「小野寺丈」(おのでら・じょう)とは、石ノ森章太郎原作のTVドラマ「HOTEL」の「北山修二」役や「おみやさん」の「茅野太一」役の他、「ウルトラマンダイナ」の「ナカジマツトム」隊員役等で知られる俳優である。
俳優の他に、脚本や小説の執筆や三遊亭円窓を師匠とする落語家「三流亭舞大」の顔を持つ。
概要
父は萬画家「石ノ森章太郎」。弟は石森プロ代表「小野寺章」。1999年にタレント「白石さおり」と結婚し二児を設けている。
幼少時に、「仮面ライダー」のマスクデザインについて数パターンの中からどれがいいかを父から聞かれ、仮面ライダー1号のマスクとなるデザインを選んだとされる。
日本大学芸術学部映画学科在学中に「劇団JOE Company」を旗揚げし、俳優としての出演の他、脚本・演出を手掛けた。
大学を中退後に、下町の玉三郎こと「梅沢富美男」が所属する大衆演劇「梅沢武生劇団」に籍を置いて芸を磨いた。
1983年のTVドラマ「胸さわぎの放課後」や、1985年のTVドラマ「スケバン刑事、スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」にレギュラー出演。
1997年には、円谷プロのウルトラシリーズ「ウルトラマンダイナ」にスーパーGUTSの「ナカジマツトム」隊員役を演じ、フライドチキンの大食いが趣味な食いしん坊ながらメカニックや分析面でチームを手助けするサポート役を好演した。
※2012年公開の映画「ウルトラマンサーガ」では、2001年以来のナカジマ役で出演している。
TVドラマ・映画・舞台に出演して俳優として活躍している他、落語家として高座に上がったり、30代ぐらいまでは渋谷のライブハウスに出演するバンドのボーカルを務めて「イカすバンド天国」にも出演する等、幅広く活動している。
- 星雲仮面マシンマン
- 仮面ライダーBLACK RX
- HOTEL
- おみやさん
- まんがビデオ仮面ライダー
にのみ出演しており(「HOTEL」と「おみやさん」にはレギュラー出演している)、
また2006年には、父が遺した「サイボーグ009」を完結させる為の小説「2012 009 conclusion GOD'S WAR」を執筆・刊行している(全3巻予定)。
なお、2008年にNHKBS「とことん石ノ森章太郎」にて、石ノ森章太郎の話をするのを最後とし、息子である事を公言しないようにすると述べ、現在のプロフィールには父についての事は一切記載されていない。
石森プロについても、後を継ぐ気が無いとの事で弟の小野寺章が代表を務めている。
主な出演作品
ナカジマツトム隊員役
特撮作品
- 星雲仮面マシンマン(亀太)
- 仮面ライダーBLACK RX(吾郎)
- 特救指令ソルブレイン(犬山)
- 特捜ロボジャンパーソン(工藤)
- ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人(カザハヤ)
- ウルトラマンマックス(山口武雄)
- 大決戦!超ウルトラ8兄弟
TVドラマ
情報バラエティ
脚本
※その他の出演作品については wikipediaの関連項目参照
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関連項目
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