「あんたが指揮官?今日から私があんたは監督するわ、ちゃんと職務に……包子(バオズ)!コホン、に、肉まん?ど、どうも、頂くわ」
寧海(アズールレーン)とは、寧海級巡洋艦1番艦『寧海(にんはい)』をモチーフとしたアズールレーンの登場キャラクターである。
遅い!どこで油売ってたの?え?食べ物持ってきた?…まあ概要を始めなさいな…
KAN-SEN名 | |
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寧海 ROC Ning Hai |
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基本情報 | |
所属 | 東煌 |
艦種 | 軽巡洋艦 |
レアリティ | SR→SSR |
CV | 三宅麻理恵 |
イラスト | 近所黒モモ |
艦歴 | |
国籍 | 中華民国 |
出身地 | 日本, 兵庫県相生市 |
造船所 | 株式会社播磨造船所 |
艦級 | 寧海級軽巡洋艦1番艦 |
進水日 | 1931年10月10日 |
就役 | 1931年-1937年(中華民国軍) 1938年-1944年(大日本帝国軍) |
最期 | 1944年9月19日(沈没) |
備考 | |
東煌に所属する軽巡洋艦。ケチ臭い倹約家で肉まんが大好きな中国艦姉妹の姉。節約は海軍復興のためであるらしく、面倒見の良いしっかり者。ただし肉まんにはかなりの高確率で釣られる。チョロい。一緒にいるパンダは寧寧(ニンニン)というらしい。改造後の絵ではイカしたサングラスを手に持っているが、平海のパンダを見るに某天元突破するドリルアニメの主人公が元ネタと思われる。
妹の平海以外では同じ東煌艦の逸仙や、中秋イベントでは多くの重桜艦との交流が描かれた。特に逸仙は彼女の姉貴分でよくからかわれているらしい。春節イベントでは、新たに登場した東煌の駆逐艦たちと楽しくお絵かきする姿が描かれている。そして、イベント中のゲーム立ち上げ時の画面では、平海と中秋節と同じ衣装でキマシタワー状態の絡みを見せている。ちなみにお酒が飲める年齢とのこと。
黒髪を二つに括っている。瞳は赤紫。金の龍が刺繍され、胸元が白いひだ付きの胸当てになっている紫のチャイナ服の上からファー付きの白いコートを身に付けている。靴下はニーハイソックスを片方だけ履いているが、妹と二人で一足らしい。体型は俗に言うトランジスタグラマーである。
期間限定衣装として水着衣装『食欲の夏!』と中秋節衣装『月宮の玉兎』が実装されている。春節イベント中は『月宮の玉兎』が再販中にゃ。前に買い逃した指揮官は急ぐことにゃ。現在はどちらも通常販売されているので、いつでもショップへどうぞにゃ。
水着衣装『食欲の夏!』は紫の大胆ビキニ。布面積が小さく、かなり際どい。羽織っているファー付きコートは水色。頭に掛けたサングラスとビーチパラソル、小脇に抱えたパンの紙袋、厚底ビーチサンダルがワンポイント。なぜか手袋を履いている。
中秋節衣装『月宮の玉兎』は紫のチャイナ風バニーガール(ハイヒール&タイツ)と白いファー付きコート。髪は二つのお団子にしており、背景には金木犀が散りばめられている。フェチ度が凄い(タイツ脚、タイツ尻、脇腹、横乳、下乳、脇など)。
2019年10月31日には、アイドルイベント「激奏のポラリス」に伴い、アイドル風着せ替え「東煌シスターズ!・N」が実装されている。妹の平海も「東煌シスターズ!・P」が実装されている。なんだかレトロフューチャーなデザインで、最大の特徴は下乳からお腹にかけてのシースルーデザイン。Live2Dによるアニメーション、そして追加ボイスもセットで大変お得にゃ。この可愛らしさにやられてしまった指揮官は是非姉妹揃って買い揃えようにゃ。
2020年1月21日には、春節着せ替え「新年旅行in重桜」が実装されている。やはり平海も、「グルメ大遠征in重桜」が実装されている。まさに二人共重桜の観光を満喫している様子である。この楽しい姿に加わりたい指揮官は、またも姉妹揃って買い揃えようにゃ。
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2020年5月28日には、大陸版3周年パーティー着せ替え「ゴージャス・ヴァイオレット」が実装された。平海も「デリシャス・クリムゾン」が実装されている。
今回は残念ながら姉妹揃ってLive2Dとはならなかった(平海のみ)が、髪を下ろして胸部装甲をゴージャスに強調した寧海も魅力たっぷりである。やっぱり姉妹揃って買い揃えをおすすめにゃ。
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私自身が強くなることより、指揮官と艦隊が強くなるのを見たいわ
実装当初は軽装甲が多い軽巡洋艦の中では珍しい中装甲の持ち主だった。しかし耐久、速力共々姉妹揃ってワーストの値だったのであまり意味がなかったと言える。2018年4月19日に装甲が軽装甲に変更されたことで、榴弾ダメージが増加する代わりに魚雷ダメージを軽減できるようになった。
所持するスキルが重桜艦特攻であるため、育て上げれば通常海域の攻略や周回で非常に役に立つ。燃費も低いのでとても経済的。また逸仙及び妹の平海と編成することで、スキルバフの重ねがけによりゲーム内屈指の火力と全前衛艦中最強の生存性を獲得することができる。
