小野寺晴道（おのでら・はるみち）とは、出羽国の戦国武将である。
概要
小野寺稙道の子とも叔父とも弟とも言うがよくわからない。稲庭小野寺家の祖である。子に小野寺道綱がいる。（源平合戦～承久の乱で活躍した人と同姓同名）道綱に関しては『道縄』とも表記される？
上野守と称した。（あれ？新王任国だから上野介じゃ………、とお思いの人もいるが、上野守は平将門がやらかしたため、そう称した？）
当初は『道俊』という名前であり、将軍・足利義晴より一字を賜ったものと思われる。諸説あるために兄が誰なのか不明なのであえて書かないが、兄一家が将軍家に直接仕えていたため、領内で政務を主とした領国経営を行っていた。のちに小野寺稙道が帰国したため実権を稙道に戻して自らは稲庭城に戻ったという。
稙道の死後はその子・小野寺輝道を保護したというがよくわからない。
『神尾町遺事廿七箇条』によれば晴道の死後に内乱が勃発とあり、更によくわからない。（小野寺中書とは下野小野寺氏の人物のことだが、誰にあたる人物だろうか？）
系図から見た晴道
出羽小野寺氏版
（生没年不詳）系図上では小野寺孫四郎の子。稙道の弟。当初の名前が道俊となっている。
１２代将軍・足利義晴から偏諱を受け、道俊から晴道へと改名した。稲庭城に拠って稲庭小野寺氏を興した。
仙北小野寺氏版
信長の野望では仙北小野寺氏を採用している。小野寺稙道の名も小野寺惟道となっている。（信長の野望・蒼天録でも稙道の名前は惟道となっている。）
但し、後述の列伝にある兄・稙道は『景道』という名となっている。
ともあれ、惟道が在京している間、小野寺家の政務を行っていた。
1514年没のため、将軍義晴からの偏諱の事実はないものとされている。
稲庭小野寺氏版
（？～1550）小野寺孫四郎の子。稙道の弟。出羽小野寺氏版とほぼ同じ系図となっている。
1496年生まれか。出羽小野寺氏版と違う点は没年が判明していること。
稲庭小野寺氏は晴道を初代とし、小野寺氏が改易で滅亡するまで４代続いた。
補足
「信長の野望」（PC）シリーズにおける小野寺晴道の能力一覧。
『小野寺家臣。稲庭小野寺家の祖。兄・稙道の死後、足利将軍家に仕えていた甥・惟道の名代として、小野寺家の政務を司った。惟道の帰国後、隠退し剃髪した。』
と列伝はなっているが上述にあるように人物関係がなんのこっちゃようわからん。
生没年も1449年生まれ1514年没となっており、小野寺泰道の子とされている。
| 軍事能力 | 内政能力 | |||||||||||||
| 戦国群雄伝(S1) | 戦闘 | － | 政治 | － | 魅力 | － | 野望 | － | ||||||
| 武将風雲録(S1) | 戦闘 | － | 政治 | － | 魅力 | － | 野望 | － | 教養 | － | ||||
| 覇王伝 | 采配 | － | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | 野望 | － | ||||
| 天翔記 | 戦才 | － | 智才 | － | 政才 | － | 魅力 | － | 野望 | － | ||||
| 将星録 | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | ||||||||
| 烈風伝 | 采配 | － | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | ||||||
| 嵐世紀 | 采配 | － | 智謀 | － | 政治 | － | 野望 | － | ||||||
| 蒼天録 | 統率 | 57 | 知略 | 31 | 政治 | 64 | ||||||||
| 天下創世 | 統率 | － | 知略 | － | 政治 | － | 教養 | － | ||||||
| 革新 | 統率 | － | 武勇 | － | 知略 | － | 政治 | － | ||||||
| 天道 | 統率 | － | 武勇 | － | 知略 | － | 政治 | － | ||||||
| 創造 | 統率 | － | 武勇 | － | 知略 | － | 政治 | － | ||||||
関連項目
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