も多数報告されている。
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関連項目
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