入手段階で所持しているスキルは「姉妹の絆」と「東煌のために」の2種類。前者のスキルは妹の平海と編成することで、自身の火力を最大35%上昇させることができる。妹共々速力が低いために機動性を犠牲にすることになるが、その代わりにトップクラスの火力上昇効果を得られる。後者のスキルは重桜艦に対しての与ダメージが最大25%上昇する。スキルの分類上他のバフスキルと重複させることができ、その効果は攻撃の種類に限定されない(砲撃・雷撃どちらでもOK)。
更に改造を行うと、戦術啓発で新たなスキル「尚武の魂」を習得できる。効果は速力が最大8上昇し、更に火力が最大で15%上昇するというもの。速力は元から低いこともあって精々重巡以上軽巡未満の位置に落ち着くが、火力の方は軽巡トップクラスになる。
以上の3つのスキルにより、寧海級姉妹の通常海域における燃費に対するダメージ効率は破格のものとなっている。しかし前述の通り、姉妹共々速力が遅いことに加えて耐久も非常に低いため、二人だけでは高難度海域で運用するのは難しい。そこで寧海級姉妹限定でダメージ軽減&回避率アップのバフを与えるスキル「東煌の絆」を持つ逸仙を加えることで、耐久面での弱点を克服することが可能となる。つまるところ、寧海級&逸仙は3人揃って初めて真価を発揮する艦船なのだ。
もちろん寧海級姉妹を改造するための設計図や資材、スキルレベルを上げるための戦術教科書や必要時間を膨大に要求されるため、理想形になるまでには多大な労力を必要とする。しかし育てきった暁には、彼女ら3人は通常海域に置いて無類の強さを手に入れることになるだろう。
艦歴を資料にまとめたわ。肉まん何個ぐら…コホン!はい、これよ
元ネタは中華民国海軍の寧海級巡洋艦1番艦「寧海」。中華民国からの要請により日本の播磨造船所が建造した日本製の艦艇である。1931年2月20日起工、同年9月30日進水、1932年7月30日竣工。軽巡洋艦の全長の平均はおよそ170~180mなのに対し、寧海級は僅か106m。これは駆逐艦・ラフィーと同じ大きさで、なんと綾波(118m)より小さい。寧海姉妹が幼い外見なのは恐らくこれが理由だろう。寧海の胸はヘタな軽巡よりデカイけど。
日本の軽巡洋艦のプロトタイプである「夕張」の設計を元にしており、中華民国は揚子江沿岸部の警備活動を主な用途として想定していたため、そのコンセプトは「海防戦艦の軽巡洋艦版」といったものとなっている。大型駆逐艦並みの大きさであるが、一端の軽巡洋艦程度の強武装を有しており、水上機運用も考慮しているなどの先進性も組み込まれていた。ちなみに寧海は進水までにおよそ8ヶ月を要しているが、これは造船ノウハウが豊富だった播磨造船所が建造したからであり、中華民国がほぼ独力で建造した2番艦の平海は進水までに51ヶ月もの時間を要している。
竣工後も日本から続々と武装が届くはずだったが、日中関係の急速な悪化により当初予定されていた武装が届かなくなり、上海の外資系企業を通して欧州から代用品を輸入せざるを得なくなった。しかも全ての武器や設備を補えた訳ではなく、寧海の性能は本来のものより低下する事となる。
竣工前年の1939年9月18日に起こった満州事変、1932年1月28日に起こった第一次上海事変による日中関係悪化の中、中華民国に引き渡されて中華民国海軍の旗艦となる。
1933年11月22日に反蒋介石を掲げる福建人民革命政府が樹立。これに対し南京政府は革命政府を討伐すべく、寧海以下水上艦8隻を福建沖に派遣し海上封鎖を実施。翌1934年1月、革命政府は崩壊した。
1934年6月5日には王壽廷少将率いる練習艦隊に編入された。同年の東郷平八郎元帥の国葬の際に日本に派遣されたが、6月5日の国葬には間に合わず、儀仗隊を下関から列車で東京に向かわせて弔意を示した(結果的に本艦の横浜入港は6日となってしまった)。
1937年7月7日に日中戦争が勃発。その真っ只中の1937年9月20日、日本軍は南京攻略の脅威となっていた揚子江に停泊中の中国海軍巡洋艦2隻(寧海と平海)および所在艦艇に対する航空攻撃を下令。悪天候による1日の攻撃中止を挟むも、9月22日~9月23日にかけて空母加賀の航空部隊による波状攻撃を実施し、その結果揚子江沿岸所在の4隻(寧海、平海、應瑞、逸仙)は戦闘能力を喪失した。寧海は60kg爆弾4発と水中有効弾5発を受け座礁。
同年12月4日、第24駆逐隊と共に南京を目指して揚子江を遡上していた砲艦『保津』によって艦体の調査が行われる。淡水域での座礁ということで損傷が少なかったことから、日本軍は寧海の再利用を決定。南京攻略後の1938年5月4日、平海と共に浮揚作業が行われ、生誕の地である日本の播磨造船所に曳航された。
1938年7月11日、艦名を仮称の「御蔵」とした上で改装を開始。河川でしか運用できない構造を見直し、海防艦にする方向で工事が進められる。大東亜戦争勃発により造船所が忙殺されたため、一時期工事が中断されるも、1944年6月1日に海防艦「五百島(いほしま/いおしま)」として無事改装が完了した。
1944年6月1日、大日本帝国海軍に編入。後に平海こと海防艦「八十島(やそしま)」も同じく編入されている。物資輸送任務や海上護衛任務に従事するが、同年9月19日に父島に移動途中に潜水艦・シャードの雷撃により沈没。もう少し生き永らえていれば、妹と共に巡洋艦に昇格して第一輸送戦隊の旗艦になる予定だった。同年11月10日に除籍。
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